- ヒップが立体的で、丸みを帯びている
- ウエストと腰幅の差が短めで、くびれが目立ちにくい
- ひざ上は太めで、ひざ下は細め

【骨格タイプ別】正しいブラジャーの選び方|各バストの特徴とぴったりの下着は?
目次
ブラジャーは毎日着用する分、スキンケアやボディケアアイテムなどと同じくらい使用感にこだわりたいアイテムですよね。
しかし、肝心のブラジャー選びは「難しい」というイメージを持たれがち。実際、バストサロンを訪れる女性からも「自分にぴったりのブラジャーが見つからない…」という相談が数多く寄せられています。
実は、ブラジャー選びでは、デザインやカップサイズだけでなく、自身の「骨格タイプ」を知ることも大切。体型によってバストの形やボリュームの出方が異なるため、骨格に合わないブラジャーを着けるとボディラインが崩れて見える可能性もあります。
そこで本記事では、骨格ストレート・骨格ナチュラル・骨格ウェーブの特徴とそれぞれに合うブラジャーの選び方を詳しくご紹介。自分にぴったりの下着を見つけて、より一層魅力的なシルエットを手に入れてくださいね。
あなたの骨格タイプは?当てはまるものをチェック
骨格タイプとは、生まれ持った骨や筋肉のつき方の違いによって分類される体型のこと。主に「骨格ストレート」「骨格ナチュラル」「骨格ウェーブ」の3種類に分かれており、それぞれ見分けるためのポイントがいくつかあります。
また、これは太っている・痩せているという印象とはまったく関係がなく、骨や筋肉の構造によるものなので、ダイエットなどで変わることはありません。ぴったりのブラジャーを選ぶ前に、まずは自分がどのタイプに当てはまるのかをチェックしてみましょう!
骨格ストレートの人は、全体的にメリハリのある体型が特徴。特に、筋肉がつきやすく、肌にハリがあるため、どちらかといえば下半身より上半身に厚みが出やすい印象です。
また、そのほかにも次のようなポイントに当てはまります。
このタイプの人は、鎖骨があまり目立たず、体に立体感があるところもポイントです。腰の位置が高いため、ボトムスを履いたときには脚が長く見えるシルエットになります。ただし、バストにもボリュームがあるため、合わないブラジャーやトップスを選ぶと「着太り」して見えるケースもあるかもしれません。
骨格ナチュラルの人は、肩や関節がしっかりしていて、骨が目立ちやすいところが特徴です。全体的に身体を支えているフレームが大きめで、スタイリッシュな印象を与えます。
また、次のような特徴を持ち合わせている場合も多いでしょう。
- ひざの皿が大きく、すねの骨やアキレス腱が太い
- ヒップラインが平面的で、骨盤にやや厚みがある
- 背中や肩甲骨の骨が目立つ
骨格ナチュラルの場合は、筋肉や脂肪が身体へ均等につきやすく、すらっとしたシルエットになりやすい印象です。一方で、バストまわりにはボリュームが出にくいため、サイズアップを目指す方も少なくありません。バストの位置は骨格ストレートと比べるとやや低めで、柔らかく横に流れやすい傾向があります。
骨格ウェーブの人は、全体的に華奢で、横からみたときに上半身が薄く見えます。鎖骨が目立ちやすく、ほかの骨格タイプと比べて、バストの位置が低めに見える点も特徴です。
そのほかにも、次のような特徴が挙げられます。
- ウエストと腰幅の差が大きく、なだらかな曲線を描いている
- 太ももが細く、ひざ下にはボリュームが出やすい
- ウエストから腰までの距離が長い
脂肪がつきやすい部位とそうでない部位の差が大きく、女性らしいシルエットになりやすいものの、バストにボリュームが少ないことが悩みの人も多いでしょう。
また、骨格ウェーブはデコルテまわりがスッキリとした印象になりやすく、Vネックのトップスや胸元の開いた洋服を着ると、しっくりこないこともあります。一方で、ウエストにはくびれがあり、ハイウエストのスカートなどをキレイに着こなせる体型です。
骨格タイプ別のバストの特徴
骨格タイプを知ることで、自分に似合う服やブラジャーの特徴がわかります。「なぜか服がしっくりこない」「ブラジャーをつけてもバストが支えられていない気がする」という場合、骨格に合った選び方ができていない可能性も高いでしょう。ここからは、骨格タイプごとのバストの特徴も詳しくご紹介します。
骨格ストレートの人のバストは、厚みがあり、丸みを帯びた立体的な形が特徴です。脂肪がしっかりついているため、ふっくらとしたボリューム感があり、デコルテにも厚みが出やすい傾向があります。
また、ストレートタイプの人は、バストの位置が高めで、触ったときにハリがあることも多いはず。ただし、しっかりとした弾力がある分、ブラジャーの選び方によってはバストが窮屈に感じるかもしれません。特に、締め付けの強いブラジャーを着けると、バストの丸みが潰れてしまい、かえってバストの形を崩してしまうリスクもあるでしょう。
また、バストに重みがあるため、年齢とともに下垂しやすい傾向にある点も注意してください。適切なホールド力のあるブラジャーを選ぶことで、美しいバストラインをキープしやすくなります。
骨格ナチュラルの人のバストは、比較的脂肪が少なく、アンダーバストや鎖骨などのフレームがしっかりしているところが特徴です。そのため、バストのボリューム感には個人差があり、やや平面的に見えることもあります。
また、ナチュラルタイプの場合、バストの位置が低めに見えやすく、ふっくらとした丸みを帯びたバストとは異なる印象に悩むケースもあるでしょう。バストの脂肪が流れやすい分、横に広がった印象になりがちで、合わないブラジャーを着けると、バストがますます外側へ流れてしまいます。
そのため、骨格ナチュラルの人は、バストのサイドからしっかりホールドできるブラジャーを選ぶことが大切。骨がワイヤーに当たって痛くなる可能性もあるので、ノンワイヤーのブラジャーで自然なシルエットを作るのもちょうどよいかもしれません。
骨格ウェーブの人のバストは、鎖骨からバストトップにかけてやや凹んだような曲線を描いており、ボリュームが控えめな印象です。特に、デコルテまわりに脂肪がつきにくく、バストの位置が低めに見えやすいでしょう。
また、ウェーブタイプの人は、バストが柔らかく、ふっくら感が出にくいことも多いため、メリハリのあるボディラインを作るには工夫が必要。特に、バストが小さめの場合、服を着たときにボディラインが平面的に見えやすく、のっぺりとした体型に悩むこともあるかもしれません。
そんな骨格ウェーブの人には、厚みのあるパッドが入ったブラジャーや、下からしっかり持ち上げる補正力のあるブラジャーがおすすめ。全体のボリューム感を出しつつ、バストトップを高くすることを意識すると、より女性らしいシルエットを作ることができますよ。
骨格ストレートに合うブラジャー
骨格ストレートの人は、本来のバストの厚みを活かしつつ、スッキリ整えることを意識すると、より魅力的なシルエットを作ることができます。余計な装飾が少なく、さりげなくホールドできるブラジャーを選ぶと、気になりやすい着太りも防げるはず。特に、次の3つのポイントは骨格ストレートの人にとって見逃せないポイントです。
骨格ストレートの人は、比較的バストにボリュームがある方が多く、しっかりとバストを支えられるブラジャーが必要です。ただし、ブラジャーを選ぶ際には、締め付け感だけでなく、ワイヤーの形状にも注目しましょう。
ブラジャーは、主に「U字ワイヤー」・「L字ワイヤー」・「ノンワイヤー」の3種類に分かれており、ノンワイヤーかどうかは判別しやすいものの、U字・L字の違いはあまり知られていません。
U字ワイヤーは、ブラジャーのカップ部分に丸く「U」の字を描くように埋め込まれており、もともと丸みのあるバストにはしっかりとフィットします。一方で、U字ワイヤーは、バストの下側全体に強いホールド力や圧迫感が出やすいので、バストをスッキリ見せたい骨格ストレートの方にはマッチしません。
そのため、バストの外側から「L」の字を描くように備わっているL字ワイヤーのブラジャーを選んだ方が、バストをしっかり支えつつ、やさしいつけ心地をキープできます。また、L字ワイヤーはバストの位置を自然に整えてくれるので、無理に盛ることなくきれいなシルエットを作れるでしょう。
骨格ストレートのバストは、ふっくらとしたハリがある分、厚めのパッドや過剰な装飾があるブラジャーを選ぶと着太りして見える可能性があります。そのため、自然な丸みを演出したい場合は、カップの表面がつるんとしているサテン素材のものを選んだり、パッドが薄いブラジャーを着けたりするのがベストです。厚みのある生地よりも、なめらかで伸縮性のある生地を選ぶと、肌にフィットしやすく、上半身のラインがきれいに整うでしょう。
また、好みのデザインを選ぶ際には、カップの布面積に注目することも大切。ハーフカップや3/4カップなど、バストが少し露出してしまうタイプのブラジャーは、バストのボリュームを抑えづらく、ブラジャーのなかでバストがズレてしまう恐れもあります。一方で、フルカップやストラップ部分まで生地が広がっているようなデザインのブラジャーを選べば、胸をしっかり包み込めるので、スッキリしたシルエットに近づきますよ。
骨格ストレートの人は、もともと体に厚みがあるように見えやすいため、デコラティブなデザインやレースが多いブラジャーを選ぶと、さらにボリュームが出てしまいます。スタイルアップ効果を期待したい人は、過度な装飾を抑えたシンプルなデザインのブラジャーを着けたほうが、スタイリッシュな印象を演出しやすいでしょう。
特に、骨格ストレートの場合は、脇や背中に余計なボリュームが出ないよう、サイドがスッキリと見えるデザインを選ぶのがポイント。脇高設計のブラジャーや、縫い目の少ないシームレスデザインのものを選ぶと、余分なふくらみが抑えられて、スレンダーな見た目に近づきます。
さらに、装飾などがついていないブラジャーは、上から着るトップスに響きにくいところも着けやすいポイント。最近では、シンプルなデザインのブラジャーもカラーバリエーションが豊富なので、ぜひ気分に合わせてお気に入りの色を選んでみてください。
骨格ナチュラルに合うブラジャー
骨格ナチュラルの人は、バストのボリュームが分散しやすいという特徴があります。そのため、ブラジャーを選ぶときは「形を整えつつ、自然な丸みを作る」ことが大切です。無理にボリュームを出すよりも、次の3つのポイントを押さえて、ナチュラルなシルエットを意識するほうが、持ち味であるスタイリッシュな着こなしができるでしょう。
骨格ナチュラルの人は、バストが横に流れやすいという特徴があります。特に、薄着の季節になると、バストが広がって見えたり、トップが低く見えたりして、理想のシルエットにならないこともあるかもしれません。そんな悩みを解決するには、脇高設計のブラジャーがおすすめです。
脇高設計のブラジャーは、サイド部分の生地が高めに作られているので、バストが横に広がりにくくなります。このホールド力によって、バストが中央に寄りやすくなり、丸みのあるきれいな形をキープ可能です。
また、脇肉をしっかり収めることでスッキリしたシルエットになり、背中や上半身が全体がより引き締まって見える効果も期待できるでしょう。背中のラインがすっきり整うことで、タイトな服や薄手のトップスを着ても、美しい後ろ姿を保てますよ。
骨格ナチュラルは、ほかの骨格タイプと比べて、バストのボリュームに個人差が出やすい体型です。ただ、バストの大きさを問わず骨格のフレームがしっかりしているので、ワイヤー入りのブラジャーを選ぶと、フィット感が強すぎて肌当たりに違和感を感じやすいでしょう。そんなときにおすすめなのが、ノンワイヤータイプのブラジャーです。
ノンワイヤーブラは、ワイヤー入りのブラジャーよりも締め付けが弱く、快適なつけ心地を叶えるところが大きな魅力。骨格ナチュラルの人は肩や肋骨が少し出やすいので、強くホールドするタイプよりも、リラックスできる着心地の方が身体にやさしくフィットするはずです。
また最近では、ノンワイヤーのブラジャーでも、サポート力があるものが増えています。ノンワイヤーとワイヤータイプの中間のようなホールド力がある「ソフトワイヤー」タイプのブラジャーも登場しているため、フィット感を意識しながら、自分に合ったデザインを選んでみてください。長時間着用していても負担を感じにくく、いくつか持っておくと、デイリー使いのブラジャーとして重宝するでしょう。
骨格ナチュラルの人は、バストトップの位置が低く見えがちで、ボリュームも分散しやすい傾向があります。そのため、ワイヤー入りのブラジャーを選ぶ場合は、L字ワイヤーのものでバストをしっかりと中央に寄せることが大切です。
L字ワイヤーは、U字ワイヤーよりもアンダーバストの圧迫感が少なく、ナチュラルなバストラインを作れます。サイドにバストが流れにくい構造なので、バストが脇の方に広がりやすい骨格ナチュラルの人にはぴったりです。
ワイヤーの形状によってバストが中央に集まりやすくなるため、本来あるはずのボリュームをしっかり活かしつつ、美しいデコルテラインを演出できます。特に、フィット感のあるトップスやワンピースを着る際には、スタイルアップ効果を発揮するでしょう。
骨格ウェーブに合うブラジャー
骨格ウェーブの人は、バストの位置が低く見えやすいという特徴があります。そのため、ブラジャー選びでは「ボリュームアップ」・「持ち上げる補正力」・「安定感のあるホールド力」の3つを意識することが大切です。骨格ウェーブの華奢な印象を活かしつつ、少し物足りない部分にボリュームを補うことで、理想的なバストラインに近づきます。
骨格ウェーブの人は、もともとバストのボリュームが控えめなことが多く、ふっくらしたシルエットを作りにくいのが特徴。そのため、ブラジャーを選ぶ際には、厚みのあるパッド入りのブラジャーを活用すると、バストラインを自然にボリュームアップできます。
特に、バストトップが低めの位置にある人は、カップの下側に入っているパッドの厚みに注目してください。パッドがしっかりとカップの下部分に入っていると、アンダーバストやサイドからバスト全体をやさしく持ち上げられます。それにより、デコルテ部分のふくらみも強調されるので、華奢な体型でも立体的なバストラインを作れるでしょう。
ただし、厚みのあるパッドといっても、不自然に大きく見えるものは避けたいところ。自然にバストになじむソフトなパッドや、着け心地の軽いパッドが入ったものを選ぶと、違和感なくボリュームアップできますよ。
骨格ウェーブの人は、バストの位置が低く見えやすいため、下からリフトアップさせるような機能を持つブラジャーが欠かせません。特に、ワイヤー入りのデザインや、補正機能が備わったタイプのブラジャーを選ぶと、バストの高さをグッと引き上げられます。
特におすすめなのは、U字ワイヤーが埋め込まれているデザインのブラジャー。U字ワイヤーは、バストを下からしっかり支えつつ、バストの位置を高く見せる効果も期待できるため、ふっくらとした丸みのあるシルエットに整えやすいのが特徴です。また、ワイヤーだけでなく、アンダーベルトが太いブラジャーを着けると、ホールド力が高まり、理想の位置でバストをキープしやすくなります。
また、ブラジャーのカップの形も見逃せないポイント。骨格ウェーブの場合は、フルカップよりも3/4カップやハーフカップの方が、バストにフィットしやすい印象です。デコルテまわりがスッキリとしている方や、カップとバストの間にすき間ができやすい方は、バスト全体をカップで覆ってしまうよりも下側だけをカバーするほうが、ふわっと自然に膨らんだバストに見えるでしょう。
骨格ウェーブの人は肩まわりも華奢なので、細いストラップのブラジャーを選ぶと、安定感が足りずズレてしまうケースがよく起こります。そのため、ブラジャーのストラップは太めのものを選んだほうが、バストをしっかり支えられて長時間快適に着けられます。
また、太めのストラップは、バストの重みを分散させる効果があるのも頼もしいポイント。パッド入りのブラジャーや補正力のあるブラジャーを選ぶ場合、細いストラップだと肩に負担がかかりやすく、痛みを感じることも。しかし、太めのストラップなら、バストをしっかりホールドしながら、肩への負担を軽減できるため、ほどよいサポートを受けられるはずです。特に、ストラップの長さを細かく調整できるタイプや、伸縮性のある素材のストラップを選ぶと、よりフィット感がアップしますよ。
最近では、レースがあしらわれたストラップや、ダブルストラップデザインのものなど、ストラップ自体のデザイン性も高まっています。「太めのストラップは補正下着感が出そう…」と心配している方もいらっしゃるかもしれませんが、おしゃれに着こなせるものも増えているので、ぜひチェックしてくださいね。
【骨格タイプ別】おすすめバストケア
ここからは、骨格ストレート・骨格ナチュラル・骨格ウェーブの3タイプに分けて、おすすめのバストケアを紹介します。自分に合ったブラジャーを選ぶのも大切ですが、バストケアを怠ると、美しいシルエットを維持できません。骨格タイプによってバストの形やハリの出方が異なるため、それぞれの特徴に合ったケアを取り入れて、理想のバストラインをキープしましょう!
骨格ストレートの人は、もともとバストにボリュームがあり、ふっくらとした質感を持っていることが多いです。しかし、重みがある分、加齢とともに下垂しやすい傾向も。そのため、ハリをキープしつつ、バストの位置を高く保つためのケアが必要です。
バスト専用のクリームや美容液で保湿
まず、バストのハリを維持するためには、保湿ケアが欠かせません。バストまわりの皮膚はデリケートなので、顔と同じようにしっかり保湿しましょう。
例えば、入浴後はバスト専用のクリームや美容液を使って、やさしくマッサージをするのがおすすめ。特に、下から上に向かって引き上げるように塗ると、バストの位置を維持しやすくなります。
また、顔のカサつきや粉吹きが気になりやすい乾燥肌の人は、バストも同じように水分が失われやすい可能性が高いかもしれません。そのため、ぷるんとしたバストの触り心地が損なわれないように、日頃から水分をこまめに摂ることも意識してください。
正しい姿勢をキープする
す。実際に、私がバストサロンでアドバイスを行うお客さまからも、「バストが重くて、肩こりが気になりやすい」「大きいバストがコンプレックスで姿勢が悪くなってしまった」という悩みをよく打ち明けられます。
しかし、この姿勢を放置しておくと、バストの重みでどんどん姿勢は崩れてしまうことに。それを防ぐためにも、骨格ストレートの方は、普段から背中の筋肉を伸ばすストレッチを取り入れるようにしてください。背中側の筋肉がほぐれると、肩やデコルテまわりも動かしやすくなるため、バストが自然と持ち上がり、美しいシルエットを維持できます。
ただし、骨格ストレートの場合、過度な筋トレは控えたほうが無難。運動によって筋肉がつきやすい体質なので、背筋や腕立て伏せをするよりも、ヨガやストレッチで体幹を鍛えるほうが姿勢改善には効果があるでしょう。
骨格ナチュラルの人は、バストが上下左右に分散しやすく、丸みのあるバストを作りづらい傾向にあります。そのため、バストの形を美しく保つために、次のケアを継続してください。
バストマッサージ
まず、バストの形を整えるためには、定期的なマッサージが効果的。特に、脇からバストへ向かって優しく流すようにマッサージすると、バストの横流れをしっかりと防げます。特に、オイルやクリームを使ってマッサージをすると、肌への摩擦が抑えられて、軽い力でケアできるでしょう。
また、バストマッサージの際には、バストそのものだけではなく、デコルテや脇まで入念にほぐすことも大切です。骨格ナチュラルの人は、肋骨や肩まわりの骨がしっかりと出ていますが、マッサージで血行を促しつつ保湿すると、ふっくらとしたハリのある肌を目指せますよ。
大胸筋を鍛える
骨格ナチュラルの人は、骨格がしっかりしている分、バストの脂肪が目立ちにくい傾向があります。そのため、バストのサイズアップを狙いたい場合には、まずバストの土台となる大胸筋を鍛えることが有効です。
例えば、両手を胸の前で合わせて押し合う「合掌ポーズ」は、いつでも大胸筋を鍛えられる簡単なエクササイズのひとつ。背筋を伸ばして、しっかりとバストまわりの筋肉を意識することで、バストを支える筋肉が発達します。
骨格ナチュラルはスラッとした印象に見える体型だからこそ、魅力的に見せたいパーツをしっかりと鍛えることで、一層メリハリのあるスタイルに近づけるでしょう。
骨格ウェーブの人は、バストが小さめでハリが出にくい傾向があります。そのため、バストのボリュームアップを目指しつつ、ふっくらした質感に保つケアが必要です。
毎日の入浴で身体を温める
まず、バストのボリュームアップを目指すなら、血行を良くすることが何よりも大切。バストまわりは、温まることで老廃物の排出がスムーズになり、必要な栄養も行き渡りやすくなるからです。
特に、お風呂で温まりながら、脇の下や鎖骨まわりを丁寧にほぐすと、ぽかぽかとした温かさが感じられて、バストの触り心地もふっくらとするはずです。毎日続けられるバストケアであるうえに、自律神経まで整うので、バストケアが面倒な人も体調管理の一環として取り入れてみましょう。
無理に太ろうとしない
SNS上では、「一度太って胸まわりに脂肪をつけてから、お腹や脚だけ痩せたほうがバストアップできる」という意見もありますが、骨格ウェーブの人にとってこの方法はむしろ遠回り。
骨格ウェーブの人は、比較的下半身のほうが太りやすい体質なので、体重が増えた場合、上半身より下半身にボリュームが出てしまいます。結果的に、バストがさらに小さく見えてしまう可能性が高いので、控えめなバストに悩む場合も無理やり脂肪を増やそうとするのは危険です。
もちろんバストは、脂肪によってボリュームが出るパーツですが、そもそも脂肪がつきにくい骨格ウェーブの場合は、マッサージ・筋トレ・食生活をバランスよく組み合わせることが大切。どんなバストケアを行っても続ければ続けた分だけ成果が出る体質なので、自分にとって始めやすいものから取り入れるとよいでしょう。
体型に合ったブラジャーでスタイルアップ!
自分の骨格タイプに合ったブラジャーを選ぶことで、バストの形が整い、スタイルがより美しく見えます。骨格ストレートはシンプルで立体的なデザイン、骨格ナチュラルは心地よいフィット感、骨格ウェーブはボリュームアップを意識して、バランスのとれたバストラインを手に入れてください。
また、入念なバストケアも、美しいシルエットを長く保つうえで欠かせない習慣。自分の骨格に合ったブラジャー選びと日々のケアを続けて、理想のバストを目指しましょう!
おすすめのバストケアアイテムについては、以下の記事もご覧ください。

この記事の執筆者
![]() | 佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |