バストの位置が高い方がいいの?
バストの位置が高いと、バランスが取れてきれいに見えます
10代・20代はバストにハリがあってバストトップが高い位置にあるので、自然ときれいな正三角形ができるのですが、加齢とともに、自然とハリがなくなっていき、バストの位置が下がってきてしまうので、しっかりケアを行いましょう。
バストは大きさだけでなく位置も大切です
バストを美しく見せるのは、大きさもさることながら、位置も重要になります。胸の位置が低いと、年齢よりも老けて見えてしまうでしょう。
さらに年齢を重ねるとともに、胸は垂れてくる傾向にあります。ハリがあって若々しく美しいバストに見えるように、年を重ねても高い位置をキープできるよう、ケアを始めましょう。
まずは、バストの下垂を進行させてしまう習慣をやめましょう。
肩周辺の血行が悪くなると、バストの血流も悪くなり、ハリがなくなる原因になります。長時間のデスクワークやパソコン作業は猫背になりがちで、バストの血流は悪化するのです。姿勢を意識して、長時間同じ姿勢でいないように心がけましょう。
カップつきインナーはとても便利ですが、バストを支える力は弱いです。そのため、バストの揺れを抑えきれないのが欠点でもあります。日常的に着用していると、バストの形崩れや下垂の原因になりかねません。
動きが活発な日中は、バストの揺れをしっかり抑えるワイヤー入りブラを着けて、形をキープし、垂れるのを防ぎましょう。
バストの位置が下がってきてしまう原因は複数あります
バストが1度垂れ下がってしまうと、元に戻すのは難しいです。そのため、垂れ下がらないように、いつまでもハリのある若々しいバストをキープするために、バストの位置が下がってきてしまう原因を把握しておきましょう。
胸が垂れ下がる原因は大きく分けて3つあります。
乳腺と筋肉や皮膚を繋いでいるのが「クーパー靱帯」です。これによってバストは吊り支えられています。
クーパー靱帯は伸び縮みするものではないので、1度伸びたり、切れたりしまうと元には戻らず、バストは垂れ下がってしまうのです。ノーブラやカップつきインナーばかり着用していると、クーパー靱帯だけ胸を支えることになり、クーパー靱帯にかかる負担が大きくなります。
仕事などでスマートフォンやパソコンなどでモニターを見つめることが多く、自然と猫背になりがちな女性が多いでしょう。猫背だとバストが下向きになり、バストトップの位置も低くなります。
他にも、自分に合っていないブラをしていると姿勢が悪くなるのです。身体に合っていない、きつめのブラをしていると自然と肩がすぼみ、猫背になってします。
年齢を重ねると、肌にハリがなくなっていき、筋力も落ちていきます。すると頑張ってバストをつり上げていたクーパー靱帯も衰えていくのです。
加齢によるバストの下垂は、避けられません。少しでも若々しくいられるように、エイジングケアをおすすめします。
胸の位置を下げないためのブラ選びが大切です
加齢によるバストの垂れは避けられないですが、クーパー靱帯の伸びや姿勢には対策があります。それは、自分に合ったブラを選ぶことです。
まずはじめに「アンダーサイズ」がポイントになります。
アンダーがゆるすぎると、ブラが上下左右にずれてしまい、バストをしっかり支えることができません。逆にきつすぎると、締め付けで肩がすぼんで猫背になってしまいます。アンダーサイズはしっかり合ったものを選ぶようにしましょう。
次に「ワイヤーの位置」です。
ワイヤーの位置を基準に、カップの大きさやストラップの長さを調節しますので、重要になってきます。自分のバストのサイズに対して、ワイヤーが広すぎるとブラが左右にずれてしまい、狭すぎるとバストを締め付けてしまってワイヤーの跡が残ってしまうのです。ワイヤーは、バストの付け根の膨らみ始める部分に合わせましょう。
最後にもっとも大切な「カップの大きさ」です。
小さすぎると、胸が溢れてバスト上部に段差ができてしまいます。大きすぎると、バストをしっかり支えられない状態になるのです。そのため、カップの大きさはジャストサイズのものにしましょう。少し大きくて隙間ができてしまう場合は、パッドなどを入れて調整するとよいです。
まとめ
バストは、鎖骨の中心と左右のバストトップを線で繋ぎ、正三角形になる位置が理想の高さです。
若い頃はバストにハリがあり、自然と正三角形ができますが、加齢とともにバストの位置は下がってきます。
ケアを行ってバストの高さをキープしましょう。
バストを美しく見せるには、大きさだけでなく、バストの位置が大切です。胸の位置が低いと、老けた印象に見えてしまいます。
ハリのある若々しく美しいバストに見えるように、バストを下垂させてしまう習慣は控えましょう。
バストの位置は1度垂れ下がってしまうと、元に戻すのは難しいです。
そのためバストが垂れ下がらないよう、バストの位置が下がってしまう原因を把握しましょう。
その原因は、大きく分けて、クーパー靱帯の伸びと姿勢の悪さ、そして加齢の3つにあります。
加齢によるバストの垂れは避けられませんが、クーパー靱帯の伸びや姿勢の対策は、自分に合ったブラを選ぶことです。
アンダーサイズ・ワイヤーの位置・カップの大きさは、すべて自分のサイズにジャストフィットするものを選ぶようにしましょう。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |