太ることで胸が垂れる原因とは?
バストの悩みQ&A

太ることで胸が垂れる原因とは?

太ることで胸が垂れるのは乳房内に蓄積された皮下脂肪がクーパー靭帯にダメージを与えるためです

太ることにより胸が垂れるのは皮下脂肪が乳房内に蓄積されることによるところが大きいことが考えられます。というのも、蓄積された皮下脂肪がクーパー靭帯に負担がかかることで、伸びたり、断裂したりする可能性が高いからです。

皮下脂肪の蓄積は、胸の皮膚表面にも負担を与える可能性があります。つまり、太ることで胸の組織から弾力性や柔軟性が奪われ、胸は下垂しやすくなることが考えられます。

太ると胸が垂れやすくなると言われています

太ると胸が垂れやすくなると言われています
女性の身体は太ると皮下脂肪がつきやすい傾向があり、皮下脂肪の蓄積は胸の組織に相当な負担をかけることが考えられます。皮下脂肪を支える役割を担うクーパー靭帯は性質上、一旦伸びたり断裂したりすると元には戻ることはありません。

皮下脂肪が蓄積された状態は、胸の皮膚表面にも負担をかける可能性があります。なお、皮下脂肪の蓄積により皮膚表面から弾力性や柔軟性が奪われて皮膚が伸び切ってしまうと、乳房を支えきれなくなり、クーパー靭帯への負担はますます大きくなることが考えられるでしょう。

そして、このような胸への負担が結果的に垂れるなどの変化を招くのです。実は、胸の下垂は一旦現れると、前の状態には戻すことが難しいと言われています。

そのため、胸の組織への負担は適切なバストケアを施すことで軽減する必要があるのです。このことから分かるように、ハリ感のある美しい胸の形は微妙なバランスの上で成り立っています。

やはり、デリケートな胸の組織には負担を与えないように細心の注意を払うことが大切だと言えます。

バストの大きさを残したままダイエットできる可能性があります

バストの大きさを残したままダイエットできる可能性があります
ダイエットする際は、ハリ感のある胸を育みながら行うことで、胸を残して痩せられる可能性があります。ハリ感のある胸を育む上では、ダイエットによる胸への負担は軽減することが大切です。

例えば、ウォーキングなどの有酸素運動で皮下脂肪を減らそうと考えた場合、胸に揺れなどの刺激が加わらないように注意する必要があります。なぜなら、揺れや圧迫などの刺激により乳房内の皮下脂肪が燃焼したり、バストラインが崩れたりする恐れがあるからです。

そこで、ダイエットのために運動をする際は、スポーツブラで揺れなどの刺激から守ってあげることが大切です。また、食事制限でダイエットする際にも注意が必要になります。

というのも、偏った食事が胸の成長を阻害する可能性があるからです。痩せるために脂質を制限する方がいらっしゃいますが、脂質は胸の成長に必要不可欠な女性ホルモンの材料になります。

そこで、食事で痩せようと考えるのであれば、糖質制限をしながら、皮下脂肪を減らす運動も併せて行うことをおすすめします。ただ極端な制限をすれば良いわけではありません。

糖質となる炭水化物や体を作るたんぱく質、脂質に加え代謝を助けてくれるビタミンなどもバランス良く摂取しましょう。そのため、ダイエットする際は適切なバストケアで守ることが大切なのです。

バストマッサージはボディメイクの効果も期待できます

バストマッサージはボディメイクの効果も期待できます
メリハリのあるボディラインを形成しながらハリ感のある胸を育むのにマッサージが効果的です。マッサージをすることで、リンパの流れや血流を促しながら、二の腕や背中に流れた脂肪を胸に導くことで作り出すことができると言われています。

また、背中のマッサージで代謝を上げることでも、美しいボディラインが形成しやすくなります。さらに、バストマッサージで乳腺を刺激し、胸の皮膚表面に弾力性や柔軟性を与えることでハリ感のある胸が育まれ、理想的なメリハリのあるボディラインが実現しやすくなるのです。

ただ、このようなマッサージは、リンパの流れや脂肪の性質といった身体の構造をよく知った上で行わなければ、逆にバストを構成する組織を傷つける可能性があります。加えて背中のマッサージは手が届きづらく、自分自身で行うには、難しいでしょう。

効果的で安全性の高いマッサージを望まれるのであれば、プロによる施術を受けるといった方法もおすすめです。

まとめ

1.太ることで胸が垂れるのは乳房内に蓄積された皮下脂肪がクーパー靭帯にダメージを与えるためです

太ることで胸が垂れるのには、皮下脂肪の増加が関係していることが考えられます。つまり、皮下脂肪が増加することによりクーパー靭帯や胸の皮膚表面に負担が掛かり、その結果、胸の組織から弾力性や柔軟性が失われることで胸が垂れやすくなるのです。

2.太ると胸が垂れやすくなると言われています

基本的に、胸の組織はとてもデリケートなため、太るなどの体型の変化により崩れる恐れがあるでしょう。そのため、胸が下垂するのを防ぐには、クーパー靭帯や胸の皮膚といった胸の組織への負担を軽減する必要があると言えます。

3.バストの大きさを残したままダイエットできる可能性があります

胸の皮下脂肪を残して痩せたい場合、ハリ感のある胸を育むためのバストケアが必要だと言えます。なぜなら、胸の皮下脂肪は他の部位に比べて燃焼しやすい上に、食事制限や運動により胸の成長が阻害されたり、胸の形が崩れたりしてしまう恐れがあるからです。

4.バストマッサージはボディメイクの効果も期待できます

ハリ感のある胸を育みながらメリハリのあるボディラインを形成するのにマッサージが効果的だと言われています。マッサージは技術や慣れが必要なため、専門サロンで受けられるプロの施術を利用してみても良いでしょう。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール