バストアップを成功に導く良い習慣とは?
バストアップを目指す上でポイントとは
今回は、バストアップを目指す上でポイントとなる良い習慣を紹介していきます。食事編・睡眠編・ブラジャー編・お風呂編・運動編に分けてお伝えしますので、一通りチェックして、できるものから取り入れてみてください。
食事編
バストアップのために取り入れたい、食事に関する良い習慣を6つ紹介します。私たちが食べたものでできているバスト。バストアップを目指すなら、まずは食事の習慣を見直してみましょう。
①朝ごはんを食べる
バストアップを目指すなら、しっかり食べてほしい朝ごはん。朝ごはんを食べることで、自律神経が整い、ホルモンバランスも乱れにくくなります。また、体温が上がって代謝も良くなるので、体の巡りがスムーズに。栄養素やホルモンの巡りが良くなり、バストアップしやすい体質をつくることができます。
②たんぱく質を摂る
私たちの体を作る材料となるたんぱく質は、バストアップにおいてもっとも重要とも言える栄養素です。
体重と同じくらいのグラム数を摂取する必要があるとされていて、例えば50kgの女性なら50gのたんぱく質が1日の目安量です。
たんぱく質を多く含む食材は、肉・魚・卵・乳製品・豆類です。朝は卵と豆類、昼食と夕食で肉と魚を食べ、間食には乳製品を選ぶなど、工夫して食事に取り入れていきましょう。
③良質な脂質を摂る
良質な脂質とは、特にオメガ3脂肪酸のこと。魚類・亜麻仁油・えごま油・くるみなどに多く含まれ、ホルモンの材料となったり質の良い細胞膜を作ったりします。
「油は悪」というイメージを持っている方も多いと思いますが、実はバストアップに大切な栄養素です。肉を魚に置き換える、ドレッシングに亜麻仁油やえごま油を使う、間食にくるみを食べるなどの工夫をしてみましょう。
④ビタミンミネラル、食物繊維を摂る
体のあらゆる器官を健やかに保つ働きがあるビタミンミネラル。特にビタミンA、C、Eは抗酸化作用もあり、細胞の酸化を防いでくれます。中でもビタミンCは、バストのクーパー靭帯の元になるコラーゲンの合成に必要不可欠です。
また、腸内環境を整えてくれる食物繊維も大切。腸内環境が乱れていると、食べたものの栄養素をうまく体に取り込めなかったり、老廃物をスムーズに排出できなくなったりします。
ビタミンミネラル・食物繊維を摂るために、野菜や芋類・きのこ類・海藻類・豆類などを積極的に食事に取り入れましょう。
⑤酵素を意識して摂る
消化や吸収、代謝などに欠かせない酵素。酵素は、食べたものの栄養素を体に取り込んだり、細胞の代謝を促して若々しいバストを保ったりするために必要不可欠です。
酵素はあらゆる食材に含まれますが、48℃以上の熱で働きを失ってしまいます。酵素を効率良く取り入れるには、フルーツなど生で食べられる食材を朝食べるのがおすすめです。他にも、漬物や味噌などの発酵食品を積極的に食べるのも良いですね。
⑥1日1.5L〜2Lこまめに水を飲む
バストに栄養やホルモンを届けたり、バストの老廃物を運んだりする血液。その約半分は水分です。体が水分不足になると血液量が減り、栄養素やホルモン、老廃物の運搬が滞りがちになります。
食事で摂る水分も合わせて、1日に1.5L〜2Lが目安。一度にたくさん飲んでも吸収されないので、1回200mL(コップ1杯分)くらいずつこまめに飲みましょう。
睡眠編
寝ている間に最も成長すると言われるバスト。良い睡眠習慣5つを意識して、よりバストアップしやすい体質を手に入れましょう。
①入眠の30分〜1時間前はブルーライトを浴びない
ブルーライトは、交感神経を優位にし、脳や体を興奮状態にしてしまいます。少なくとも入眠の30分前にはテレビを消し、スマホにも触らないなど、ブルーライトを浴びないようにしましょう。
②夕方から徐々に照明を落とす
夕方から徐々に照明を落とすことで、安眠ホルモン「メラトニン」の分泌が促されます。特に夕日の色に近いオレンジ系の電気にするのがおすすめです。
③寝る前にリラックスタイムをつくる
寝る前に読書をする、好きなアロマを焚く、ストレッチやマッサージを行うなどのリラックスタイムを作ってみてください。寝る前に副交感神経を優位にしておくことで、入眠がスムーズになり、質の良い睡眠につながります。
④部屋は真っ暗にして寝る
寝るときに豆電球などをつけるのは、実は睡眠を妨げる行為。目だけでなく、皮膚も光を感知して脳に刺激を伝達しています。寝ている間も脳が情報処理をしなければならず、睡眠の質が落ちてしまうのです。夜も外の明かりが部屋に入ってしまう方は、遮光カーテンに変えるのもおすすめです。
⑤朝や昼間は日光を浴びる
日光を浴びることも、質の良い睡眠につながります。幸せホルモン「セロトニン」は、朝日を浴びてから14時間後に安眠ホルモン「メラトニン」に変化します。「セロトニン」が多く分泌されると「メラトニン」も多くなり、睡眠の質を高めるのに効果的。「セロトニン」は、太陽の光をたくさん浴びるほど多く分泌されるので、日中は太陽の光を浴びるよう心がけてみてください。
ブラジャー編
バストの重さを支えるブラジャーは、バストアップに欠かせないアイテムです。しかし、使い方によってはバストダウンに繋がることも。正しい4つの習慣を続けることで、バストアップを目指しましょう。
①自分に合ったブラジャーを着ける
自分に合ったブラジャーを着けられている人は実は少なく、バストのサイズを間違えている女性は7割もいるという調査結果もあるほど。アンダーやカップサイズはもちろん、他にもチェックすべきポイントがあります。
例えば、カップのタイプ(フルカップ、2/3カップなど)、カップの深さ、ワイヤーの形(U字かL字か)、ストラップの太さ、サイドベルトの太さなどです。
ブラジャーを購入する時は、できるだけ試着をして「違和感はないか」「バストが正面を向いてお椀型になっているか」を確かめましょう。自信のない人は、フィッターさんに相談してみてください。
②正しい着け方をする
自分に合ったブラジャーを選べていても、正しく着けられていなければブラジャー本来のホールド力を発揮できません。ポイントは、きつさと着ける位置の2つ。
きつさは、アンダーとストラップをチェックします。アンダーは、背中部分に指3本、それ以外の部分に指2本がすっと入るのが正しいきつさ。ストラップは、指1本をすっと動かせる程度が正しいきつさです。
着ける位置は、バストがある位置ではなく、バストを持ち上げた位置が正解。低すぎる位置で着けている方がかなり多く、バストダウンの原因になるので気をつけましょう。
③こまめに入れ込み直す
ブラジャーを朝着けただけでは、日中にバストがカップの外にあぶれてしまいます。トイレに行くたびにブラジャーのカップにバストのお肉を入れ込み直す習慣をつけましょう。バストに脂肪が定着しやすくなりますよ。
④3ヶ月〜半年に1回サイズを測り直す
バストは日々変化するもの。サイズは3ヶ月〜半年に1回を目安に測り直しましょう。ブラジャーの寿命も3ヶ月〜半年なので、買い替えにちょうど良い時期です。自分で測るのが難しい場合は、フィッターさんに測ってもらいましょう。
お風呂編
毎日のお風呂もバストアップに良い影響を与えます。日々心がけたい4つの習慣を紹介します。
①毎日湯船に浸かる
冷え・コリ・血行不良はバストアップを妨げます。毎日お風呂に浸かることで体の巡りが良くなり、冷え・コリ・血行不良の改善につながりますよ。
お風呂の温度は39〜40度のぬるめにし、15〜20分ゆっくり浸かるようにしましょう。
②お風呂でマッサージをする
お風呂に浸かって体が温まっている状態でマッサージをすると、筋肉のコリがほぐれやすくなります。鎖骨や脇のリンパを刺激しながら、大胸筋や肋間筋などをほぐしましょう。
体は繋がっているので、首や肩の筋肉、下半身の筋肉など全身をほぐすことで、よりバスト周りもほぐれやすくなります。
③お風呂上がりにバストの保湿をする
バストの重さを支えているのは、実はクーパー靭帯だけではなく、皮膚もその役割を担っています。バストの皮膚が乾燥すると、バストの重さを支えきれなくなり、バストが下垂しやすくなります。
「バストの皮膚は天然のブラジャー」を合言葉に、日々保湿をして潤いとハリのある肌を保っておきましょう。
④入眠の1時間半〜2時間までにお風呂に入る
私たちは、体の深部体温が下がる時に眠りやすくなります。お風呂に入ってから1時間半〜2時間後に深部の体温が下がるので、ここを狙って入眠することで深い眠りに就きやすくなるのです。
寝る直前にお風呂に入ってしまうと体が興奮状態になり、睡眠の質が落ちてしまうので注意が必要です。
運動編
毎日の生活に運動を取り入れることも、バストアップに効果的です。おすすめの4つの習慣を紹介するので、ぜひ取り入れてみてください。
①下半身の筋トレをする
下半身の筋トレが大切である理由は、下半身にはお尻や太ももなどの大きな筋肉があるから。大きな筋肉を鍛えることで、血流が促進されます。体全体の巡りが良くなるので、バストに栄養素やホルモンが届きやすくなるのです。
また筋トレによって代謝もアップするため、細胞の生まれ変わりがスムーズに行われてバストアップを助けます。
運動することで成長ホルモンの分泌が促されるので、バストが育ちやすくなりますよ。
②背中の筋トレをする
バストアップのために大胸筋を鍛えようと思ってしまいますが、実は背中の筋トレがとても大切。背中の筋肉を鍛えることで、ワイヤーのように後ろからバストを釣り上げてくれるのです。バストの位置をアップさせて綺麗なボディラインに見せてくれます。
③肩コリをほぐす運動をこまめにする
パソコンやスマホを使う時間が長い現代では、多くの人が慢性的な肩コリを起こしています。肩が凝ってしまうと、首やバストの筋肉まで硬くなり、血流が悪くなってしまいます。
デスクワーク中に肩を回したり、トイレに行く時に肩のストレッチをしたりするなど、日頃からコリをこまめに解消することが大切です。
④バストを揺らす運動は控える
バストを揺らす運動は、バストダウンにつながります。ランニングやジャンプを伴う運動は要注意。どうしても行わなければならない場合は、ホールド力の高いブラジャーや、バストにつけるバンドなどでバストができるだけ揺れないよう工夫してみましょう。
まとめ
今回紹介した習慣は全部で23個。初めから全てを完璧にしようと考えるのでなく、一つ一つできることから取り組んでみてください。バストアップの一番のコツは楽しみながら行うこと。長い目で少しずつバストアップに良い習慣を身につけていきましょう。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |