胸の形を守るにはチューブブラは止めた方が良い?
バストの悩みQ&A

胸の形を守るにはチューブブラは止めた方が良い?

チューブブラは下垂など胸の形が変わる可能性あるため、おすすめできない場合があります

チューブブラは肩紐がないために肩こりなどが生じなくて楽だという話もあります。

またブラジャー紐などが見えるという心配もないこともポイントです。
しかしチューブブラは胸を押さえて支えるタイプのブラジャーである点は無視できません。

肩紐がないことや、下部にも胸を支えるワイヤーなどがないことが要因となり、下垂が生じやすいと言われているのです。
そのためチューブブラを使用するなら、通常のブラジャーよりも、胸の形が崩れない対策を意識する必要があるでしょう。

チューブブラは胸の安定感が少し弱いです

チューブブラ(チューブトップブラ)というブラジャーはバストの周囲を1周する布地部分とカップが縫い付けられているタイプのブラジャーで、へそ部分は何もありません。

チューブブラのメリットは複数あります。
そもそもチューブブラは胸の下部分をワイヤーが支えるタイプではありません。
通常のブラジャーとは異なり肩紐で支えないのです。
そのため肩こりなどが生じている人にはおすすめのブラジャーとも言われています。

ファッション性が高いのもポイントの1つです。
肩を大きく出すようなドレスなどのファッションアイテムにも違和感がありません。
また肩紐がありませんから、ブラジャーの線が気にならないというメリットもあるでしょう。

しかし適切に着けなければ胸の形を崩す原因の1つになると言われています。
チューブブラはブラジャーが上から押さえて胸を支える仕組みですが、それ以外に支える部分がないのです。
そのため胸が上から押さえつけられることで下垂が生じる可能性があります。

チューブブラを着用するなら胸の形を崩さない意識が必要でしょう。

着用するなら胸の形が崩れない対策が重要です

着用するなら胸の形が崩れない対策が重要です
チューブブラを検討する人やすでに使っている人は、胸の形を崩す原因への対策についても意識した方がよいです。

たとえばスマホやパソコンを使用していると、猫背になりがちです。
そうなると骨格の歪みや筋肉が固まるなどの問題が生じて血行が悪くなる可能性が考えられています。
血行が悪くなれば、胸に栄養が届きづらくなるため注意が必要です。

ただ血行を悪くする原因は姿勢以外にもあり、ほかには不規則な生活が挙げられます。
さらに具体的に言えば、睡眠不足やストレスが考えられるでしょう。

不規則な生活は女性ホルモンの分泌にも影響を与えます。
女性ホルモンは胸の形や大きさを維持するためには重要なものです。
そのため不規則な生活をしながら、なおかつチューブブラを着用している場合にはとくに気をつけるようにしましょう。

なぜならバストの下垂を招きやすくなる可能性があるからです。
そのため不規則な生活は胸の形を崩す原因になると言えるため回避するようにしましょう。

また食生活にも注意してください。
女性ホルモンや胸を発達させる栄養分が豊富だとしても、特定の食べ物だけをたくさん食べていれば栄養バランスが乱れます。
胸の発達や維持にも栄養が必要ですから、結果として胸がしぼんで形が崩れる可能性も否定できません。

またチューブブラのように上から押さえて締め付けるタイプのものは、血行悪化につながることも忘れないようにしましょう。

このように胸の形を崩さないためには、総合的な対策が必要と言えます。

スポーツなどではスポーツブラの方がよいでしょう

スポーツなどではスポーツブラの方がよいでしょう
胸の形が崩れる原因の1つに激しい運動があります。

激しい運動をすると、胸が大きな人ほど上下に激しく揺れてしまうことが多いです。
そのような時には、チューブブラではなくスポーツブラがおすすめです。
スポーツブラもチューブブラと似ていますが、より胸を固定してくれます。

しかしどうして胸を固定しないといけないのでしょうか。
なぜなら脂肪が柔らかくて形が崩れやすいだけではなく、胸を支えているクーパー靭帯が大きく関係していると考えられているからです。

クーパー靭帯は強固なものではないため、スポーツで胸が上下に激しく揺れることで、伸びたり切れたりすることがあるのです。
そのためスポーツなどを行う時はチューブブラではなく、スポーツブラを使用した方がよいと言えます。

さらにブラジャーについても、着用方法に注意するようにしましょう。
とくに控えて欲しいのが、本来の適正サイズより小さなブラジャーをつけることです。

これはチューブブラでもスポーツブラでも言えることです。
適正サイズより小さなブラジャーを着用すると、血行不良につながることに加え、形が崩れる原因の1つにつながると考えられます。

それぞれの場面に合わせた下着を選ぶことも大事ですが、自分の体に合ったものを見極めることも重要です。

(まとめ)胸の形を守るにはチューブブラは止めた方がよい?

1.チューブブラは下垂など胸の形が変わる可能性があるため、おすすめできない場合があります

チューブブラを着けるメリットは多いと言います。

しかしチューブブラは通常のブラジャーと異なる形ですから、下垂のような胸の形が変わるという可能性もあります。
だからこそ胸の形を崩さないための対策が必要になるのです。

2.チューブブラは胸の安定感が少し弱いです

チューブブラは通常のブラジャーのように肩紐やワイヤーがないため肩こりが生じず、楽というメリットはあります。

ファッション性も高いのですが、支えるという面では弱いために、下垂などが生じやすいと言われているのです。

3.着用するなら胸の形が崩れない対策が重要です

チューブブラを使用する人は、通常のブラジャーよりも胸の形が崩れないように日頃から気をつける必要があります。

たとえば血行不良にならないよう姿勢を正しくし、食生活にも注意しましょう。

4.スポーツなどではスポーツブラの方がよいでしょう

スポーツをする時はチューブブラではなくスポーツブラを使用しましょう。

チューブブラでは安定性が不足するために、揺れてクーパー靭帯に負担がかかり、下垂が生じやすくなるからです。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール