痩せ型の人が育乳するにはどうしたらよい?
痩せ型の人が育乳を行うときのポイントは規則正しい生活です
バストアップには脂肪が必要なため、痩せ型の人ではバストが小さいことに悩むことが多いものです。
しかしその悩みがストレスとなり、さらに育乳によるバストアップが進まないこともあります。
栄養バランスの整った食事を毎日決まった時間にするとともに、バストマッサージで血流を良くしてホルモンや栄養をバストに届けることが、痩せ型の人の育乳するときのポイントとなります。
痩せ型の人では不規則な生活とストレスが育乳を阻みます
バストは乳汁をつくる乳腺と、できた乳汁を通す乳管がベースとなりますが、これらを保護するための脂肪も大切な構成要素です。
そのため全身的に脂肪が少ない痩せ型の人では、バストが小さいことに悩んでいる方が少なくないものです。
また中には、バストが小さいことを真剣に悩み、それ自体がストレスになっている方もいるでしょう。
しかしストレスは全身の血行に悪影響を及ぼします。
バストアップには、血行が非常に重要なため、ストレスを抱えることはかえって育乳を阻む原因となってしまいます。
痩せ型の方でバストアップを行うには脂肪が必要です。
しかし食べ物から脂肪ばかり摂取していると、全身に脂肪がついてしまい、バストアップだけでなく体型自体も変わってしまいます。
ですから脂肪を極端に制限しない栄養バランスの整った食事を、規則正しく決まった時間に摂ることが大切です。
栄養が偏ってしまわないよう、サポートとしてプロテインやサプリを使ってみるのも良い方法の一つかもしれません。
また血行を良い状態に保つために、適度にストレスを発散することも大切です。
自分がリラックスできるような趣味に励んだり、深呼吸をして気持ちを落ち着かせたりすることも、ストレス発散につながります。
このように食事を規則正しくバランス良く摂ることと、ストレスを発散することが、痩せ型の方の育乳のポイントです。
適度な運動も育乳には効果をもたらすことがあります
バストアップには、バストへの血流が大切です。
それはバストに必要なホルモンや脂肪をきちんとバストへと届けるためです。
またバストは大胸筋の上に乗っています。
そのため大胸筋のトレーニングをすることでバストの基礎がしっかりすることと、バスト周辺への血流を良くしてくれます。
バストアップには、女性ホルモンが関わっています。
たとえば思春期には身長も伸びていきますが、この時に分泌されている成長ホルモンが、バストを育てることにも関わっていると言われているのです。
バストの内部に成長ホルモンを受け取る受容器ができていると、成長ホルモンの分泌量が増えることでバストアップするとされています。
この女性ホルモンによるバストアップ効果は、20代でも期待できるとされています。
20代に入ると多くの女性では成長期を過ぎるため、成長ホルモンの分泌量は思春期よりも減少します。
しかし筋肉を使う運動をすると、筋肉内に細かな傷ができ、これを修復するために成長ホルモンの分泌量が増加します。
そのためバストの基礎となる大胸筋や、大胸筋の動きを良くするために肩甲骨周辺の筋肉を使う運動が効果的と言われているのです。
適度な運動を行うことで、バスト周辺の血行が良くなり、分泌されたホルモンを十分にバストへと届けることができます。
このようにバストアップには筋肉のトレーニングで成長ホルモン分泌を促し、筋肉を使って血行を良くすることが大切です。
バストアップのための一手段として、運動はおすすめの方法と言えるでしょう。
バスト以外の部分の血行が育乳には大切です
バストアップを図ろうと思うと、どうしてもバスト自体のみに目が向きがちです。
しかし育乳にはバスト周辺の血行やリンパの流れも重要な役割を果たしています。
バストへの血液やリンパの流れは、デコルテや脇の下にまで及んでいます。
鎖骨周辺からバストまでのデコルテと、バストの横から脇の下のマッサージをすることも、バストアップ効果をもたらします。
痩せ型の人では筋力が弱い方も少なくありません。
そのような人では筋肉が常にこっていて、これも血流を悪化させる原因となってしまいます。
とくに首周辺のこりはリンパの流れを滞らせてしまいます。
これはリンパが血液に流れ込むところが、鎖骨周辺にあるためです。
バスト周辺の血行やリンパの流れを熟知している専門家にバストやその周辺のマッサージや筋肉のこりをほぐすような運動を教えてもらいましょう。
バストへの皮膚表面の血行やリンパの流れを良くすることが大切です。
また、専門知識のある方に、ブラの付け方をレクチャーしてもらうのも良い方法の一つでしょう。
就寝時にナイトブラをつけていないことで、胸の形が理想の状態ではなくなってしまっているという場合もあります。
さらに、普段つけているブラのサイズがズレている事なども、バストサイズが落ちる原因です。
これも血行が滞ることへつながるよくあるケースです。
筋肉を適度に動かしたりマッサージしてもらったりすることで、筋肉内の血行も促進されバストへの血行も維持されます。
さらにリンパが血管に流れ込む部分を適度に刺激するための鎖骨の運動も教えてもらいましょう。
まとめ
痩せ型の人が育乳をするには、バランスの良い食事と規則正しい生活、また血行を良くするためのバストマッサージが有効です。バストの血流を良くしてバストに栄養とホルモンを届けることが、育乳の秘訣です。
痩せ型でバストサイズに悩む方に大切なのは、バランスの取れた食事を規則正しく摂ることです。
加えてバストでの悩みをストレスとしないことや、適度にストレスを発散することです。
バストアップには女性ホルモンの他に成長ホルモンも関わっています。
大胸筋を鍛えてバストへの血流を良くして、かつ成長ホルモンの分泌量を増やすとホルモンがバストへと届きやすくなり、育乳へとつながります。
バストへの血行やリンパの流れを良くするために、マッサージや筋肉トレーニング、鎖骨を動かす運動などをしてみましょう。
バストアップの専門家はどのような策が必要なのかをきちんと把握し、適切にアプローチしてくれます。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |