胸の形が悪い原因って何?
目次
胸の形は日常生活が原因で悪い形になりやすいと考えられます
胸の形が悪くなる原因は年齢に関係なく胸に悪い日常生活を送っていることが考えられます。
とくに日常的にダイエットを繰り返している場合や激しい運動を行っている場合、胸に合っていない下着をつけているなどのことが挙げられるでしょう。
ほかにも加齢によってバスト全体が下垂してしまうことも考えられます。
こうした胸の形が悪くなる習慣を見直すとともに、バストマッサージなどのケアを取り入れていくとよいです。
ダイエットを繰り返していると胸の脂肪が落ちる原因になります
胸は全体の10%が乳腺で、残りの90%が脂肪から作られているといわれています。
胸は乳腺の周りを囲むように脂肪がついている構造になっているため、ダイエットをやりすぎると胸についている脂肪にも影響があると考えられるのです。
やせるためにダイエットでムリな食事制限をすると、足りない栄養を補うために胸の脂肪が燃焼されて胸が小さくなる場合もあります。
そのため胸の形のためには食事を減らしすぎるようなダイエットは行わず、栄養バランスのよい食事をとりながらダイエットするようにしましょう。
またダイエットによって身体に栄養が足りない状態になると、胸の形や大きさに影響を与える女性ホルモンの分泌も減少してしまいます。
仕事などで忙しいために食事の時間が不規則になってしまうことも、女性ホルモンのバランスを崩すことにつながると考えられるのです。
女性ホルモンの中でもエストロゲンは、乳腺を刺激して胸を大きくしたりハリを持たせたりする働きがあるため、女性ホルモンの分泌を妨げないように健康的な食生活を送ることが大切といえます。
激しい運動も胸の形が崩れる原因になるといわれています
激しい運動をするとバストが揺れるため、その揺れが負担になって胸の形が崩れるといわれています。
胸は、乳腺・脂肪・胸の皮膚などをクーパー靭帯がつないで支えているという形でハリのあるバストが作られています。
このクーパー靭帯はコラーゲンの繊維からできているため、ただ胸の重さがかかっているだけでも負担になって伸びやすいと考えられるのです。
そして一度伸びたらもとに戻ることがないといわれているクーパー靭帯をよい状態で維持することが、胸の形によいといえます。
胸の重さや走ったときの胸の揺れなどでも大きな負担になるのです。
そのため胸の形を崩さないためには普段から胸の重みを支えて、胸が揺れないように気をつけるようにしましょう。
胸にかかる揺れなどの負担を軽減させるためには、胸のサイズに合ったブラジャーをつけることが大切です。
胸が中で揺れるような大きいブラジャーでは胸を揺れから守ることができないため、しっかりと胸にフィットするサイズの合うブラジャーを選ぶようにしましょう。
逆に胸を締めつけるようなきついブラジャーをすると、血行不良になるなどの問題が生じて胸の形が悪くなるといわれているため注意が必要です。
正しいケアを行っていないと胸のエイジングが早く訪れる場合があります
胸は放っておくとどんどん加齢によるエイジングが始まります。
一般的に胸の形は20代後半には徐々に変化し始めるといわれていて、バストケアをまったく行っていないと、その変化が早く現れる場合があるのです。
胸はエイジングにより徐々に胸の上の部分やデコルテの部分の脂肪が落ち始め、次に胸の下部分がたわんで胸が下を向くようになります。
個人差はあるものの閉経後には徐々に胸全体が垂れ下がるようになるといわれます。
普段から胸の形に気を使って、日常生活にバストケアを取り入れていると美しい胸を長く維持することができるでしょう。
しかし実際に胸が下向きになっている段階の人が20代ですでに10%以上いるといわれています。
胸の上部のボリュームが落ち始めたらそれはエイジングが始まっているということなため、気になる場合にはまだ若くてもバストケアを考えたほうがいいといえます。
早めにストレッチや育乳マッサージなどの定期的なケアを取り入れることで、胸を美しく改善させることができるでしょう。
ただ育乳マッサージは正しく行わないとかえって形が崩れる原因にもなるため、気をつけて行うか専門のサロンなどでケアを受けた方が安心です。
(まとめ)胸の形が悪い原因って何?
胸の形は年齢だけでなく日常的に胸に悪い生活を送っていることでも形が崩れてくるといわれます。
とくにダイエットや激しい運動、胸に合わない下着をつけていることが原因として考えられるのです。
まずは生活習慣を見直してセルフケアを取り入れていきましょう。
ダイエットのために激しい運動や食事制限を行っていると、胸の脂肪が減少やホルモンバランスの乱れを招く恐れがあります。
バストの形を崩さないためにも、健康的な食生活を心がけましょう。
胸が揺れることで胸を支えているクーパー靭帯に負担がかかり、クーパー靭帯が伸びて胸の形が崩れるといわれています。
激しい運動による胸の揺れなどを防ぐためには胸に合うサイズのブラジャーをつけるように心がけましょう。
胸は放っておくと20代でもエイジングが始まって胸が下がり始めると考えられます。
普段から胸の形に気をつけてバストケアを定期的に行うようにすることで、年齢が上がっても美しい胸を維持することができるでしょう。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |