胸が垂れる原因は夜にあるって本当?
バストの悩みQ&A

胸が垂れる原因は夜にあるって本当?

ノーブラなどで寝るなど夜は胸が垂れる要因が潜んでいます

夜は開放感があるのでノーブラや、ラフなカップ付き下着で寝るという方もいるでしょう。しかし、寝ている間も支えがないと重力により胸は下へと引っ張られ下垂したり、知らないうちに徐々に脂肪が背中やお腹へと流れたりしてボリュームを失いつつあるのです。

このように夜の睡眠時には、胸が垂れる原因が隠れています。夜寝る時は締め付け感がなく、楽だけどしっかり胸を支える機能があるナイトブラを着けることが、胸の下垂の予防になります。

さらに、睡眠をしっかりとる、運動を取り入れるなど生活習慣を見直すことも大事です。

夜寝る時も寝返りなどで胸は不安定な状態にあります。支えがないと垂れやすくなる…

夜寝る時も寝返りなどで胸は不安定な状態にあります。支えがないと垂れやすくなる…
胸苦しいからといって、昼間は着けていたブラジャーを外して夜寝るという方も多いでしょう。確かにブラジャーを着けたままだと、圧迫感があって寝苦しさを感じたり、ワイヤーが胸に当たって痛みや痒みが生じたり、黒ずみの原因にもなります。

しかし、夜寝る時にノーブラで寝ると、締め付け感はなくなりますが、胸は支えを失うことになるのです。寝ている間に横向きや仰向けで寝ると、胸の重みが重力に負けて下に垂れてきます。

さらに、バストを形づくっている脂肪には形状記憶機能が備わっており、重力で脇やお腹、背中へと徐々に流れそのままの場所に留まるのです。徐々に胸のボリュームがなくなり、脇や背中に肉がついてスタイルが崩れるという悪影響も及ぼします。

また、寝返りを打つと胸が横に揺さぶられるので、胸を支えるクーパー靱帯もダメージを受けて伸び、これも胸が垂れる要因となるのです。夏は暑いためにカップ付きのキャミソールなどラフなスタイルで寝る方もいます。

カップ付きの下着に十分に胸を支えることができないので、胸の下垂を招くことにつながります。

夜はナイトブラをきちんと着ける事で胸の下垂を防ぎます

夜はナイトブラをきちんと着ける事で胸の下垂を防ぎます
胸が垂れないようにするには、夜もブラジャーを着けて胸を下や横からきちんと持ち上げた状態をキープすることが大事です。しかし、昼間と同じワイヤー入りのブラジャーは、寝る時に胸を締め付けて血流が悪化させ、さらに寝返りを打つとブラジャーがズレてしまうことがあります。

元々昼用のブラジャーは、立っている状態で胸を支えることを想定して設計されています。そのため、寝ている状態で胸を支えるのは不十分だと言えるでしょう。

夜寝る時は、専用のナイトブラを身に着けることで胸が垂れるのをある程度防ぐことができるとされています。ナイトブラは寝た状態で胸を上下や左右からしっかり支え、寝返りなど睡眠時の動きにも対応できる設計になっているのです。

締めつけ感もなく、素材が軽くて柔らかくつけ心地も良いものや胸をすっぽり覆って、胸全体を動きからサポートする安定感のあるものを選びましょう。夜は寝ているだけだからと大丈夫だとブラジャーを外してしまう人や、昼間と同じもので問題ないだろうと思う人もいるかもしれません。

しかし、人生の約3分の1は睡眠で占められており、そう考えるととても長い時間、胸の下垂や脂肪が流れだすのを放置していることになります。胸の形やボリュームを守るためには、夜もナイトブラでしっかりケアすることが大事なのです。

胸の下垂を防ぐには生活習慣の改善や育乳マッサージなどもおすすめです

胸の下垂を防ぐには、生活習慣の改善や育乳マッサージなどもおすすめです
胸が垂れるのを防いでバストのボリューム回復を目指すには、生活習慣の見直しも必要となります。胸は大胸筋を土台としており、加齢や運動不足などが原因で大胸筋が衰えると胸も徐々に下がり始めます。

大胸筋を鍛える水泳やエクササイズなどを生活に取り入れることが大事です。睡眠で十分に休息をとることで自律神経が整い、身体のめぐりが良くなり、結果として女性ホルモンの分泌も安定します。

そのためには、寝る1時間前までに湯船に浸かる入浴と、寝る2時間前までに食事を済ませ、部屋を暗くして寝る前にスマートフォンなどを控えるようにしましょう。また、毎日の食事においてもバストアップメニューを意識することが大事です。

女性ホルモンの似たような作用のある大豆イソフラボンを含む納豆などの大豆製品や、胸に張りをもたらすコラーゲンを含んだ手羽先や鶏軟骨、鮭やサバ、ウナギなども取り入れるようにしましょう。そして専用サロンで育乳マッサージを受けるのもバストアップに効果的です。

プロの手に任せることで、自分で行うより効率よく、しかも安全にマッサージができて効果も高いと言われているのでおすすめです。

まとめ

1.ノーブラなどで寝るなど夜は胸が垂れる要因が潜んでいます

夜は締め付けが苦しいからノーブラなどで寝ると、胸が支えられず下垂することや、ボリュームを失うリスクが高まります。

寝る時も寝ている状態で胸をしっかり支えてくれるナイトブラを付けることが大事です。

2.夜寝る時も、寝返りなどで胸は不安定な状態にあり、支えがないと垂れやすくなります

夜は締め付け感が嫌だからとブラジャーを外し、カップ付きキャミソールなどで寝ると、胸が支えを失うので脂肪が脇やお腹、背中へ流れやすくなります。

その結果、胸はボリュームを失い、脂肪が流れて形崩れを起こすのです。

3.夜はナイトブラをきちんと着ける事で胸の下垂を防ぎます

夜寝ている間も胸が垂れないようにするには、夜専用のナイトブラを着けることをおすすめします。

ナイトブラは寝ている状態で胸をしっかり支える構造になっており、締め付け感もなく、素材も柔らかいもの選べば快適に眠れるでしょう。

4.胸の下垂を防ぐには、生活習慣の改善や育乳マッサージなどもおすすめです

胸が垂れるのを防ぐには、大胸筋を鍛えるエクササイズや運動を取り入れ、質の良い睡眠をきちんと取ることが大事です。

さらに、女性ホルモンの分泌を促し、胸に張りをもたらすコラーゲンを含む食品の摂取や育乳マッサージなども効果的です。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール