ダンスで胸が垂れるって本当?
目次
ダンスによる負荷で胸が垂れる可能性があります
ダンスで胸が垂れるのは、激しい動きが胸を支える組織などにダメージを与えることが考えられるからです。ダンスに限らず激しく動くスポーツをすると、胸がどうしても揺れてしまいます。
その揺れにより、胸を支えるクーパー靭帯がダメージを受けることが考えられるのです。クーパー靭帯は一度、伸びるまたは断裂するのなどの損傷すると戻らないと言われています。
スポーツによる胸の下垂を予防するために、スポーツブラを着用すると良いでしょう。
ダンスのような激しく動く運動はクーパー靭帯にダメージを与えます
ダンスのような激しい運動をすることで胸が垂れる場合もあります。運動による負担は、胸を支えている部位へのダメージを与えていることが考えられるためです。
胸は90%ほどが脂肪で占められていますが、他にも乳腺やクーパー靭帯があります。クーパー靭帯は胸の乳腺を筋肉や脂肪とつながている重要な組織です。
このクーパー靭帯があるからこそ、胸が垂れることなく支えられ、ハリも出ると言われています。しかしクーパー靭帯は強固ではないため、ちょっとした負担でもダメージを受けてしまうのです。
ダメージを受けると、クーパー靭帯は伸びたり切れたりして支えがなくなり胸が垂れることにつながります。少々伸びたぐらいでは元にも戻るとも言われているのですが、一度損傷してしまうと元には戻りません。
ダンスなど運動によっては非常に激しい動きをしなければならず、上下左右、激しく動くことになります。大きく胸も動いてしまいますから、どうしてもクーパー靭帯に大きな負担が継続的にかかってしまうのは必然でしょう。
結果、クーパー靭帯が損傷してしまうことが考えられるのです。
スポーツブラなどで胸が動きすぎないように対策をしましょう
ダンスをはじめ、運動系の習い事や社会人サークルなどに所属している方もいらっしゃるでしょう。運動による揺れを防止するためにスポーツブラを着用してみてはいかがでしょうか。
基本的に通常のブラジャーはきれいな形を保持することが目的であり、激しい動きを想定して作られているわけではありません。一方のスポーツブラの場合、スポーツなど激しく動くことを想定し、胸が大きく揺れないような作りになっています。
そのためダンスのような激しい動きをしても、胸の揺れが大きくならないよう抑えられるでしょう。このような理由から胸を支えるクーパー靭帯への負担が軽減できるので、対策の1つになると言えます。
もちろん、ダンスだけではなくスポーツ全般をする時、クーパー靭帯を守るためにスポーツブラを着用した方が良いです。また、スポーツブラをすることにより胸の揺れやそれに伴う痛みから解消され、結果、パフォーマンスの向上にもつながる可能性もあります。
大胸筋などを鍛えるとクーパー靭帯への負担が軽減されると言います
スポーツブラ以外にも大胸筋を鍛えるのも下垂の対策の1つになると言われています。大胸筋は胸の土台となる部分であり、この筋肉を鍛えることで胸が安定し、クーパー靭帯への負担を軽減できると言われています。
逆に衰えてしまえば、土台部分が不安定になるので、胸全体への負担が大きくなり垂れやすくなると考えられるのです。大胸筋を鍛える方法として日常的に行えるのが、良い姿勢を保つことです。
正しい姿勢を維持することで肩や首など胸周辺の血行がスムーズになる効果が期待できます。血行が良くなると胸の形を維持する助けになるだけではなく、バストアップのために必要な栄養分を十分に運ばれやすくなるでしょう。
他にも、大胸筋を鍛えるための簡単な腕立て伏せなどのエクササイズなどもあるので、実践してみてはいかがでしょうか。また、胸そのものへ働きかけるバストマッサージをプロに施術してもらうのも良いでしょう。
バストマッサージは血行だけではなく、リンパにもアプローチして、体の巡りを良くすると言われています。さらに、胸の形を整えるサポートになるとも言われているので、すでに形が崩れてしまっていても元に戻せることが期待できるのです。
まとめ
ダンスなど激しく体を動かす運動は胸を支えるクーパー靭帯にダメージを与えます。もしクーパー靭帯が切れたりすると、元に戻るのは難しいので、胸が垂れてしまうことにつながるのです。
激しい動きでも胸の揺れを抑えられるスポーツブラを着用しましょう。
ダンスは激しい動きをしなければなりません。そうすると胸が激しく揺れてしまい、支えている組織の1つであるクーパー靭帯が伸びたり切れたりすることがあるのです。
クーパー靭帯にトラブルが生じると支えるものがなくなるため、胸が垂れると言われています。
ダンスのような激しい動きをする場合、胸が揺れないような対策をする必要があります。その対策の1つにスポーツブラの着用が挙げられます。
スポーツブラは着用することで胸の揺れを少なくし、クーパー靭帯への負担を軽減できると言われているのです。
他には大胸筋のような胸の土台部分を鍛えてクーパー靭帯への負担を少なくする方法もあります。大胸筋を鍛えるにはエクササイズなどが有効と言われています。
他にも血行やリンパにアプローチするなら、バストマッサージも対策として期待できます。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |