【9つのバストタイプ別】おすすめのブラジャー!選び方のポイントも解説
ブラジャーによってバストの形が決まると言っても過言ではないほど、ブラジャーはバストアップにおいて大切な役割をしています。
自分のバストに合ったブラジャーを着けることは、形の良いバストを育てていく上でとても重要です。
今回は、バストの9つのタイプ別に、おすすめのブラジャーを紹介します。
ブラジャー選びのポイントや、ブラジャーの正しい着け方もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
バストの9タイプ別おすすめのブラジャー
バストは、9つのタイプに分類でき、自分のバストのタイプを知ることで、どんなブラジャーを選べば良いのか検討を付けやすくなります。
どのタイプに当てはまるか、チェックしてみましょう。
①ラウンド(バルーン)
バストの上部から膨らみがあり、丸みのある理想のバスト。
ハリがあり、健康的で若々しい印象です。
自分でバストを支える力が強いラウンド型は、どんなブラジャーでもOK。
②ティアドロップ
全体的に丸みがあるものの、バスト上部のボリュームが少なく、バスト下部にボリュームがあるタイプ。
ティアドロップは、おおよそDカップ以上のバスト。
Cカップ以下の場合は、⑧スレンダーに分類されます。
ラウンド型と同じように、どんなタイプのブラジャーでも合うバスト。
③ベル
ティアドロップよりも、さらにバストの上部に厚みがなく、下にボリュームがあるタイプ。
バストはしっかりとあるのに、デコルテがすっきりしているのが特徴です。
バストのサイズはおおよそDカップ以上。
Cカップ以下の場合は⑧スレンダーに分類されます。
バストのボリュームがあるので、アンダーがしっかりしたブラジャーを選びましょう。
U字ワイヤーで、バストを下から持ち上げてくれるものがおすすめ。
ストラップは太めのものを選ぶと、肩の食い込みを防げます。
④サイドセット(スペース)
バストとバストの間が空いていて、谷間ができにくいタイプ。
バスト同士が、指2〜3本離れている場合はサイドセットです。
バスト同士は離れているものの、バスト自体はふっくらハリがあるのが特徴で、サイズはおおよそDカップ以上。
⑤のイーストウエストと違って、バストトップは横向きというより、どちらかというと正面を向いています。
両サイドからバストを寄せやすいL字ワイヤーを使った前中心が低めのブラジャーや、フロントホックのブラジャーがおすすめ。
⑤イーストウェスト
バストトップがそれぞれ外に向いているタイプ。
バスト同士も離れていて、谷間が作りにくいのが特徴です。
サイドセットと同じように、バストを両サイドから集めてホールドしてくれるブラジャーがおすすめ。
⑥リラックス
授乳や加齢によって下垂したバスト。
バストトップが下を向き、バストにハリがない状態です。
脂肪が柔らかくなっているのも特徴。
カップの面積が広く、柔らかくなったバストを支えてくれるフルカップブラがおすすめ。
ワイヤーがしっかり入っていて、ホールド力が高いものを選びましょう。
⑦アスレチック(アスリート)
バストは小さめで筋肉質、硬めなのが特徴です。
バストが縦よりも横に広い印象を受けるバスト。
Cカップ以下である場合が多い傾向にあります。
カップの浮きが気になることが多いので、カップが浅めのブラジャーを選びましょう。
ワイヤーの幅は広めのものがおすすめです。
⑧スレンダー
全体的なバストのボリュームが少なく、デコルテやバスト上部にボリュームがないのが特徴です。
バストが横よりも縦に長く、Cカップ以下のバスト。
Dカップ以上は②ティアドロップか③ベルに分類されます。
バスト上部のボリュームが少ない分、カップが浮きやすいスレンダー。
ブラジャーを購入する際には、ワイヤー幅とカップの深さが自分のバストに合っているかをよくチェックすることが大切です。
⑨アシンメトリー
左右のバストに1カップ以上の差があるバスト。
バストに限らず、誰しも体には左右差があるもの。
左右差があっても目立たない場合もあります。
また、ブラジャーで目立ちにくくすることも可能です。
ブラジャーは、大きい方のバストに合わせるのが鉄則です。
左右差が大きい人は、小さい方のバスト側にパッドを入れて、調整しましょう。
パッドを入れないと、小さい方のバストがブラジャーの中で動いてしまい、型崩れや下垂に繋がります。
ブラジャー選びのポイント
ブラジャーをなんとなく選ぶのではなく、いくつかのポイントを押さえて選ぶことで、自分に合ったブラジャーを選びやすくなります。
ここで紹介する6つのポイントを確認しておきましょう。
①ワイヤー
ブラジャーに入っているワイヤーには、U字ワイヤーとL字ワイヤーの2つの種類があります。
U字ワイヤーの特徴は、バストを下から持ち上げて、しっかりホールドしてくれること。
U字ワイヤーを使っているブラジャーが主流なので、選択肢が多いのも特徴。
バストをボリューミーに見せたいときや、しっかり持ち上げたい時におすすめです。
L字ワイヤーの特徴は、バストを両脇から寄せて谷間を綺麗に見せてくれること。
胸元の開いた服を着るときなど、谷間を作りたい時におすすめです。
また、バストのボリュームを押さえて見せたい人にもぴったり。
L字ワイヤーのブラジャーは、前中心は低くなっているので、ワイヤーの痛みを感じにくい作りになっています。
通常のワイヤーの前中心が胸骨に当たって痛いと感じる人は、L字ワイヤーを試してみてください。
ブラジャーを選ぶ際には、ワイヤーの形だけでなく、幅もチェックするのがポイントです。
同じカップ数でもブラジャーによって、それぞれワイヤーの幅が広いものや狭いものがあります。
自分のバストに合う幅のブラジャーを着けることが、美しいバストを作る第一歩です。
②カップ
同じカップ数でも、ブラジャーによってカップの深さが異なります。
ブラジャーを選ぶ時には、いくつかのブラジャーを比べて、自分のバストに合う深さのカップを選びましょう。
③サイドベルト
サイドベルトの太さもブラジャーによってそれぞれ異なります。
サイドベルトが太いものは、脇高とも言われ、ホールド力が高いブラジャーです。
サイドベルトが細いブラジャーは、背中の肉質が柔らかくなってくる30代以降が着用すると、背中の段差ができる原因にもなりますので注意が必要です。
30代以上の方は、ホックが1段のものではなく、2段〜3段のものを選びましょう。
④ストラップ
ストラップの太さは、細いものよりも太いものの方がバストを支える力が強いブラジャーです。
ストラップが1〜1.5cmほどあるものだと、肩に食い込みにくく、ボリュームのあるバストもしっかり支えてくれます。
人によって、太すぎるものを使うと肩こりの原因になる場合もありますので、気を付けましょう。
⑤サイドボーン
左右のカップの外側、脇の下の辺りに、サイドボーンと呼ばれるサポートが入っていると、バストが脇や背中に流れにくくなります。
サイドボーンが入っていないブラジャーや、硬さ、本数などもブラジャーによって異なります。
バストを流れにくくするには、サイドボーンが1本以上入っているものがおすすめ。
サイドボーンが肋骨などに当たって痛みを感じないかもチェックすべきポイントです。
⑥必ず試着する
ブラジャーを選ぶ際には、①〜⑤の項目について、実際に試着しながらチェックしましょう。
着け心地は良いか、不快に感じる部分はないか、バストの形は綺麗な丸みを帯びているか、バストが正面を向いているかなども合わせてチェックしてみてください。
ブラジャーの正しい着け方
正しくブラジャーを着けるには、着けるときの正しい手順を覚えることが大切です。
以下の4つの手順を確認しておきましょう。
正しい手順で着ける
正しくブラジャーを着けるには、着けるときの正しい手順を覚えることが大切です。
以下の4つの手順を確認しておきましょう。
- ブラジャーのストラップを肩にかけて、アンダー部分を持ち、体を前傾させてバージスラインに合わせます。
- 前傾したままホックを留めます。
- 前かがみの姿勢のまま、右手で左のバスト全体を包み込みながら持ち上げ、バストをカップに収めます。反対も同様に行いましょう。
※バストに左右差がある場合には、「小さいバスト→大きいバスト→小さいバスト」の順に入れ込むと綺麗に収まります。 - ストラップの調整が必要であれば行います。
正しい位置で着ける
ブラジャーを正しい位置で着けられている人は少なく、低い位置で着けている人がほとんどです。
正しい位置は、バストをしっかり持ち上げた位置。バストが元々ある位置で、バストにブラジャーを被せるように着けている人が多いのが現状です。
バストを持ち上げないで着けてしまうと、バストが下へ下へと下がってしまいます。
正しい位置の目安は、ブラジャーのカップとストラップの境目が脇の下にぴったり付くくらい。
ストラップの長さやアンダーのきつさを正しく調整することで、バストを持ち上げた位置でキープしやすくなります。
正しいきつさで着ける
ブラジャーを正しく着けるための、アンダーとストラップの正しいきつさを解説します。
アンダーは、背中部分に指3本、その他の部分に指2本入るのが正しいきつさ。
ゆるすぎるとバストをしっかりホールドできず、きつすぎると血行不良になるので注意が必要です。
ストラップの正しいキツさは、肩とストラップの間に指1本がすっと入るきつさ。
ストラップが肩からずり落ちるのはゆるすぎるサイン、ストラップが肩に食い込んでいるのはきつすぎるサインです。
自分のバストに合ったブラジャーで美バストを作ろう
ブラジャーは、綺麗なバストを作る要。
下垂や横流れしていない美しいバストをキープするためには、自分のバストに合ったブラジャーを正しく着けることが大切です。
自分のバストタイプを知り、今回紹介したポイントを意識してブラジャーを選んでみてください。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |