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コラーゲンはバストアップに効果有?働きや摂取時のポイント
目次
コラーゲンのバストアップ効果とは?摂取時のポイントや注意点も解説
美容に良い効果があることで知られるコラーゲン。実は、バストアップにおいても嬉しい効果があります。
今回解説する、摂取時のポイントや注意点を確認して、今日からバストアップに役立てましょう。
コラーゲンとは
コラーゲンとは、たんぱく質の一つで、体の骨や筋肉に欠かせない存在です。
コラーゲンの役割は細胞同士をつなぐこと。
人の体にあるたんぱく質の約3割がコラーゲンで、全体重の約15分の1、皮膚の7割を占めています。
コラーゲンのバストアップ効果とは?
コラーゲンは、バストアップにおいても重要な役割を果たします。
不足していると、バストのエイジングの加速につながり、バストダウンを招くことも。
ここでは、コラーゲンのバストアップ効果を解説します。
バストのハリをアップさせる
コラーゲンを摂取することで、肌やバストのハリ感アップが期待できます。
コラーゲンが不足すると、皮膚のたるみやシワにつながることも。
皮膚の弾力がなくなるとバストも下垂しやすくなるので、コラーゲンが不足しないよう意識して取り入れることが大切です。
強いクーパー靭帯を作る
美しい形を保ちながらバストアップしていくには、バストの重さを支えるクーパー靭帯を強化する必要があります。
クーパー靭帯の主成分は、コラーゲン。
コラーゲンが束になってまとまった繊維組織が、クーパー靭帯なのです。
クーパー靭帯は、バスト内に網目状に広がって、乳腺や脂肪を筋肉や皮膚とつないで支えています。
コラーゲンを摂取することで、体内でもコラーゲンが合成されやすくなり、クーパー靭帯の強化につながると考えられているのです。
コラーゲンを取り入れる方法
コラーゲンを取り入れると、一度体内で分解されますが、その後再びコラーゲンとして合成されます。
コラーゲンを効率良く取り入れる方法を紹介しますので、参考にしてみてください。
食事から摂取する
コラーゲンは、肉や魚介類に多く含まれます。
例えば以下のような食材です。
コラーゲンを摂ることばかりに気を取られて、これらの食材の食べ過ぎには注意が必要です。
脂肪の摂り過ぎで、カロリーオーバーになったり栄養バランスが偏ったりすることもあるので、気を付けましょう。
サプリメントやコラーゲンドリンクを飲む
栄養素は食事から取り入れるのが基本ですが、栄養を補う手段としてサプリメントやドリンクを取り入れるのもおすすめです。
コラーゲンドリンクには、糖質が多く含まれているものもあるため、原材料をよくみて判断しましょう。
コラーゲンを摂取する時のポイントと注意点
コラーゲンを摂取する時のポイントや注意点をお伝えします。
せっかく摂取したコラーゲンが無駄にならないよう、またコラーゲンを摂ろうとして体のバランスを崩すことのないように確認しておきましょう。
ビタミンCと一緒に摂る
コラーゲンとビタミンCを一緒に摂ることで、コラーゲンが効率良く生成されるようになります。
コラーゲンを食べると、一度体内で分解されてアミノ酸になり、再びコラーゲンとして合成されるのです。
この再合成に欠かせないのがビタミンC。
ビタミンCを多く含む、柑橘系のフルーツやピーマン、ブロッコリーなどを意識して取り入れましょう。
エラスチンと一緒に摂る
エラスチンには、コラーゲンを束ねて立体的にする働きがあります。
コラーゲンだけがあっても、エラスチンがなければ本来の役割を果たすことができないのです。
エラスチンは、魚の心臓部分や豚の靭帯に多く含まれていますが、食べ物から摂取するのは現実的ではありません。
コラーゲンのサプリメントやドリンクを取り入れる場合には、エラスチンが入ったものを選ぶのがおすすめです。
体に吸収されやすいものを選ぶ
コラーゲンは、アミノ酸やペプチドで構成されたたんぱく質です。
そのままだと繊維状で大きいために吸収されにくいので、粒子が小さく吸収されやすい状態になっているものを選ぶことが大切。
低分子でできているコラーゲンペプチドを選びましょう。
コラーゲンペプチドは、通常のコラーゲンに比べて吸収のスピードが早く、吸収率が高いのが特徴です。
フィッシュコラーゲンとも言われる魚由来のコラーゲンは、豚由来のコラーゲンに比べて1.5倍吸収されやすいことがわかっています。
過剰摂取しない
コラーゲン摂取の目安は、1日に5gです。
mgに換算すると、5000mg。
食べ物からコラーゲンを多く摂取しようとすると、カロリーオーバーになることがありますので、サプリを上手に活用して過剰摂取にならないよう気を付けましょう。
食事全体のバランスを考える
コラーゲンを摂取していても、体全体として必要な栄養素が足りていないと、コラーゲンが再合成されにくくなります。
大前提としてバストアップには、たんぱく質や良質な脂質(オメガ3脂肪酸)が欠かせません。
さらに、各栄養素が正常に働くためには、ビタミンミネラルも必要不可欠です。
コラーゲンだけでなく、食事全体のバランスを整えることも意識しましょう。
コラーゲンの合成を低下させる食べ物
コラーゲンを取り入れる時には、一緒に食べるものにも気を付ける必要があります。
ものによってはコラーゲンの再合成を妨げるものもありますので、頭に入れておきましょう。
高脂肪の食べ物
脂肪を多く含む食べ物を食べると、善玉ホルモンであるアディポネクチンが少なくなってしまいます。
アディポネクチンは、コラーゲンの合成を促進する働きがあるので、減ってしまうとコラーゲンが作られにくくなるのです。
揚げ物などの脂肪の多いメニューは頻繁に食べないよう気を付けましょう。
糖質が多い食べ物
糖質を多く摂りすぎると、コラーゲンと糖が結びついて糖化してしまいます。
コラーゲンが糖化すると、細胞と結びつくことができず、取り入れたコラーゲンも無駄になってしまうのです。
とはいえ、糖質を全く食べないのもNG、体調を崩す原因となります。
必要な分の糖質を適切に食べている分には大丈夫です。
ご飯であれば、1食につき、自分の拳1つ分くらいを目安にしましょう。
消費できなかった分の糖質は糖化の原因となりますので、糖質を摂りすぎた日には、軽い運動を行うと良いですね。
アルコール
アルコールを摂取すると、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが増加します。
このコルチゾールは、コラーゲンやエラスチンの代謝や合成を低下させてしまいます。
美容と健康のためにはアルコールを控えましょう。
今、毎日お酒を飲んでいる方は、週末の楽しみにしたり月に何度と決めたりして、上手く付き合っていけると良いですね。
コラーゲン以外でバストアップに効果的な栄養素
全ての栄養素が不足しないように気を付けることが大切ですが、バストアップにおいて外せない栄養素がいくつかあります。
コラーゲン以外にも、ここで紹介する栄養素を食事や間食で取り入れられるよう意識してみてください。
たんぱく質
たんぱく質は、人の骨・筋肉・皮膚などを作る上で欠かせない栄養素です。
たんぱく質を多く含む食材には肉・魚・卵・豆類・乳製品があり、肉・魚・卵・乳製品は動物性たんぱく質、豆類は植物性たんぱく質に分類されます。
動物性たんぱく質と植物性たんぱく質が1:1になるように取り入れることを心がけましょう。
良質な脂質
良質な脂質であるオメガ3脂肪酸も欠かせない栄養素。
オメガ3脂肪酸は、血液をサラサラにし、柔軟な細胞膜を作り、女性ホルモンの材料となるなど、バストアップだけでなく美容と健康のためにも大切な役割を担っています。
オメガ3脂肪酸が含まれる食材には、亜麻仁油・えごま油・魚・くるみなどがあります。
イソフラボン
イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをする栄養素で、乳腺の発達を促してくれます。
イソフラボンは、大豆製品に多く含まれており、納豆・豆腐・豆乳などから取り入れられます。
摂取しすぎるとホルモンバランスを乱す原因になるので、注意が必要です。
1日のイソフラボンの上限は70〜75mg。
各食材に含まれるイソフラボンの量は以下の通りです。
- 納豆1パック:約36mg
- 豆腐1/2丁:約40mg
- 豆乳200mL:約40mg
ボロン
ボロンはミネラルの一つで、ホウ素とも呼ばれます。
ボロンは女性ホルモンエストロゲンの分泌を促す働きがあるため、バストアップを助けてくれる栄養素です。
ボロンを多く含む食材には、りんご・キャベツ・ぶどう・梨・などがあります。
ボロンは熱に弱いので、加熱せず生のまま食べるようにしましょう。
ビタミンC
先述した通り、ビタミンCはコラーゲンの合成をサポートしてくれる栄養素です。
他にも、抗酸化作用によって体を若々しく保つ働きや、ストレスを緩和する効果も期待できます。
ビタミンCは、柑橘系のフルーツ・キウイ・イチゴ・ピーマン・ブロッコリーなどに多く含まれます。
ビタミンCは、水溶性のビタミンで排出されやすく、体に長時間止めておくことができません。
食事や間食で、こまめに取り入れるようにしましょう。
ビタミンE
ビタミンEは、女性ホルモンのバランスを整え、血流を促進する効果があります。
バストまで、栄養素やホルモンをスムーズに運んでくれるのです。
ビタミンEが多く含まれる食材には、アボカド・かぼちゃ・ナッツ類・ほうれん草などがあります。
コラーゲンを取り入れてバストアップを目指そう!
コラーゲンを上手く取り入れることで、効率良くバストアップを目指せます。
コラーゲンの吸収率をアップさせる食べ物や、吸収されやすい形態のものを取り入れるよう意識しましょう。
コラーゲンの吸収や合成を妨げる食べ物や飲み物にも気を付けながら実践してみてくださいね。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |