- ボルフィリン
- プエラリア
- セサフラッシュ
バストアップレッスン!効果的なバストアップクリームの塗り方をご紹介
(2020.05.12 追記)
「もう少し胸にハリがあったらな…」
「もう少し胸が大きくなったらな…」
など、女性らしさを象徴するバストに関する悩みは尽きないものですよね。
そんな悩みをお持ちの方にとても人気のあるアイテム「バストアップクリーム」は、本当に効果があるのでしょうか?
また、バストアップクリームの効果的な塗り方ってあるのか気になりませんか?
そこで今回は、女性の味方になってくれるバストアップクリームの効果的な塗り方をご紹介いたします。
バストアップクリームって何でできているの?
バストアップクリームの主な働きは、胸の脂肪を増やして女性ホルモンの分泌の活性化を外側からサポートするものです。個人差はありますが、塗ることでバストアップの効果が期待できます。
バストアップクリームに配合されている主な成分は、
などで、これらが女性ホルモンの活性化や乳腺の発達に働きかけてくれます。それぞれの成分や効果について簡単に説明しましょう。
育乳の救世主と呼ばれているのがボルフィリンです。なぜかというと、脂肪細胞のボリュームを増やす働きがあり、胸の脂肪をドンドン増やしてくれます。
弾力のあるふっくらとしたバスト作りに期待ができます。バストアップを目指すならば、脂肪を増殖させる成分のボルフィリンが含まれているタイプがおすすめです。
プエラリアは、聞いたことがある方も多いことでしょう。女性ホルモンを活性化させて乳腺を発達させる効果があり、サプリなどにも取り入れられています。
女性ホルモンを活性化してくれるものは、プエラリアのほかにイソフラボンがありますが、プエラリアはイソフラボンの1000~10000倍の効果があります。女性らしいふっくらとしたバストラインを目指せます。
バストのハリや弾力を生むために配合されているのがセサフラッシュです。胡麻をベースとした美容成分で、角質層へ浸透して肌の柔軟性を高めてくれます。
きれいなバストラインを作ってくれるだけでなく、しわの改善にも効果が期待できます。
バストアップクリームの基本の使い方
バストアップクリームを購入しても適当な塗り方をしていては効果が得られません。商品によって使い方や塗り方が異なる場合もありますので、購入したバストアップクリームの説明書は必ず読んで使いましょう。
そんな中、どのバストアップクリームにも共通して効果が高まる使い方があります。それは「タイミング」と「使用する量」です。
バストアップクリームを使う効果的なタイミングは、肌が清潔で、血行がいいタイミングです。おすすめは、お風呂上がりと朝目覚めたときの2回です。
肌が汚れているときに使うとせっかくのバストアップの有効成分が、浸透しづらく効果が減ってしまいます。お風呂上がりは、肌も清潔ですし、血行が良くなっているので、バストアップクリームの成分がジワーッと浸透しやすくなります。また、毛穴も開いているので、有効成分がグングンと角質層まで浸透します。
お風呂上がりだけでなく、朝、目覚めて着替える前にも塗ると効果がアップします。朝も体は充分に血行がいい状態ですから、1日2回をお勧めします。
就寝前も朝目覚めたときも、バストアップクリームが乾いてから下着類を身に着けましょう!せっかくのバストアップ成分が下着についてしまうのはもったいないですし、大事なブラジャーをクリームで汚すことを防ぐことができますよ。
バストアップクリームの説明書に書かれている量を守りましょう。たくさん塗れば効果が高まるというものではありませんし、少量では効果が期待できません。
基本的には、適正な量を何回かに分けて薄く伸ばすことがポイントです。商品によって使う量は異なりますが、目安は500円玉くらいの量を、2、3回に分けて薄く伸ばして塗っていきます。
決まった量を何回か分けるほうがより効果的な理由は、有効成分は徐々に肌に浸透していくためです。一度に大量につけてしまうと肌に浸透するまで時間がかかります。
マッサージと合わせて重ね塗りをお勧めします。
バストアップクリームは他の育乳対策と一緒に行うことで、より効果を高めることができます。特にバストアップマッサージ行うことでバスト内の組織の機能を高めて相乗効果が高まります!
なぜマッサージがバスト内の組織の機能を高めることになるのでしょうか?
女性の胸は10%の乳腺と90%の脂肪でできており、乳頭を中心に乳腺が放射線状に広がっています。バストアップのカギを握っているのはこの「乳腺」なのです。
マッサージで乳腺をしっかりと刺激してあげることで乳腺の発達を促して脂肪をつきやすくすることがバストアップの仕組みとなっています。また、乳腺を発達させるためにはリンパが滞りなく流れていることも大切なことです。
バストマッサージを行うことでバスト周辺の血行やリンパの流れが改善され、女性ホルモンの分泌と運搬がスムーズになります。これにより胸の組織の活発化を図ることができ、バストアップの効果が期待できるのです。
バストマッサージを最も効果的にする、基本的なポイントを3つご紹介しましょう。
バストアップクリームは一度にたっぷりではなく少しずつ肌にのせ、必ず体温で温めましょう。バストは心臓に近いので、冷たいクリームを肌につけると体が驚いてしまいます。
手のひらで人肌に温めることで、クリームが肌になじみやすくなりますので、温めてからバストマッサージに移りましょう。
手の動かし方にもポイントがあります。バストマッサージは「下から上へ」「外から内へ」が基本です。
バストは重力に逆らえず下に、または外側に広がりやすいので、バストマッサージは、バストの下から、両脇下サイドからバストを体の中心に集める感覚で行います。大切なのは力加減。
強くバストマッサージを行うと、バストの成長を促す乳腺を傷める可能性があります。また、バストの約90%を占めている脂肪を燃焼させてしまって、バストダウンに繋がることもありますので、力加減はとても大切です。
強く押し上げたり、引っ張ったりせず、優しくマッサージしましょう。
バストの部分のほかにデコルテや脇下、首回りなども一緒にマッサージしましょう。首周りから肩にかけてはコリが発生しやすい部分ですので、コリをほぐしてあげることで血流が良くなります。
また、デコルテから脇下には多くのリンパ節がありますので、一緒に優しくマッサージすることで、リンパの流れを良くし、バストアップに必要な栄養を運ぶことができるので、バストアップへの相乗効果が期待できます。
バストアップクリームを使ったマッサージは、毎日続けたいので「1回2分」くらいでできる簡単な方法をご紹介しましょう。バストを撫でるような塗り方でも問題ありませんが、バストアップ効果をより高めるならこれからご紹介するマッサージを取り入れてみてください!
バストアップクリームは肌を傷つけないように優しく塗るということが基本です。スピードは自分が気持ち良いと思える速さでOKです。リラックスして始めましょう。
「下から上に」と「外側から内側に」を意識することが上向きバストの秘訣です!逆に上から下に向かって塗ってしまうと、垂れる原因になりますので気をつけましょう。同じように内側から外側に塗ってしまうと離れ胸になりやすいのですが、外側から内側に塗ることで、きれいな谷間が作ることができます。
それでは、毎日やっておきたいバストアップクリームを使ったマッサージ方法です!
- バストアップクリームを取ります。手は洗った清潔な状態で、バストアップクリームを手のひらに取りましょう。そして、それを手のひらの熱で少し温め、なるべく均等に両手に取ります。
- バストの外側から内側に、撫でるようにマッサージしましょう。これは離れ乳を予防するのに効果的なマッサージです。10回を目安に行います。
- 手を丸くしてバストに置き、バストを包むようにして左右に動かします。これは乳腺マッサージといって、バストアップにとても効果的なマッサージです。10回往復させるのが目安です。
- バストの下から上に、持ち上げるようにしてマッサージしましょう。これは垂れ乳を予防するのに効果的なマッサージです。これも10回行います。
- 両手でバスト全体を外側から内側へ、下から上へと、ぐるぐると回すようにマッサージしましょう。
- 最後に少量のバストアップクリームを手に取ります。最初に手に取った半分くらいの量が目安です。両手で、両サイドからバストを内側に包みこむように、外側から内側そして、下から上へと、ぐるっと円を描くようにマッサージをしていきます。このマッサージも10回行います。
- 少し余裕があるときには、デコルテのマッサージも行いましょう。バストトップからあごにかけ、下から上に向かって軽くマッサージを行います。左右10回ずつを目安に行うとデコルテ部分が美しくなります。
これで、基本の手順は終わりです。毎日2分ほどで行えまますので、寝る前にササッとできますね。
こうしてバストを上下左右からマッサージすることで、バストアップはもちろんのこと、離れた脂肪を寄せながら乳腺の発達をサポートすることができるのです。バストアップクリームには美容成分が含まれているものが多いので、バストアップができるのと同時に、白くふんわりとした優しい肌にもなれますよ。
プラスαで効果が上がるリンパマッサージ
プラス1分でさらに効果が上がる簡単なリンパマッサージをご紹介しましょう。忙しいときは基本のマッサージだけでも大丈夫ですが、時間に余裕があるときは是非プラスαでリンパもしっかり流してあげましょう!
ただし、リンパマッサージは体調の悪い日、生理の日、お酒を飲んで帰ってきた日はやらないでください。その日の体調に合わせて無理のないペースで行ってくださいね。
鎖骨の下を4本の指で押さえます。なんとなく気持ちがいいなと思えるポイントがあります。このポイントを、内から外へというリンパの流れにそって流していきます。10回繰り返しましょう。
脇の下とバストの付け根の合間にこぶしを置きます。ぐりぐりと、痛くない程度に回しましょう。なんとなく気持ちがいいと感じると思います。左まわり、右まわりそれぞれ10回ずつ、左右のバストの付け根をマッサージしましょう。
基本のマッサージと合わせて約3分で行えますよ。
せっかく購入したバストアップクリームを無駄にしないためにバストアップ効果を落としてしまう誤ったバストアップクリームの塗り方をお伝えしましょう。
バストアップクリームには女性ホルモンや脂肪細胞を増やしてくれる成分が配合されており、肌に徐々に浸透していきます。これらの成分は塗ったからといって瞬時に浸透するわけではありませんので、シャワーや入浴で流れてしまいます。
せっかくの努力が無駄になってしまうので気をつけましょうね。
バストアップクリームの商品はたくさんありますが、どのバストアップクリームも説明書に使用頻度や1回の使用量が記載されています。たくさん塗ると早くバストアップするのではないか?という気持ちになりがちですが、規定量を守りましょう!
バストアップクリームを多く塗りすぎてバストに浸透しきれずにタオルやティッシュで拭き取る結果になると、もったいないですね。逆に、もったいないからといって少なすぎる量でバストアップクリームを塗ると充分な効果が発揮できないばかりか、マッサージをするときに肌を傷つけてしまう可能性があります。
説明書に記載されている使用頻度や使用量は、バストアップの効果が一番期待できるものですので、正しい用法・用量を守ってバストアップクリームを使用しましょう。
実はバストアップクリームの悪い塗り方ナンバー1が強くマッサージしすぎることなのです。バストの9割は脂肪です。
強くマッサージをしすぎると脂肪を燃焼させてしまい、逆にサイズダウンしてしまう可能性があります。バストアップのために頑張って毎日ケアをしているのに却って胸が小さくなってしまっては悲しいですよね。
バストアップクリームを塗るときは優しく撫でるように行いましょう。
バストアップクリームを選ぶときの注意点についてお話ししましょう。バストアップクリームを間違った知識で使用すると、肌トラブルなどのリスクもあります。
バストアップクリームは“無添加”といった商品もあるので基本的には安全です。中には女性ホルモンが過剰に働きだし、気分がすぐれなくなることもあります。
生理不順などでホルモンバランスが乱れ気味な方は少量塗って試してみることから始めてみましょう。成分が肌に合わない場合もあるので敏感肌の方は使用前に腕など、目立たない部分でパッチテストしましょう。
パッチテストはクリームを少量腕などに塗り10分くらい放置し、10分後にクリームを拭き取り、痒みや肌荒れがなければOKです。食物アレルギーがある方は購入前に成分をよく見てみましょう。
プエラリアは豆がベースになっており、セサフラッシュは胡麻がベースなっています。これらにアレルギーがある方は使用前に医師に相談されることをお勧めします。
バストアップクリームの代用品として保湿クリームでマッサージされる方もいらっしゃるようですが、保湿クリームにはバストアップ効果はありません。あくまでも保湿するためのアイテムですので、美肌効果はありますがバストアップ成分は含まれていません。
バストアップクリームには1~2日で効果が出るような即効性は残念ながらありません。マッサージや食習慣も意識して続けることが大事です。
個人差もありますが、目安として1~2ヶ月くらいで変化を感じられることでしょう。選び方のポイントとしては美容成分も配合されているものがいいですね。
最近は成分をナノ化している商品も多くあります。ナノ化されていると浸透性が高いのでおすすめです。できれば、べたつきが少なく、すぐに衣服を着用できるものが結果的には長く使い続けられるでしょう。
例えば、胸の脂肪を増やす効果が期待できる「ボルフィリン」や、女性ホルモン活性化で乳腺発達が期待できる「プエラリア」は、クリームの使用をやめても、脂肪が減って乳腺が元に戻ることはないので、サイズダウンには影響はないでしょう。「セサフラッシュ」のように肌にハリを与える成分だと、肌のハリが低下してサイズに影響を及ぼす可能性があります。
もし、バストアップクリームの使用を途中でやめて、サイズが元に戻るようなら再開するといいでしょう。
年齢の上限はありませんが、バストアップクリームは女性ホルモンに影響を与えるものがありますので、高校生や中学生など未成年の方は「プエラリア」が入っていないものを選ぶことをお勧めします。プエラリアは女性ホルモンの働きを活性化する作用が強いので、成長期の10代だとホルモンバランスを崩しかねませんので、必ず成分を確認した上で検討してくださいね。
同じ理由で、生理不順の方、生理の重い方、ピルを飲んでいる方、妊娠中の方は、プエラリア配合クリームは避けたほうがいいでしょう。
いきなり胸の広範囲に塗ることはせず、一度パッチテストを行ってから使用することをお勧めします。また、「プエラリア」のように女性ホルモンに働きかける成分が入っている場合には正しい用法・用量を守っていても、生理不順、ニキビや肌荒れ、便秘などの副作用を引き起こす可能性があります。そんな場合には、すぐに使用をやめて、医師に相談されることをお勧めします。
合わないと感じる場合には無理に使わないことも大切なバストを守るための大事な決断です。もっともそんなことがないように、バストアップクリームを購入する前には、配合成分についてしっかり調べておきましょう。
バストアップクリームは他の育乳対策と一緒に行うことで効果を発揮します。マッサージ以外にも、効果が期待できる育乳対策で、これだけはやっておきたいことをおすすめ順に紹介しましょう。
最もおすすめなのはナイトブラや育乳ブラの着用です。就寝前と日中にそれぞれ着けるだけで、バストアップクリームとマッサージで得たバストアップ効果を持続することができます。寝るときは、快適さを求めてノーブラで過ごす方も少なくないでしょう。バストアップクリームでマッサージをしたあとは、しっかりナイトブラを着用して眠ると、バストの形を本来の正しい位置でキープしてバストアップに繋げることができますよ。
次に大事なことは、食事の改善とタンパク質や大豆製品を積極的に取ることです。バストアップを期待するならば食事にも気を配り、野菜だけでなくタンパク質を取るなど、しっかりとバランスの取れた食事をすることが大切です。特に、女性ホルモンを活性化させるイソフラボンを含んだ大豆製品を食べて、体の中からもしっかりアプローチすることはバストアップへの近道です。
最後に忘れてはいけないのが、しっかり睡眠を取ることです!実はバストアップの大敵は睡眠不足です。なぜならば、眠っている間に最も女性ホルモンが活発になるからです。睡眠時間が短いと女性ホルモンが分泌されないので、バストアップを妨げてしまいます。
育乳ブラ、食事、睡眠はバストアップの三種の神器といってもいいでしょう。
まとめ
バストアップクリームは、適量を守り、マッサージも同時に行うことで良い効果が期待できます。優しく肌を傷つけないように、下から上、外から内へマッサージしましょう!
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |