ザクロって本当にバストアップ効果があるの?
バストアップのQ&A

ザクロって本当にバストアップ効果があるの?

(2019.10.17 追記)
世界各地で「子孫繁栄」の象徴とされているザクロは、果実の中にある赤くて小さな粒が食べられる部分になります。美容と健康に良い果物ということで女性から大変人気ですが、バストアップ効果が期待できるとされているのは本当でしょうか?

今回は、気になるザクロとバストアップの関係についてお伝えしていきたいと思います。

ザクロで美味しくバストアップする方法があります!

ザクロは秋になると実をつける果実で、皮や根は薬としても使われています。そんなザクロは下記の栄養素を豊富に含んでいます。

ザクロに含まれるビタミン類
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ナイアシン
  • 葉酸
  • ビタミンC など
ザクロに含まれるミネラル類
  • カリウム
  • 亜鉛 など

これらの栄養素のおかげで、むくみ解消、高血圧や動脈硬化の予防、抗炎症作用など様々な効果があるとされています。女性に嬉しい栄養素が豊富なため、ザクロを食べることでバストアップが期待できるといわれているようです。

ザクロのバストアップ効果とは?

ザクロのバストアップ効果とは?
「女性ホルモンが含まれているので美容にとても良い」と、ザクロが注目を浴びた時期がありました。

しかし、ザクロに含まれているエストロゲンは植物性です。しかも、種に少量含まれているだけです。そのため、ザクロがバストアップに効果があるというのは、どちらかというと数種類の「ポリフェノール」による抗酸化作用が理由ではないかといわれています。

抗酸化とは?
体の「サビ」である酸化を防いでくれる作用です。体に取り込まれた酸素の一部が「活性酸素」に変化すると、肌の老化現象を引き起こす原因になります。肌が老化してしまうと、ハリが失われてしまうためバストの位置をキープすることが難しくなり下垂しがちです。

ザクロに含まれているポリフェノールには、これらの体の酸化を防いでくれる効果が期待できるため、バストの下垂を防ぐことができる可能性が高いということです。

お酢と合わせるとさらに健康にも嬉しい

お酢と合わせるとさらに健康にも嬉しい
疲労回復に役立つといわれている「お酢」ですが、実は美容にも効果があることをご存知でしょうか?

お酢がもたらす美容効果とは?
お酢は体内に溜まった老廃物を排出する効果があるため、血流をよくして冷えの改善を促したり、皮下脂肪を減らしたりする効果が期待できます。
血流が良くなるということは、バストの成長に必要な栄養が運ばれやすくなるということ。そのため、バストアップを目指すなら、併せてお酢も日々の生活に取り込んでいくと良いでしょう。
また、お酢には糖の吸収を緩やかにし、血糖値の上昇を緩和してくれる効果があるとされています。

お酢にザクロに多く含まれているポリフェノールを組み合わせると、血糖値の上昇を緩和してくれる効果は、さらに高まることがわかっています。そのため、ザクロを種ごと酢に漬け込んで作るザクロ酢は、バストアップにも健康にも嬉しい利点がありそうです。

お酢が苦手な人のための工夫

お酢が体に良いことはわかっていても、あの酸味が苦手という方もいるのではないでしょうか?

大さじ1杯で良いといわれても、毎日続けるとなると苦痛に感じてしまうかもしれませんね。そんな方でも、ちょっとひと工夫すれば大丈夫です!

ザクロ酢を飲みやすくする方法を3つ紹介します!

  1. 牛乳割りにする
    リンゴ酢やザクロ酢のような果実酢を牛乳で割って飲んでみてください。まるでヨーグルトドリンクのような風味になるため、飲みやすくなります。
    ハチミツなどで甘みを加えるのもおすすめです。
  2. 料理に使用する
    お酢そのままの味だと苦手な方でも、料理に混ざってしまうと気にならないケースがほとんどだと思います。食べる直前にかけるのも良いですし、調理する段階で味付けとして使用するのもおすすめです。
  3. 甘酢漬けで食べる
    野菜をピクルスのような甘酢漬けにすると食べやすくなります。リンゴ酢などの果実酢に砂糖と塩を少し加えて、お好きな野菜を一晩漬け込むだけなので手軽です。

バストアップに良いフルーツと野菜 まとめ

バストアップに良いフルーツと野菜 まとめ
バストケアをしていく上で、必要な栄養を摂取することは重要です。もちろんバストが大きくなるサプリメントなどで栄養を摂取できるかもしれませんが、やはり基本は食べ物から栄養をとる方が体にとって良いのです。

そして、食べるとバストアップにつながる食材は、ザクロだけではありません。フルーツや野菜なら摂取しすぎても副作用の心配がないので安心なのもポイントです。

毎日コツコツと食べ続けることができる、バストアップに効果的なフルーツと野菜をご紹介していきます!

バストアップに効果的な食べ物 フルーツ編

バストアップに適した栄養素とはなんでしょうか?
バストアップには、ポリフェノール、ビタミンC、ボロン、植物エストロゲンなどの栄養素が効果的です。

ボロンは女性ホルモン「エストロゲン」の分泌を促すため、バストアップに効果があるといわれています。また、ビタミンCやポリフェノールは抗酸化作用が高いため、バストの老化を防いでくれます。

老化に伴い肌にハリが失われてしまうと、下垂の原因になりかねません。美しいバストをキープするためにも、抗酸化作用が高い栄養素を多く含むフルーツを積極的に食べるようにしましょう。

また、植物性エストロゲンは女性ホルモン「エストロゲン」によく似た働きをしてくれるため、美容やバストアップに効果があるとされています。

これらのバストアップに効果があるといわれている成分が含まれる、代表的なフルーツを3つ紹介したいと思います。

りんごは美肌とデトックス効果あり

りんごは美肌とデトックス効果あり
りんごに多く含まれるといわれている「ボロン」はミネラルのひとつで女性らしさを促し、サポートしてくれる働きがあります。1日にりんごを1~2個程度食べると良いとされているので、おやつや食後のデザートなどに食べるのも良いですね。

ちなみに、ボロンは梨やブドウにも多く含まれています。また、りんごのおすすめポイントはボロンだけではありません。

りんごポリフェノール、食物繊維、クエン酸、カリウムなど、他にも嬉しい栄養素がたくさん含まれています。りんごポリフェノールやビタミンCには抗酸化作用、カリウムには体内に取り込んだ余分な塩分を排出する効果があります。

食べるだけでデトックスや美肌が期待できるのも嬉しいですね。なお、りんごに含まれるビタミンCは時間がたっても加熱しても成分が壊れにくいためしっかりと摂取できます。

アボカドは良質な脂質です

アボカドは良質な脂質です
フルーツなのか野菜なのか判断に悩むアボカドですが、実はフルーツの仲間です。アボカドは非常に栄養価が高く、筋肉を作るため重要なタンパク質はもちろん、ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンE、カリウムなどが多く含まれています。

肌にハリと弾力を与えてくれる栄養素が多く含まれているため、美しいバストを作る上で非常に役立ちます。また、アボカドは脂質が多いことでも有名ですが、含まれている脂質は「不飽和脂肪酸」という良質な脂です。

バストの90%は脂肪で作られているため、アボカドの脂質はバストアップに適しています。アボカドには植物性エストロゲンも含まれているため、女性らしい体作りをするための助けになってくれることも間違いありません。

バナナは快眠効果も期待できます

バナナは快眠効果も期待できます
バナナはビタミンやミネラルが豊富なことから、健康や美容に良い果物として有名ですよね。価格も手軽なので毎日食べ続けやすく、朝食やおやつなどの補助食としても食べる方が多いのではないでしょうか。

バナナにはカリウムやビタミンB6が多く含まれています。カリウムには血行促進の効果があり、バストを大きくするために必要な栄養素が血液を通じて運ばれやすくなります。

そして、ビタミンB6は女性ホルモン「エストロゲン」の代謝を高めるために役立ちます。どちらの栄養素もバストアップを望むなら重要です。

また、バナナには快眠をサポートする「トリプトファン」という成分が含まれています。良質な睡眠は女性ホルモンの分泌を促すため、睡眠とバストアップは非常に密接な関係といえるでしょう。

バストアップのために必要な栄養素だけでなく、良質な睡眠を得るためのサポートまでしてくれるバナナはすごいですね。

バストアップに効果的な食べ物 野菜編

バストアップに効果があるのはフルーツだけではありません。さすがにバストアップに効果があるからといって、毎日フルーツばかり食べていてはコストパフォーマンスが悪い上に、糖分が気になります。

野菜にもバストアップに必要な栄養素が含まれているものがたくさんあります。食事の時に少し意識していつもより多く野菜を食べるようにするだけで効果が期待できます。

ただし、同じ食材ばかりを食べ続けるのは体にとってよくありませんので様々な野菜からバランス良く摂取するように心がけましょう。また、野菜がバストアップに良いからといって、野菜ばかりを摂取するのでは意味がありません。

美しいバストを作るためには、良質なタンパク質や脂質も重要なので、忘れないようにしてください。

カボチャや人参などの緑黄色野菜

カボチャや人参などの緑黄色野菜
ハリのあるバストを維持するためには、健康な皮膚が大切です。緑黄色野菜の基準となっているβカロテンは、野菜や果物の色素成分です。

カロテンは強い抗酸化作用があるため細胞組織を酸化から防ぎ、老化や病気などから体を守ってくれています。さらにβカロテンのすごいところは、体内に取り込まれるとビタミンAに変化することです。

ビタミンAが不足すると、皮膚が乾燥して保湿効果が低下しがちになります。健やかな肌を維持するために、ビタミンAは非常に重要な栄養素といえるでしょう。

また、緑黄色野菜には、ホルモンバランスを整えてくれるビタミンBも多く含まれています。ビタミンBは、血液促進効果やタンパク質の代謝を助けてくれる効果があります。

キャベツ

キャベツ
バストアップのためには、乳腺の発達が重要になります。そのためには、女性ホルモンの分泌が促されることがポイント。

キャベツに多く含まれる「ボロン」には、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌を促す働きがあります。ただし、ボロンは非常に熱に弱いため、調理してしまうと成分が壊れてしまいがちです。

そのため、できるだけ生で食べるようにしましょう。また、千切りのように細かく刻んでしまうと切り口から酸化が進んでしまうので、手で大きめにちぎるようにするとさらに効果的です。”

大豆や枝豆などの豆類もおすすめ

大豆や枝豆などの豆類もおすすめ
豆腐や豆乳がバストアップに良いという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。これらは、大豆に含まれている「イソフラボン」が鍵となっています。

イソフラボンは植物性エストロゲンといわれており、体内で女性ホルモン「エストロゲン」とよく似た働きをします。エストロゲンは女性らしい丸みを帯びたボディーラインを作ったり、乳腺の発達を促したりする効果があります。

そのため、バストアップには重要なホルモンです。なお、イソフラボンは豆腐や豆乳以外でも、大豆製品なら同じように含まれています。

そのため、大豆や枝豆などをそのまま食べてもOKです。また、納豆や味噌、油揚げやガンモなどの大豆加工品からも摂取することができます。

特に納豆や味噌は発酵食品になるため、腸内環境を整えるプラスの効果も期待できます。大豆は加工されて様々な食品となっているので、日々の料理に上手に組み込んでいきたいですね。

そのままが苦手な人はジュースも活用しよう

バストアップに効果的なフルーツや野菜は色々ありますが、栄養素によっては加熱することで壊れてしまうものもあります。そのため、できるだけ生の状態で食べることをおすすめしています。

比較的フルーツは食べやすいのですが、生野菜はハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。そんな時は、ジュースを上手に活用していきましょう。

ジュースにすることによって、苦手な野菜も気になりにくくなります。ただし、市販の野菜ジュースには加糖分が多く含まれている可能性が高いです。

あまり飲みすぎると、健康にとって良くないので気をつけてください。

まとめ

1. ザクロは抗酸化作用が高いため、老化を防いでくれます
2. ザクロと一緒にお酢を摂取すると、さらに効果的です
3. ハリのある美しいバストを維持するために、抗酸化作用の高い食物を摂取しましょう
4. 乳腺を発達させるためには、女性ホルモンの分泌促進が重要です
5. バストアップに効果的な、野菜やフルーツを積極的に食べましょう

バストアップするには、皮膚にハリがあることと女性ホルモンの分泌を促すことが重要です。ザクロに含まれるポリフェノールは抗酸化作用が高く、体の老化を防いでくれます。

また、ボロンやイソフラボンは女性ホルモンを増やしてくれる効果があります。美しいバストを手に入れるために、フルーツや野菜を積極的に摂取するようにしましょう。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール