ベンチプレスで胸が垂れるのを予防できるって本当?
ベンチプレスで大胸筋を鍛えられるため胸が垂れることの予防につながります
胸が垂れるのを防ぐには大胸筋や小胸筋など、支える土台を鍛えることが大切と言われています。
大胸筋などを鍛えることで胸の重みを支えられる土台ができるだけではなく、クーパー靭帯という胸を支える重要な組織への負担を軽くできると言われているのです。
この大胸筋などを鍛えるには、ベンチプレスによるトレーニングが効果的です。
胸を支える筋肉を鍛えるためにはベンチプレスが効果的です
胸が垂れる予防をするには、大胸筋を鍛えると良いと言われています。大胸筋を鍛える方法としてはエクササイズなどもありますが、本格的に行いたいのでしたらベンチプレスというやり方も良いでしょう。
ベンチプレスとは、ベンチに寝転がった体勢で重りのついたバーベルを持ち上げて胸に下ろすという動作を繰り返すトレーニングです。スポーツジムなどに行かれたことがある人なら、見かけたこともあるでしょう。
このベンチプレスは、主に上半身の筋肉を鍛えるのに役立ちます。具体的には、大胸筋をはじめ、小胸筋や前鋸筋、三角筋、上腕三頭筋に良い影響を与えると言われているのです。
このベンチプレスを行うことで、大胸筋や小胸筋が発達し、土台部分が安定するでしょう。豊かな胸であるほど重みによって垂れ下がることが考えられます。
その重みを大胸筋によって支えることが期待できるのです。さらに小胸筋という筋肉も胸を引き上げるため、下垂の予防を手助けしてくれます。
また、左右の胸が離れる離れ乳対策の助けになると言われています。バストアップだけではなく、二の腕の引き締めにもつながるといううれしい効果もあるのです。
ベンチプレスは適切に行わないとトラブルにつながります
ベンチプレスは大胸筋や小胸筋などを鍛えることで、胸の垂れだけではなくバストアップにも役立つトレーニングと言われています。ただ、バーベルを持ち上げるというシンプルな動作ですが、間違ったやり方をすると、大きな事故につながる可能性もあるので注意が必要です。
まず考えておきたいのは回数です。基本的には15回ベンチプレスを行って限界がくる程度がちょうど良いと言われています。
ベンチプレスはたくさんすれば胸も豊かになり、垂れも防ぐことができると考える方もいるかもしれません。しかし、ベンチプレスはハードなトレーニングであり、あまりにやりすぎると、胸の脂肪が燃焼する可能性があるのです。
胸の大半は脂肪ですから、トレーニングをしすぎることで胸のサイズがダウンする可能性も考えられます。そのため適度な筋力トレーニングの頻度とセット数で行うことが大切になるのです。
胸の筋肉を鍛えることは週1回ほどにして、他の部位のトレーニングを行いメリハリのあるボディラインを作ることを考えてみても良いでしょう。
ベンチプレスにはさまざまなやり方があります
胸に良いとされているベンチプレスにはさまざまな方法があるのです。
ベンチを水平にする基本の使い方
ベンチを少し斜めにする基本の使い方
傾斜のある器具の下がっている方に頭を置いた状態で行います。このデクラインベンチプレスは、大胸筋の下部に良い影響を与えると言われているトレーニングです。
フラットベンチではありますが、通常よりバーベルの中央寄りの位置を握って行うトレーニングで、離れ乳対策に有効と言われています。
ナローベンチとは逆にバーベルを持つ手の幅を広くして行うもので小胸筋を鍛えることに効果的です。
このようにさまざまなベンチプレスによるバストアップや胸の垂れ予防が期待できるトレーニングがあります。ベンチプレスは正しいフォームで行うことで、胸に良い効果を得られやすくなると理解しておきましょう。
スポーツジムによってはトレーナーも常駐しているので、相談しながら鍛えるのもおすすめです。
まとめ
胸の重みを支えるには大胸筋など、胸の土台となる筋肉を鍛えることが大事です。
ベンチプレスはその大胸筋などを鍛えるのに適したトレーニングと考えられています。
また、大胸筋を鍛えるとクーパー靭帯への負担を軽くできるのもベンチプレスの利点でしょう。
大胸筋を鍛えることで、胸が垂れる予防になると言われています。
本格的に大胸筋を鍛えるには、ベンチプレスが有効なトレーニングの1つと言われているのです。
また、小胸筋という胸を引き上げる働きを持つ筋肉を鍛えることができます。
ベンチプレスは大胸筋などを鍛えるのに有効とされていますが、正しく行わないと大きなトラブルにつながるので注意しましょう。
また、やりすぎると脂肪が燃焼して、サイズがダウンする場合もあることも留意する必要があります。
ベンチプレスにもさまざまな方法があり、胸をどうしたいのか、垂れる以外のことも考えて目的に合わせた適切なやり方をしましょう。
また、基本的に正しいフォームで行うことが、胸を下垂させないための対策につながるのです。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |