ストレスがバストに与える影響は?バストアップにおすすめなストレス解消法を紹介
私たちの体と心は日々ストレスを受けています。
仕事のプレッシャー、家事・育児におけるストレスは、体のあらゆる部分に影響を与え、バストとも関係も例外ではありません。
今回は、ストレスがバストに及ぼす影響と、バストアップをサポートするためのリラックス法について解説していきます。
ストレスとは
ストレスは、体が危険や脅威を感じた時に、自らを守るための自然な反応です。
しかし、長期的なストレスは心身に悪影響を及ぼし、様々な健康問題を引き起こすことがあります。
ストレスによる健康問題は、例えば、ホルモンのバランスの乱れ、消化不良、睡眠不足、免疫機能の低下などがあります。
ストレスがバストに与える影響
ストレスはホルモンのバランスを乱し、乳房組織の働きに影響を与えることで、バストの成長や修復を妨げます。
また、ストレスを感じると筋肉が硬くなったり、縮こまった姿勢になったりすることも、バストが育ちにくくなる原因です。
ストレス解消法
おすすめのストレス解消法を紹介します。
自分で好きなものを選んで、毎日の生活の中に取り入れてみましょう。
深呼吸
深呼吸はストレスを軽減するのに非常に効果的です。
深く息を吸い、ゆっくりと吐くことで、自律神経系が調整され、リラックス効果を得られます。
ストレスが溜まった状態だと呼吸が浅くなり、バストの土台となる肋間筋が硬くなるので、定期的に深呼吸をして胸の筋肉をストレッチすることが大切です。
運動
ストレスを解消するには、運動もおすすめです。
運動により、体内のエンドルフィンという「幸せホルモン」が分泌され、ストレス感が減少します。
ウォーキングをしながら自然に触れることで、さらにリラックス効果が得られます。
<バストアップに効果的な運動>
ストレス解消のための運動ではありますが、バストアップ効果のある運動を行うことで一石二鳥になり得ます。
以下の運動をぜひ取り入れてみてください。
プッシュアップは胸筋を強化する効果的なエクササイズです。
一般的なプッシュアップや膝つきプッシュアップなど、自分の筋力レベルに合わせてバリエーションを選ぶことができます。
このエクササイズは胸筋だけでなく、腕や肩、インナーマッスルの筋肉も鍛えることができます。
ダンベルフライは、ダンベルを使って胸筋を鍛えるエクササイズです。
床に寝て膝を曲げ、ダンベルを持って両腕を広げ、再び中央に戻します。
このエクササイズは、胸筋を広げて強化するのに有効です。
チェストプレスもまた、ダンベルを使用した胸筋エクササイズです。
床に寝てダンベルを持ち、肘を曲げて両手を胸の前で合わせ、その後再び両腕を広げます。
このエクササイズは胸筋を強化し、バストをリフトアップします。
両手をそれぞれの肩に置き、前から後ろに向かって回します。
肩周辺の筋肉を緩めることで、姿勢改善に効果的です。
姿勢が悪いとバストが垂れたように見えますので、バストを綺麗に見せるためにも背筋を鍛えて正しい姿勢を保ちましょう。
瞑想
瞑想は心を落ち着かせ、ストレスを軽減するのに有効です。
瞑想により、思考を静め、深いリラックス状態に入ることができます。
<瞑想のやり方>
瞑想を行う際には、自分自身に集中でき、瞑想を妨げられない静かな場所を選びましょう。
騒音が最小限であることが理想的です。
座る、横になる、歩く、あるいは他の活動中でも瞑想は可能です。
重要なのは、リラックスできる姿勢をとれていて、集中できることです。
ゆっくりと息を吸い、静かに息を吐くことを繰り返しましょう。
これは心と体をリラックスさせ、集中力を“今”その瞬間に集中させることができます。
次に、思考や感情、身体の感覚に注意を向けます。
特定の思考に固執せず、ただそれらを観察するよう意識しましょう。
何か特別なことを得ようと追求しようとせず、自分が感じることをそのまま受け入れます。
心が彷徨い始めたら、少しずつ注意を呼吸に戻します。
瞑想を終えるときは、ゆっくりと身体を動かし始め、周囲を認識します。
ゆっくりと自分の意識を現実世界に戻していきましょう。
瞑想は初めてだと難しく感じるかもしれませんが、1日数分から始めて徐々に長くしていきましょう。
続けることによって、少しずつスムーズに行えるようになります。
焦らずに、自分自身に対して優しく接してみてください。
ヨガ
ヨガにもストレスを軽減する効果があります。
深い呼吸を意識しながらヨガのポーズをとることで、心身のリラクゼーションにつながるのです。
適切な睡眠
良い睡眠はストレスを解消するために、とても重要です。
睡眠中に体は自己修復とリセットを行います。
1日7〜8時間以上の十分な睡眠時間を確保することは大切ですが、質の良い睡眠をとることも大切です。
<睡眠の質を向上させるための工夫>
胃腸に食べ物が残ったまま就寝してしまうと、寝ている間も内臓が働き続けなければならないので、体を十分に休めることができません。
寝る3時間前までに食事を済ませる習慣をつけましょう。
寝る直前まで部屋を明るくしていると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が抑制されてしまいます。
日が傾き始める夕方から、部屋の明かりを徐々に落としましょう。
夕日の色に近いオレンジ色の電気がおすすめです。
人の体は、体温が一度上がって下がる時に眠くなります。
お風呂に入って1時間半〜2時間経つと、体の深部体温がゆっくりと下がってくるので、このタイミングで就寝するとスムーズに入眠できるのです。
お風呂の温度が熱すぎると、交感神経が優位になって眠りを妨げるので、お風呂の温度は39〜40度のぬるめに設定し、15〜20分ゆっくり浸かりましょう。
ブルーライトは、交感神経を優位にして脳を興奮させて、質の良い睡眠を妨げます。
少なくとも寝る1時間前からは、テレビやパソコン、スマホなどの使用を止めましょう。
睡眠の質を高めるには、寝る前に心と体をリラックスした状態にすることがポイント。
心身をリラックスさせるには、読書をする、ストレッチをする、好きなアロマを焚く、好きな音楽を聞くなどが有効です。
人は、目だけでなく皮膚でも光を感じているため、寝室は豆電球などを点けずに真っ暗にして寝ることで、睡眠の質がアップします。
カーテンの隙間から月明かりがほんのり入る程度がちょうど良い暗さとされています。
バランスの良い食事
体と心を健康に保つには、栄養バランスの取れた食事が必要不可欠です。
特に、以下の食材は、ストレス緩和に大きく関わりますので、積極的に摂取しましょう。
ビタミンBは神経系の健康に重要であり、ストレス対策に役立ちます。
全粒穀物、肉、卵、豆類、緑色の葉物野菜などに豊富に含まれます。
オメガ-3脂肪酸は脳を健やかに保つために必要な栄養素で、ストレスや不安を軽減することが研究で明らかになっています。
オメガ3脂肪酸は魚(サーモン、マグロ、サバなど)、亜麻仁、チアシード、ヘンプシード、クルミなどから摂取できます。
カフェインには脳を覚醒させて集中力を高める働きがあります。
しかし一方で、不安やストレスを増加させることもある物質です。
カフェインの摂取量を減らすか、可能なら完全に避けることを検討してみましょう。
カフェインの摂取量は、コーヒーや紅茶であれば、1日2杯程度とされています。
コーヒー、紅茶、緑茶、烏龍茶、エナジードリンクなどにはカフェインが含まれています。
ハーブティー、ルイボスティー、レモン水、麦茶などに置き換える方法も有効です。
カフェインレスの紅茶やコーヒーも販売されていますので、活用してみましょう。
脱水状態は、体にとってストレスとなり、集中力や心地良さを低下させる原因になります。
1日1.5〜2Lを目安に水分を摂取しましょう。
趣味や楽しい活動
楽しい活動や趣味でリフレッシュする時間を作ることも、ストレス解消に効果的です。
例えば以下のような活動があります。
- ・仲の良い友人と話す
- ・ドライブに出かける
- ・カラオケに行く
- ・読書をする
- ・好きな音楽を聞く
- ・映画を観る
セルフケア
自分自身を大切にする時間を持つことも重要です。
セルフケアとは例えば、バスタイム、読書、瞑想、マッサージなど、リラクゼーションを促す活動を意味します。
専門家への相談
必要な場合は、カウンセラーや心理療法士などの専門家に相談することも選択肢の一つです。
過度なストレスによる睡眠障害や、体の不調を起こしている場合には、迷わず専門家に相談しましょう。
上記の方法を組み合わせて、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
重要なのは、自分自身に優しく、必要なときには休息を取ることです。
ストレスと上手く付き合うためには、自分自身の体のサインを理解し、対応することが重要です。
まとめ
私たちが日々戦っているストレスは、過剰になるとバストにとって悪影響となり得ます。
リラクゼーションによるストレス軽減や適切なエクササイズにより、その影響を軽減し、バストアップを促すことができます。
ストレスの解消は、体全体の健康にとって重要ですが、特にバストの健康と美しさを維持するために欠かせません。
日々のストレスから解放され、心身のリラックスを大切にすることで、より健康的で美しいバストを保つことができるのです。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |