胸の形が左右違うアンバランスな原因とは?
目次
胸の形が左右違う原因は長年の生活習慣による影響が考えられます
胸の形が左右違う根本的な原因は生活習慣にあると言われています。
そしてその生活習慣として考えられるのが、スポーツや利き手による筋肉の使い方や姿勢、骨盤の歪みなどです。
たとえば利き手により片側の筋肉のみを使う生活習慣は、筋肉を偏って発達させます。
筋肉のバランスを悪くなることで、胸の形に左右差が現れる傾向にあるのです。
また偏りのある筋肉の状態は骨格のズレに繋がり、胸の成長に重要な働きをする骨盤も歪ませる可能性があります。
胸の形が左右で違う場合は生活習慣から見直していきましょう。
胸の形はマッサージでバランス良く整えられる可能性があります
左右違う胸の形は適切なマッサージでバランス良く整えてあげることで改善できる可能性があります。
ではここでいう適切なマッサージとはどのようなマッサージのことを指すのでしょうか。
実は、左右差のある胸には、ただやみくもにマッサージを行っても効果を実感するのが難しいという問題があります。
なぜなら左右差のある胸の背景は、さまざまな要因が複雑に絡み合った状態にあることが考えられるからです。
たとえば猫背などの姿勢や利き手が原因となり左右差が生じていたとします。
猫背などの前のめりの姿勢は筋肉を凝り固まらせることで代謝を低下させたり、血液やリンパの流れを妨げたりすると言われているのです。
また代謝や循環機能が低下したことから、胸に女性ホルモンや栄養が行き届かなくなると、胸は萎んで垂れたがった状態になりやすくなります。
その上利き手により偏って筋肉が発達したことで骨盤に歪みが生じていたとしたらいかがでしょうか。
胸はいちだんと成長しにくい状態にあるということができます。
マッサージで左右差を整える場合、これらの要因を考慮しながら、個々の体型や体質、胸の状態に適したマッサージを見極める必要があるでしょう。
改善するのに専門的な知識や技術を必要とする左右差のある胸へのマッサージは、プロの手を借りることでより大きな効果が期待できます。
骨盤の歪みを解消する運動を習慣づけることで胸の成長を促します
手軽に行える運動で骨盤の歪みを解消して胸が成長しやすい身体を育みましょう。
一般的に、骨盤の歪みと聞くと、専門家による施術が必要だと考える方は少なくありません。
しかし自宅で気軽に行える運動で、骨盤の歪みは解消できると言われています。
また胸の成長を促す上でも適度な運動は大切なため、骨盤の歪みを解消しながら胸が成長しやすい身体作りを行えるエクササイズはおすすめです。
それでは骨盤の歪みとりエクササイズをする前に、骨盤のつくりについて理解しておきましょう。
まず骨盤は、対になる腸骨・恥骨・坐骨の6つの骨から成り立っています。
そしてこれら6つの骨は骨盤底筋や股関節の回旋筋により支えられているのです。
なお6つの骨が立体パズルのように組み合わせられたつくりをしている骨盤には、生活習慣や普段のクセの影響を受けてバランスが崩れやすいといった性質があります。
このバランスを整えるのに効果的なのが骨盤の歪みとりエクササイズです。
実は、骨盤の歪みは日中の習慣やクセにより日々進行していると言われています。
就寝前のちょっとした時間をエクササイズに充ててみてはいかがでしょうか。
正しい姿勢を定着させることで胸を取り巻く環境を整えましょう
正しい姿勢で骨盤の歪みや身体のズレが生じないように意識し、胸が成長しやすい環境を作りましょう。
ただし正しい姿勢をとる際は、側面から見た身体がゆるいS字カーブを描くように意識することが大切です。
実は、男性に比べて筋肉が少ない女性は前かがみの姿勢になりやすいと言われています。
いわゆる猫背の姿勢は、血流やリンパの流れを滞らせ、ホルモンバランスを乱す原因となる恐れがあることから、胸にとって決していい姿勢とは言えません。
さらに家事や育児、仕事などで前かがみの姿勢をとることが多い女性の筋肉は、バランスが悪い状態にある傾向が高いことが考えられます。
一方で正しい姿勢には血流やリンパ、神経の流れや伝達を良好に保つ効果が期待できることから、胸の成長が促されやすくなると言われています。
さらに身体の歪みをとるエクササイズなどで筋肉のバランスが整えられると、上向きの美しい胸を育みやすくなるのです。
正しい姿勢により基礎代謝が上がることで余計な皮下脂肪が燃焼されれば、メリハリのある美しいボディラインを実現できる可能性があります。
ただ正しい姿勢は維持することが難しいため、常に意識しながら定着させることが大切です。
(まとめ)胸の形が左右違うアンバランスな原因とは?
胸の形が左右で違うのには、利き手や偏った筋肉の使い方などの生活習慣に原因があると言われています。
さらにこの偏った筋肉の発達により骨格や骨盤に歪みが生じると、胸の成長が妨げられる恐れがあります。
胸の左右差は生活習慣から見直しましょう。
左右違う胸の形は適切なマッサージでバランス良く整えられる可能性があります。
ただ左右差のある胸の背景にはさまざまな要因が潜んでいる恐れがあるため、改善するためには、それ相応の知識や技術が必要です。
骨盤の歪みは循環機能の低下やホルモンバランスの乱れを招くことから、胸の成長を阻害する恐れがあります。
しかも6つの骨がパズルのように立体的に組み合わされた構造をしている骨盤は、生活習慣や行動のクセの影響を受けやすい性質があるのです。
正しい姿勢には血流やリンパ、神経の流れや伝達をスムーズにする効果があると言われています。
また基礎代謝を上げる効果も期待できるため、ハリ感のある美しい胸を実現できる可能性があります。
なお正しい姿勢は維持しながら定着させることが大切です。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |