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胸を大きくするのに役立つイメージトレーニングの方法とは?
目次
理想の胸や体型を思い浮かべてイメージを繰り返しましょう
バストアップのために、運動や食事に注意したりサロンへ通ったりしている方も多いでしょう。しかしそれだけで満足していませんか?
実は、その他にもバストアップのためにできることがあります。それが体からではなく、心からアプローチする「イメージトレーニング」です。
イメージトレーニングとは、何らかの行動を思い浮かべ、それを繰り返すことでその行動を学ぶ方法です。別名で、メンタルリハーサルとも呼ばれています。
このイメージトレーニングは、
など、さまざまなシーンで活用されており、バストアップにも応用することができます。では実際に、どのようにバストアップのイメージトレーニングを実践するのでしょうか。
まずリラックスした姿勢になります。そして「自分のなりたいバスト」を具体的にイメージします。
- 肌の質感
- 弾力
- 柔らかさ
- 大きさ
- サイズ
など細かくイメージします。
「体重は○○キロ」「ウエストは○○センチ」など理想とする体型を思い浮かべてもよいでしょう。
また理想とするバストでかっこよく歩く姿、仕事をしたり友達とおしゃべりしたりする姿など、徐々にイメージを広げていきます。このイメージトレーニングを繰り返すと、その人の心や行動がバストアップへと導かれ、その後のパフォーマンスが上がります。
さっそく、イメージトレーニングを実践してバストアップへつなげましょう。
現代人のライフスタイルにバストダウンの原因があります
現代人のライフスタイルは非常に便利なものです。「洗濯物は洗濯機に」「掃除はお掃除ロボットに」「食器は食洗機に」というように、家電も日々進化しています。
しかしその一方で私たちの体は運動不足になり、筋肉の働きが低下しています。さらにスマホやタブレットが必需品となり、仕事はパソコンなしにはこなせない状況です。
このようなライフスタイルでは、背中が丸まったり腕がパンパンになったりと体に力が入りやすいのです。そして血流の流れが悪くなり冷えやコリが生まれ、だるさや痛みといった不快な症状があらわれます。
もちろん、血流が悪くなれば、バストに必要な栄養や酸素も届かなくなるためバストダウンの原因になります。
- 同じ姿勢(筋肉が収縮し続けると、血流が悪くなり冷えやむくみが生じる)
- 猫背(頭や肩の重みで背中の筋肉が前に引っ張られるとともに、胸の土台となる大胸筋も下がる)
- 呼吸が浅くなる(十分な酸素が、バストを含め体全体へ届かない)
- ストレートネック(うつむくような姿勢が続くと、カーブを描くような形をしている首がまっすぐ前に傾き、肩が凝る)
バストアップに悪影響な行動を無意識のうちにしています
現代人のライフスタイルが、バストダウンの原因に関係していることがわかりました。しかし仕事や家事で忙しい私たちにとって、便利なライフスタイルを手放すことができません。
また「何となくスマホやタブレットを触っている」「気付くと猫背になってしまう」というような行動は、無意識のうちにしている行動です。バストに悪影響な行動だと頭では理解していても改善することが難しく、毎日の行動がバストアップにともなわないのです。
そこで必要となるのが、無意識の行動までバストアップへと向けることです。そしてそれができるのが「イメージトレーニング」です。
イメージトレーニングとは、苦手な行動をイメージの中で繰り返し練習して、実際の行動も上手くいくように仕向けるというトレーニング方法です。代表的なイメージトレーニングがスポーツです。
スポーツ選手は、練習中によい記録が出せたとしても、いざ本番となるとプレッシャーや緊張などから本来の実力を発揮できないケースがあります。そこでイメージトレーニングを実践します。
具体的には「新記録を出す自分の姿」「競技に勝利する姿」「演技に成功するシーン」など思い浮かべ、そのイメージを何度も繰り返し行います。するとよいイメージが記憶として定着し、本番に向けて心の準備ができます。
イメージトレーニングを繰り返すうち、自分に自信がついたり緊張が和らいだり、本番でも本来の実力を発揮できるようになるというわけです。イメージトレーニングはこの他にも、ピアノなどの楽器の演奏、テストなどの技能の取得、苦手なスピーチなどにも役に立ち、バストアップにも応用することができます。
イメージトレーニングがバストアップをサポートします
さっそく、バストアップに役立つイメージトレーニングを実践してみましょう。イメージトレーニングは、楽な姿勢でリラックスした状態で実践します。
自分の理想のバストや体型などを思い浮かべてみましょう。さらにその姿で活躍する自分のイメージを広げていきます。
イメージは自由ですが、思い浮かばない方は「家の中」「仕事中」「入浴中」など場所や状況を限定してもよいでしょう。またマシュマロのようなバストなど抽象的なイメージで表現しても構いません。
イメージトレーニングに慣れたら、繰り返し実践しましょう。すぐにバストアップできなくても、普段から姿勢が良くなったり、以前より健康的な生活を心掛けるようになったりと、理想のイメージに向かってその人の行動が徐々に変化していきます。
これは、無意識の行動にも働きかけるもので、自然とバストアップをサポートする行動や思考が身についていきます。また「バストが小さい」などバストを含め何かしらのコンプレックスを持っている方にも、イメージトレーニングは応用できます。
コンプレックスがあると、そのコンプレックスのことばかり考え、ネガティブな気持ちになり悪循環に陥ります。そこでコンプレックスと戦うイメージをやめたり、コンプレックスを受け入れるイメージを持ったりというようなイメージトレーニングを実践します。
「コンプレックスに苦しむ自分」「コンプレックスを受け入れる自分」など、イメージの中で自分の姿を客観的に眺めているうち、その状況に慣れていきます。するとネガティブな気持ちが減少するのです。
体の構造を理解するとイメージトレーニングしやすくなります
バストアップのために、イメージトレーニングを実践するにはいくつかポイントがあります。それは、バストや筋肉など体の構造を理解することです。
ではここで体験してみましょう。最初に深呼吸してください。
呼吸は、私たちが生きるために無意識に繰り返しているものです。ではその呼吸に目を向けイメージしてみましょう。
体の中ではさまざまな部位が動いています。まず鼻から空気を吸うと、鎖骨が引き上がり、肋骨も背骨も大きく広がります。
肺は、まわりの筋肉を使って、風船のように空気を取り込んでいきます。さてここでもう一度、深呼吸をしてみてください。
最初の深呼吸より、呼吸が深くなるはずです。これは、最初の深呼吸のイメージが変化したからです。
正しい呼吸のイメージに上書きされ、筋肉を上手に使えるようになったのです。このように実際の体の仕組みを知り、その動きを体験することが大切です。
より正しいイメージで心と体がつながります。
- 第2肋骨から第6肋骨の間くらいにある
- 大胸筋の上に乗っている
- 大きさは個人差がある
- 血管やリンパ管が通っている
- 母乳をつくる働きがある
- バストの土台
- 扇形の大きな筋肉
- 胸骨、鎖骨、肋骨の上、上腕骨についている
- 腕を胸の方向へ動かすときに使う
- トラブルがあると肩が落ちて呼吸が浅くなる
- 肩、首、背中をつなぐ筋肉
- 浅い位置にある
- トラブルがあると肩凝りが起きる
- 肩を覆う、三角形の筋肉
- 肩甲骨、鎖骨、上腕骨についている
- 腕を回転するときに使う
- トラブルがあると腕が上がりにくくなる
新しい知識やよいイメージを記憶させるために睡眠が必要です
「バストや筋肉の構造を勉強する」「イメージトレーニングでよいイメージができる」など、バストアップのために新しい知識を得たら、その記憶は忘れずにとどめておきたいものです。そこで必要となるのが「質のよい睡眠」です。
質のよい睡眠は、記憶力を高めるといわれています。睡眠中、私たちの体は体温が下がるなど省エネモードに入ります。
その間、免疫力が上がったり、脳への記憶が固定したりするのです。また睡眠中は成長ホルモンが活発に分泌されます。
細胞の修復や再生を促す成長ホルモンは、バストアップにも欠かせないホルモンです。日頃から質のよい睡眠をとるように心掛けましょう。
栄養素「トリプトファン」トリプトファンとは、必須アミノ酸のひとつで、主にタンパク質に含まれています。トリプトファンが脳へ運ばれると、日中は活発に、夜は穏やかにというように、快適な睡眠へと促してくれます。
- 大豆製品
- 卵
- 牛乳
- バナナ
- 魚
などです。
運動をすると体温が上がりますが、その後は体温が下がります。この体温の変化と適度な疲労で、寝付きが良くなります。
自転車を使わずに歩く、エレベーターではなく階段を使うなど、身近なところから運動量を増やしていきましょう。
38度から40度のぬるめのお湯にゆっくり入浴するのがおすすめです。副交感神経が優位になり、リラックスした状態になります。
また体が温まると血液やリンパ管の流れもスムーズになり、老廃物も排出されバストアップにも役立ちます。
まとめ
バストアップのためにイメージトレーニングを実践する場合には、「自分のなりたいバスト」を具体的にイメージします。繰り返し行うと、その人の心や行動がバストアップへと導かれ、その後のパフォーマンスが上がります。
運動不足やスマホの使いすぎから、同じ姿勢が続いたり猫背になったりします。その結果、血流が悪くなり、バストに必要な栄養や酸素が届きにくくなるのです。
つまりライフスタイルの中にバストダウンの原因があるということです。
「何となくスマホを触っている」「気が付くと猫背になる」というようなライフスタイルにある行動の多くは、無意識のうちに行っています。バストに悪影響な行動だと、頭では理解していても改善することが難しいのです。
無意識の行動に働きかけ、バストアップに役立つ思考を身につけるには、イメージトレーニングを実践するのもよいでしょう。普段から姿勢が良くなるなど、理想のイメージに向かって、その人の行動が徐々に変化していきます。
バストアップのイメージトレーニングを効果的に実践するためには、バストや筋肉など体の構造を理解することが大切です。実際の体の仕組みを知り、その動きを体験することで、より正しいイメージで心と体がつながります。
質のよい睡眠は「免疫力が上がる」「脳への記憶が固定する」などさまざまな効果が期待できます。また睡眠中は成長ホルモンが活発に分泌され、バストアップにも役立ちます。
日頃から質のよい睡眠をとるように心掛けましょう。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |