胸が垂れるのを防ぐのにどんなエクササイズが良いの?
バストの悩みQ&A

胸が垂れるのを防ぐのにどんなエクササイズが良いの?

胸が垂れる対策として期待できるエクササイズとして膝つき腕立て伏せなどがあります

胸が垂れる対策としてエクササイズが良いとされています。

例えば膝をついたまま行う腕立て伏せなど、軽いエクササイズなどがあります。

大胸筋を鍛えることでクーパー靭帯への負担が少なくなり、土台部分がしっかりするので胸が安定するためです。

ただクーパー靭帯は損傷することもあるため、衝撃などから守るようにしましょう。

他にも女性ホルモンの分泌が乱れることで乳腺が衰え、結果として胸が垂れてしまうと言われています。

クーパー靭帯の損傷や女性ホルモンの分泌が乱れるは胸の下垂を招く恐れがあります

胸が垂れる原因は複数ありますがその1つにクーパー靭帯のトラブルが挙げられるでしょう。

クーパー靭帯とは胸に張り巡らされており、乳腺と大胸筋や脂肪につなぎとめている組織です。

このクーパー靭帯があるので、胸は自らの重みで垂れ下がらずに済んでいます。

クーパー靭帯は強い組織ではないため、日常にかかる負荷で伸びる、または切れてしまう場合もあるのです。

しかし、一度傷ついてしまうと元に戻るのは難しいと言われています。

そうなれば胸と大胸筋などをつながている組織が消えることになるので、垂れてしまうでしょう。

これ以外にも胸が垂れさせてしまう原因はあります。

それは女性ホルモンの乱れです。

女性ホルモンの場合は、胸を豊かに発達させるために必要であり、同時に肌のハリを生み出していると考えられています。

しかし女性ホルモンが乱れてしまうと、ハリを保てずに胸が垂れることにつながると言われているのです。

大胸筋や小胸筋などをエクササイズはバストアップにつながります

大胸筋や小胸筋などをエクササイズはバストアップにつながります
胸を垂れさないためには、大胸筋や小胸筋など、胸の筋肉を鍛えることが大切と言われています。

大胸筋や小胸筋は胸の土台部分だからです。

胸の土台がきちんと安定すれば胸を支え、引き上げられるためバストアップにつながります。

これらの筋肉を鍛えられる手軽なエクササイズがあるので、ちょっとした隙間の時間に実践してみましょう。

例えば膝をつけた腕立て伏せは大胸筋を鍛えるためのエクササイズです。

まず両膝を立てて肩幅ぐらいに開いてから、床に手をつきましょう。

その時のポイントとして、手と手の間の距離は大体、肩幅より少し広めに開くことです。

そこから床にあごが着く程度まで肘を曲げましょう。

肘を曲げる時は、息を吐き、伸ばす時は息を吸い込みます。

1日で10回×3セットを目安にすると良いです。

さらに他の定番のエクササイズとして、合掌ポーズがあります。

これも簡単で、背筋を伸びし、胸の前で両手を合わせてお互い強く押し合うだけです。

ポイントは肘を直角に曲げることで、1回15秒ほどを目安に行いましょう。

他にも手に力を入れるのに集中するのではなく、胸の筋肉を意識することがコツです。

エクササイズだけではなく日常的な行動を改善することも大切です

エクササイズだけではなく日常的な行動を改善することも大切です
胸が垂れるのを防ぐには、エクササイズだけでは十分ではないと言えます。

日頃の行動の癖が、バストの形や大きさに悪影響を与えている可能性があります。

まず簡単に行える対策としては姿勢を良くすることです。

デスクワークで日常的にパソコンを使っていると、猫背になりやすいと言われています。

猫背になると血流が悪くなることが考えられ、胸を維持するための女性ホルモンや栄養が十分に運ばれない可能性があります。

そのためまずは姿勢を良くすることが大切なのです。

また、胸を支えているクーパー靭帯が伸びたり切れたりしないように守ってあげることも大事になります。

生活の中で少し走ることや、眠っている時の寝返りなど、普段は意識しないことがクーパー靭帯に負担を与えているのです。

普段使う下着もしっかりバストを支えるものにし、就寝時はナイトブラに着けかえるなどすると良いでしょう。

動きの激しいスポーツを行う時にはスポーツブラを着用することもおすすめです。

他にも胸が垂れないエクササイズなどと同じくバストマッサージを行うのも良いでしょう。

バストマッサージはスムーズな血流だけではなく、胸の形を整える助けになるとも言われています。

このような複数の対策をきちんと行って胸が垂れるのを予防しましょう。

(まとめ)胸が垂れるのを防ぐのにどんなエクササイズが良いの?

1.胸が垂れる対策として期待できるエクササイズとして膝つき腕立て伏せなどがあります

胸の土台となる大胸筋を鍛えることで、重みに耐えられます。

また、胸を支えるもう1つの重要な部位であるクーパー靭帯の負担を軽くなると言われています。

その大胸筋を鍛えるエクササイズとして、膝つき腕立て伏せがおすすめです。

2.クーパー靭帯の損傷や女性ホルモンの分泌が乱れるは胸の下垂を招く恐れがあります

胸が垂れる原因としてクーパー靭帯のトラブルが考えられます。

クーパー靭帯が伸びすぎる、切れるなどすれば、胸が支えられなくなり垂れてしまうリスクが高くなるからです。

また、女性ホルモンの分泌が乱れることも胸が垂れることにつながります。

3.大胸筋や小胸筋などをエクササイズはバストアップにつながります

大胸筋などを鍛えると、胸を支えるための土台作りになるためエクササイズはバストアップに役立ちます。

膝を床につけた腕立て伏せを継続的にするだけでも大胸筋を鍛えられるので試してみましょう。

4.エクササイズだけではなく日常的な行動を改善することも大切です

大胸筋が衰えないように日頃から注意することはたくさんあります。

猫背のような悪い姿勢にならないようにし、クーパー靭帯に負担がかからないように気をつけましょう。

スポーツブラやナイトブラを着用し、バストマッサージで血流を良くすることも大切です。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール