妊娠した時が胸の大きさはピークなの?
バストの悩みQ&A

妊娠した時が胸の大きさはピークなの?

妊娠して出産から産後1ヵ月ほどで胸の大きさはピークを迎えるといわれています

胸の大きさがピークを迎えるのは出産の前後1ヵ月と言われています。個人差はありますが、出産後授乳が安定するとともに胸の大きさの落ち着く傾向にあるのです。

産前産後にかけて女性の体型は急速に変化していきます。その時々の体型に合ったブラジャーやエステサロンでのマッサージなども利用して、身体をケアしましょう。

妊娠中に分泌されるホルモンによって胸の大きさが変わると考えられます

妊娠中に分泌されるホルモンによって胸の大きさが変わると考えられます
妊娠中は身体の変化がつきものです。とくにその変化がわかりやすいのが胸の大きさでしょう。

個人差はありますが、妊娠2ヵ月くらいからホルモンの作用によって乳腺が発達して胸が大きくなっていきます。このとき胸は前に突き出るように大きくなるのではなく、胸の下半分からわきに向かって大きくなってサイズに現れます。

妊娠して胸が大きくなるのは赤ちゃんに母乳を出す準備を身体が始めているからです。女性ホルモンには乳腺を発達させる働きがあり、妊娠中に胸が大きくなる原因は女性ホルモンにあると言われています。

たとえばプロラクチンも母乳の分泌に関わるホルモンで、赤ちゃんが胸を吸うことによって脳がプロラクチンを増やして母乳を作ります。作られた母乳を乳頭まで運ぶために必要なホルモンがオキシトシンです。

オキシトシンには子宮収縮を助ける働きもあり、出産後に授乳することで子宮収縮が促進されると言われています。バストサイズのボリュームが出るピークは出産から産後1ヵ月と言われます。

乳腺は母乳を出すために産後も活動しますが、授乳の間隔や量が安定するとともに胸の大きさも落ち着くのが一般的でしょう。

大きくなった胸はマタニティブラで支えましょう

大きくなった胸はマタニティブラで支えましょう
妊娠すると赤ちゃんのためにいろいろなものを準備しなければいけません。ベビーカーや哺乳瓶など選ぶだけでも楽しく感じる人もいるでしょう。

しかしここで忘れてはいけないのがママさんの準備です。忘れてしまいがちではありますが、マタニティブラなど下着も準備しておきましょう。

妊娠中の胸は単純にサイズがアップするだけではなく、形にも変化が現れます。そのためいつものブラジャーをサイズアップで購入しても妊娠産後の胸には対応できません。

マタニティブラは大きさと形両方の変化に対応するように作られているためおすすめです。妊娠する前のブラジャーは胸を美しく補正するために使うものです。

そのため大幅なサイズ変化には対応ができません。むしろ妊娠前のブラジャーをそのまま使うと大きく変化した胸を押さえつけることになってしまいます。

妊娠中の胸は乳腺が活発に活動してデリケートな状態です。押さえつけるようなブラジャーを使っていると胸にとっては大きな負担になるでしょう。

妊娠中に半分以上の女性が合わないサイズのブラジャーを着用しているとも言われています。出産後も美しい胸とボディラインをキープするために妊娠中からブラジャーを新しくするととくよいです。

産後のボディケアは早めに始めましょう

妊娠中はきれいなママに憧れてボディラインや妊娠線のケアに励む人もいるかもしれません。急激なボディラインの変化に出産後も美しいスタイルをキープしたいと願う人もいるでしょう。

しかし現実的には出産から赤ちゃんのお世話が始まってボディのケアに集中するのは難しくなっていきます。産後に体重はもとに戻ったのに体型は戻っていないことに気づいて慌てて対策する人も多いでしょう。

まずは自宅でもできるバストケアから始めていくことがおすすめです。簡単なエクササイズなどもあり、可能であれば毎日続けるとよいでしょう。

合掌ポーズのやり方

合掌ポーズのやり方

  1. 胸の前に左右の手のひらを合わせ、両側から押し合うように力を込めます。
  2. 息をゆっくりと吐きながら手を中央に押し合わせて、腕を伸ばしてください。
  3. 一連の動作を10回ほど繰り返したあと、また胸の前で手のひらを合わせて息を吐きながら手をゆっくりと左右に動かします。

この動きを10往復ほど行うとよいです!

またエクササイズと似た体勢の筋トレも存在します。こちらは両手を合わせて、力を入れて抜くという動作を繰り返すというものです。

およそ10回を目安にするとよいでしょう。どちらも継続することで効果が現れ始めますが、まず自分の生活を優先し、ムリなく取り入れてください。

まとめ

1.妊娠して出産から産後1ヵ月ほどで胸の大きさはピークを迎えるといわれています

胸の大きさは出産前後でピークを迎え、徐々に落ち着いていきます。これは女性ホルモンの働きが原因です。

大きさに合わせたブラジャーをつけてボディラインの崩れを防ぎましょう。

2.妊娠中に分泌されるホルモンによって胸の大きさが変わると考えられます

妊娠すると身体は赤ちゃんに母乳をあげるための準備を始めます。女性ホルモンには乳腺を発達させる働きもあります。

乳腺が発達した結果、胸に張りを感じたりサイズがアップしたりという変化が現れるのです。

3.大きくなった胸はマタニティブラで支えましょう

出産に向けて大きくなる胸を考えて作られたのがマタニティブラです。普段使っているブラジャーは胸の形を整えて美しく見せることを目的としています。

一方でマタニティブラは出産に向けて大きくサイズや形が変わる胸に対応するように作られた下着です。

4.産後のボディケアは早めに始めましょう

出産後、女性の身体は急速にもとに戻ろうとします。しかしそのまま自然に任せておいても、まったくもとの体型に戻るのは困難と言えるでしょう。

まずは自宅でもできるバストケアをムリなく生活に取り入れるとよいです。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール