- 体のラインが出る洋服が着られない
- ブラジャーのカップが余って困る
- そもそも自分に合うブラジャーが見つからない
- Vネックの洋服はバストが強調されるので恥ずかしい
- バストにデザインがある洋服は他人の視線が気になる
- 首元が締まるような洋服はバストの位置が下がって見える
バストの位置で印象が変わります!バストの正しい位置とは?
目次
(2020.11.16 追記)
「バストの位置が下がってきたような気がする…」
「もっとバストの位置を上げたいな…」
と、胸に関して思ったことはありませんか?
バストの位置が下がると老けた印象に見えるため、このような悩みを抱えている女性は多いようです。
ただ、自分のバストが正しい位置にあるのかどうか確認するのは難しいものです。では、どうしたらバストの正しい位置を知ることができるのでしょうか?
今回は、理想的なバストの位置やバストの位置が下がる原因について説明していきます。
「バストの位置が変わると洋服の印象が変わってしまった…」その悩み実は多いんです。
自分のバストに自信はありますか?
多くの女性は、理想と現実との差で悩んでいます。では、実際どのような悩みを抱えているのでしょうか?
バストについての悩みをまとめてみました。
バストの位置や大きさの問題で、洋服選びまで悩んでいる女性が多いようです。では、素敵なスタイルを作るためには、どうしたら良いのでしょうか?
まずは、バストの正しい位置についてと、自分のバストの位置をチェックする方法をご紹介します。
バストの黄金比率を目安にバストの位置を確認する方法
それでは自分のバストの位置をチェックしてみましょう。
- ブラジャーを外す
- 鏡の前に立つ
- 左右のバストトップから鎖骨の中心点まで、一辺ずつをメジャーで測る
- 一辺が同じ長さになるか確認する。個人差はありますが、一辺の長さが18~22㎝が理想的といわれています。
体の側面からバストの位置を確認する方法
2つめのチェック方法も確認してみましょう。
- 肩から肘までの長さをメジャーで測る
- その長さの中間点を確認する
- 中間点がバストトップに位置しているか確認する。理想的なバストは、肩から肘までの半分のところにバストトップが位置します。
それでは、次に「なぜバストは下がってきてしまうのか」その原因について確認していきましょう。
バストが正しい位置から下がってしまう原因とは?
バストの位置が下がる原因は主に5つあります。
バストは、ほとんどが「乳腺」と「脂肪」で構成されています。年齢とともに乳腺が減り、それと変わるように脂肪が増えていきます。増えた脂肪は、重力に負けて下へと下がり、バストが垂れてしまうのです。
バストは柔らかい肌に包まれています。体の「水分不足」から肌のハリや弾力が失われると、バストもカサカサと乾いた印象になります。
内側からも外側からも水分補給をしましょう。
妊娠や出産の時期は、母乳を赤ちゃんへ与えるために乳腺が発達し、バストが大きくなります。それにともなって、バストを支える「クーパー靱帯」が伸びていきます。卒乳後、その伸びたクーパー靱帯は元に戻らず、バストを支える力が弱まってしまい、胸が垂れてしまうのです。
マタニティー用や授乳用のブラジャーを使用しましょう。
「女性ホルモン」が正常に分泌されていないと、美しいバストがキープできません。
ホルモンバランスは、ストレスや睡眠不足から乱れるため生活習慣を整えましょう。
過度なダイエットから体の脂肪が落ちると、バストの中にある脂肪も維持できなくなります。さらに、栄養不足からクーパー靱帯の力が弱まり、バストの位置が下がってしまうのです。
バストを正しい位置にするための方法は、大きくわけると2つあります。それは、「バストそのものを大きくする方法」と「補正下着にする方法」です。
バストそのものが大きくなるとトップの位置が高くなり、バストが正しい位置になります。
さらに、マッサージやストレッチなどでアンダーを引き締めれば、トップとアンダーの差でバストの形が鮮明に現われます。おすすめは、クリームやオイルなどでバストを保湿した後、手のひらでバストに円を描くようにマッサージすることです。
その他にも、バストを大きくする方法はあります。
- ストレッチ
- 筋力トレーニング
- 食事改善
- サプリメント など
補正下着は、ボディラインを美しく見せる下着です。垂れやすくなったバストを上向きにサポートして、バストを正しい位置に戻します。
女性の70%は間違ったブラジャーを着けているといわれています!
ブラジャーのサイズが間違っていると、美しいバストには見えません。
そもそも、ブラジャーは外の刺激や重力からバストを守るためにするものです。ブラジャーが体にきちんとフィットしなければ、本来の役割を果たせません。
ブラジャーには、その他にも下記のような役割があります。
- バストの位置を安定させる
- バストの美しい形をキープする
- バストを引き上げ、補正する
- 重みや揺れからバストを守る
- 皮脂や汗を吸収し、肌を清潔に保つ
今つけているブラジャーは体に合っていますか?
ブラジャーが体に合っているのかは、鏡を見て確認することができます。下記の項目をチェックしてみてください。
- カップの先端が余る
- カップ部分からバストがはみ出る
- ベルト部分から余分なお肉がはみ出る
- 腕を上げると、ブラジャーがズレる
- ワイヤーが食い込み、痕になる
- 締め付け感が気になる
1つでも当てはまる項目があれば、そのブラジャーが体に合っていない証拠です。
ブラジャーが合わない場合は、下着売り場の店員さんに相談するのも良いでしょう!
ブラジャーの選び方Q&A
ブラジャーを低めの位置に着けないことが大事!
ブラジャーのホックを低い位置で留めてしまうと、バストトップが下がり、ウエストのくびれが目立ちません。そして、実際よりも、太って見えてしまいます。ブラジャーは必ず正しく着けましょうましょう!
- ブラジャーの肩紐をかけ、少し前屈みになる
- ワイヤーをバージスラインの位置に合わせる
- その姿勢で後ろのホックを留める
- バストを脇から中央に向かって引き寄せ、カップに入れる
- 体を起こし、ストラップの長さを調整する
- 黄金比をイメージする
- 最後に形を整える
ブラジャーのストラップを調整しても、位置がズレるときは、ブラジャーの買い替えどきかもしれません。
ブラジャーは、洗濯のたびに劣化し、ストラップも緩んでいきますので、定期的に、ブラジャーは買い替える必要があります。
また、バストサイズを測ったのに「実際のサイズと違う…」と感じるのは、メーカーによってブラジャーのサイズが異なるからと、バストサイズが体調や季節などで変化しているからです。
とくに、生理前は女性ホルモンの影響を受けてバストが大きくなりやすいため、ブラジャーを購入するときは、生理日前後は避けるようにしましょう。
肩が体の内側に入る「巻き肩」や、背中が丸くなる「猫背」は、バストの位置を下げる原因の一つでもあります。それは、頭の重みに首や肩が耐えられず、体のバランスを崩してしまうからです。
実際に、鏡を用意して横向きに立ち、バストの位置を確かめてみましょう。「背中を丸めた悪い姿勢」と「胸を張った正しい姿勢」で、バストトップの位置を比べてください。
正しい姿勢にするだけで、バストトップの位置が数センチ上がります!
最近、ストレッチや筋力トレーニングなどのテレビ番組が増え、運動がブームとなっています。とはいえ、普段運動しない方がいきなり始めるのは難しいものです。
そこで、ここからは日常生活に取り入れやすいストレッチを紹介します。このストレッチは、巻き肩や猫背も矯正され、バストアップも期待できます。
- 水の入った500mlのペットボトルを2つ用意します。
- ペットボトルを両手に持ちます。
- 手のひらを外側に向けて、脇を締めたまま腕を後ろへ伸ばします。
- 元の位置に戻します。
- これを10回から20回を目安に繰り返します。ゆっくりと動かすことがポイントです。
- 肩幅くらいに足を開いて立ちます。
- ペットボトルを両手に持ち、お尻の後ろで手のひらを内側にします。
- 両腕を、横から肩の位置まで上げます。
- さらに、頭上まで持ち上げます。
- 元の位置に戻します。
- 次に、弧を描くようにゆっくりと上げ下げします。
- これを10回から20回繰り返し行います。
運動が苦手という方には、マッサージがおすすめです。
- 脇の下に指先をあてて刺激します。
- 左の脇の下のくぼみに、右手4本の指先で押しあてます。
- 10~20秒押したら、右側を行います。
- 左胸を左手で、バストを下から上へとグーッとなで上げます。
- バスト全体をしっかりと左手で持ち、上へと優しく持ち上げます。
- 持ち上げにくい場合は、上半身を前に45度ほど倒すとやりやすくなります。
- 目安は10~20秒です。左胸が終わったら、右胸を行いましょう。
- 左胸の下に左手をあて、右手のひら全体でバストの上部を包み込みます。
- 指先で胸の中央に向かってグッと引き寄せ、力を抜きます。
- 10~20秒ほど行ない、右側も同様に行います。
- 両手のひらで、それぞれのバストを下から支えます。
- 高い位置まで持ち上げて10~20秒、キープしましょう。
バストアップのためのに心がけたい生活習慣のポイントを6つ紹介します。
睡眠は、美容にも健康にも大切です。
両手を頭上に上げ、体を伸ばしましょう。寝ている間に凝り固まった筋肉を緩めると、バストへ新鮮な酸素や栄養が届けられます。
意識するだけで、姿勢が良くなります。
スマホを持つ姿勢は、あごが前に突き出て背中が丸くなりやすいものです。スマホの高さに注意して、猫背になるのを防ぎましょう。また、スマホやパソコンから出るブルーライトは、神経を興奮させ眠りを妨げます。寝る1時間前までにスマホを手放しましょう。
正しい姿勢を体に覚えさせます。1日に1~2回、頭、背中、お尻をぴったり壁につけて直立になり、正しい姿勢を作ります。
タンパク質は、バストのもととなる栄養素です。高タンパクな食事でバストに栄養を与えましょう。なお、タンパク質は肉や魚、卵などに豊富に含まれています。
まとめ
バストは、年齢とともに少しずつ変化していきます。それでも、正しいバストの位置を知っていれば、その変化に気づきやすくなります。
もし、バストの位置が気になったら、ブラジャーや生活習慣などで対策してみましょう。より美しいスタイルになり、洋服選びも楽しくなるはずです。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |