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貧乳の原因は遺伝!?コンプレックス解消するための改善策
みなさんは胸が小さい事に悩みを抱えていませんか?
「貧乳を防ぐにはどうすればいいの?」
「幼少期から成長してない」
「周りと比べて胸が小さい」
など、気になる女性は多いのではないでしょうか?
今回は貧乳で悩んでいる人のために、原因と改善策を解説していきます。
貧乳の原因
胸が小さいことにコンプレックスを感じている女性は多いと思いますが、結論から言いますと貧乳が遺伝とは限りません。
「貧乳は遺伝である」という説がありますが、貧乳の原因として考えられる割合のうち遺伝は全体の3割程度だといわれています。残りの7割は「思春期に受けるストレス」なのです。
そもそも、バストが膨らむのは女性ホルモンの作用です。個人差はありますが、女性の体は思春期に入ると女性ホルモンの分泌が増え始め、女性らしい体つきを形成します。バストが膨らむのもこの時期です。
成長期である思春期に過度のストレスを受けると、女性ホルモンがスムーズに分泌されなくなり、貧乳になるというのです。
・生活習慣の乱れ
・痩せすぎ
・悪い姿勢
・サイズや形の異なる下着の着用は貧乳の原因になる
これらの4つの原因について詳しくご説明していきます。
生活習慣の乱れは貧乳の原因
胸が小さくなってしまう原因の一つとして「生活習慣の乱れ」が考えられます。
・食生活の乱れ
・ストレス
・冷え
・睡眠不足
・タバコ
5つの内容について詳しくご説明します。
食生活の乱れ
「大豆イソフラボン」を取るとバストアップにつながるというのはご存知でしょうか?
だからといって、豆腐、納豆、きな粉、そしてサプリメントなど必要以上に大豆イソフラボンを摂取すると、もう一つの女性ホルモンであるプロゲステロンとのバランスが乱れます。ホルモンバランスが乱れれば、元も子もありませんので、過剰摂取はやめましょう。
また、過度なダイエットも食生活の乱れに入ります。その上、バストに脂肪が付きにくくなってしまいます。バストの構成比率は乳腺1割、脂肪9割ともいわれ、脂肪がバストに付きにくい状態はバストアップには致命傷です。
ストレス
生きている限りストレスを感じないで過ごすことは不可能です。下記のように日常にはたくさんのストレスが潜んでいます。
ご自身に合った、ストレスを解消できる方法を見つけると良いでしょう。
冷え
体調管理はもとより冷えはバストアップにとっても大敵です。
そのため、血行を悪くする冷えは、バストへの女性ホルモンの補給を滞らせる原因となりバストアップにとって大敵なのです。
・適度な運動をすること
・温かいものを食べたり飲むこと
・ゆっくり湯船につかること
睡眠不足は貧乳の原因
一般的に睡眠時間はだいたい7時間半が良いとされています。そして、一日のうち女性ホルモンの分泌が最も活発になる時間帯が「午後10時から午前2時」だとされていますので、その時間帯には睡眠をとれるようにしましょう。
とはいえ、午後10時から眠るのは難しいという方は多いはず。そのため、質のいい睡眠にするためにできそうなこととして以下の2つを試してみてください。
・就寝の3時間前までに食事を済ませる
・就寝の30分前からパソコンやスマートフォンの画面を見ない
リラックスした状態をつくり、質のいい睡眠とれるようにしましょう。
タバコ
痩せすぎは貧乳の原因
バストが小さくなってしまう原因として「痩せすぎ」があります。
バストは脂肪が約9割、乳腺が約1割という構成になっています。乳腺に脂肪が集まってくるので、乳腺が多く発達していればいるほど脂肪も集まりバストが大きくなるのです。
女性ホルモンのエストロゲンには乳腺を増殖させる作用、プロゲステロンには乳腺を発達させる作用があります。痩せている人は明らかに脂肪が少ないですから、比例してバストの脂肪も少なくなるというわけです。
ただ、注意してほしいのが、バストアップのために脂肪分のある食事をして体に脂肪を蓄えても、バストアップできないということです。あくまでも乳腺に脂肪が集まるという性質をもっていることでバストが大きくなりますので、まずは女性ホルモンの分泌をスムーズにしてバランスを整えて乳腺を増殖・発達させることが重要となります。
乳腺が貧弱であれば、脂肪も期待どおりに集まりませんね。
悪い姿勢は貧乳の原因
バストアップに悪い姿勢として、巻き肩や猫背などが挙げられます。
また、猫背ではバストを支える大胸筋が衰えたり、背中を丸めることで僧帽筋が強張って血流を悪くしたりします。巻き肩と同じく、胸が垂れる原因にもなります。
また、巻き肩や猫背は、血流が悪くなってバストが垂れるだけでなく、顔の歪みやポッコリお腹の原因にもなり、余分な脂肪も付いてしまうのです。見た目も年老いてしまいます。
ストレッチをして強張った僧帽筋を柔らかくしたり、背中の僧帽筋を意識しながら顎を引いて首を伸ばしたりなどして、正しい姿勢をキープするようにしましょう。
パソコンやスマートフォンを操作するときも正しい姿勢をキープすることが理想ですが、操作が長時間に及んでしまったら、ストレッチや椅子から立ち上がり歩くなどする時間をつくってみてください。
サイズや形の異なる下着の着用は貧乳の原因になる
ブラジャーを購入するとき、その都度バストサイズを測定して、合ったサイズのブラジャーを購入できているでしょうか?
「体重が変わらない」=「体形が変わらない」というわけではありません。
年齢を重ねるごとに、バストの形やサイズは変わります。バストにも加齢変化があるのです。加齢とともに下垂していきます。サイズが一致しているというだけで、ブラジャーを選んではいけません。
ブラジャーは「サイズ」「バージスライン」「体型」「形」という4つのポイントを踏まえて選びましょう。
サイズはご自身で測定するのは難しいですよね。ぜひブラジャー売り場で店員の方に測定してもらいましょう。そして、試着を必ず行ってください。
1.ストラップを肩に掛けたら上半身を前傾してバージスラインにワイヤーを合わせます。
2.バストをカップに収めたらホックを留め、片方ずつバスト周辺までカップに収めていきます。
3.体を起こしてストラップを調整し、背面側を前面側より低めにすれば完了です。
正しいつけ方で試着をしたら、体を左右にひねったり腕を上下に動かしたりして、ブラジャーがバストをしっかり支えているか、締め付けられているところはないか、動いてもブラジャーは快適な位置にあるかを確認しましょう。
これをクリアできれば、背中や脇にバストが流れてしまうことはなく、締め付けで血行不良になりホルモンが体内を巡らないということも防ぐことができます!
まとめ
大きくならない原因として考えられるのは、「遺伝」と「思春期に受けるストレス」です。遺伝は、貧乳の原因として考えられる全体の3割程度だといわれます。
残りの約7割は、思春期に受けるストレスが占めています。
貧乳の原因となる生活習慣の乱れには、「食生活の乱れ」「ストレス」「冷え」「睡眠不足」「タバコ」などさまざまなものがあります。生活習慣の乱れは、バストの大きさを左右する女性ホルモンの働きを阻害します。
バストは脂肪が約9割、乳腺が約1割という構成になっています。また、痩せている人は明らかに全身の脂肪が少ないですから、比例してバストの脂肪も少ないものです。
バストアップしたいなら、乳腺を発達させることとともに、脂肪も増やしましょう。
バストアップを妨げる姿勢として、巻き肩や猫背などが挙げられます。巻き肩や猫背は、血流が悪くなり、バストが垂れるだけでなく、顔のゆがみやポッコリお腹の原因にもなります。
年齢を重ねるごとに、バストの形やサイズは変わります。正しいつけ方をマスターして、試着を必ず行い、ブラジャーがバストをしっかり支えているか確認しましょう。
試着したら、体を左右にひねり腕を上下に動かしたりして、動いてもブラジャーは快適な位置にあるかを確認しましょう。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |