ランニングはバストが揺れないようにした方がいい?
バストの悩みQ&A

ランニングはバストが揺れないようにした方がいい?

ランニングなど運動で激しくバストが揺れるとクーパー靭帯が伸びやすく垂れる原因になります

バストが激しく揺れやすいランニングなどの運動を行うと、バストが垂れやすくなりますが、これはバストを形づくるクーパー靭帯が伸びたり切れたりするからです。
さらに加齢によるコラーゲン量の減少も加わると、コラーゲンでできているクーパー靭帯が伸びやすくなりバストの下垂が起きやすくなります。

そのためランニング時にはスポーツ向けのブラジャーを着用してバストの揺れ防止に努め、普段の食事でコラーゲンを適度に継続して摂りましょう。
また垂れてしまったバストの形を改善するには、プロによる育乳マッサージを受ける方法もあります。

クーパー靭帯は激しい揺れなどによって伸び、戻りにくくなります

クーパー靭帯とは、バストで大胸筋と乳腺、脂肪をつないでいる部分で、それらをまとめて支えているコラーゲン繊維のことです。
そのためバストの形をつくっている大切な部分ですが、強い力で伸ばされたり加齢とともに伸びやすくなったりするので、伸びを防止するためにサポートする必要があります。

それからクーパー靭帯は他の靭帯とは違って伸びることがあるために、伸びすぎて切れてしまう場合もあり、するとバストの下垂につながります。
ランニングのような激しい運動はクーパー靭帯を伸ばしたり切れたりしやすいため、運動時にはバストをサポートするような下着を着けるなどの対策をしましょう。

コラーゲンは加齢とともに減少する

クーパー靭帯が加齢とともにたるみやすくなっていく理由は、年齢が上がるにつれて体内のコラーゲンの質と量が減少していくからです。
20歳がピークと言われており、その後は質も量も落ちていってしまうため上手に補う必要があります。

体やシーンに合った下着を着けて運動を行いましょう

体やシーンに合った下着を着けて運動を行いましょう
ランニングなどのように体を動かすと激しくバストが揺れる可能性のある運動に取り組む時は、スポーツ用の下着の着用がおすすめです。
普段身につけるブラジャーとは違うバストの揺れを防止するタイプを選んで付けることで、クーパー靭帯が伸び、バストが垂れることを予防できます。

さらに詳しくご紹介すると、ソフトパットでノンワイヤー、ランニングは汗をたくさんかくため通気性が良くストレッチ素材で動きやすいスポーツブラジャーがおすすめです。

減少するコラーゲン量への対策もおすすめ

ランニング時につけるブラジャーに配慮したら、普段の生活の中でコラーゲン摂取を積極的に行うことも合わせて取り組みましょう。
ただ一度にたくさん摂ればよい物ではなく、適量を継続して摂っていくことがポイントです。

コラーゲンを豊富に含む食材は、フカヒレ・すっぽん・うなぎ・豚足・牛筋肉などがありますが、これらの食材を摂るだけでなく、コラーゲンの分解や吸収などに欠かせない栄養素をあらゆる食品からバランスよく摂ることも大切です。

バストの下垂が気になる時は育乳マッサージもおすすめです

バストの下垂が気になる時は育乳マッサージもおすすめです
激しい運動などが原因でバストが垂れたと感じる時にはセルフケアだけでなく、サロンでプロが行うオールハンド育乳マッサージを取り入れる方法もあります。
バストアップに詳しいサロンの女性スタッフが直接バストやその周辺をマッサージしてほぐし、バストアップを目指すので理想のバスト実現に役立ちます。

このマッサージは背中をしっかりとほぐしてこりを改善し、お肉が流れやすいようにしてから、バストの方へと導いていく施術です。
このカウンセリングでまずは気になるバストの下垂などお悩みを伝えておきましょう。

またバストやその周りの筋肉があらゆる理由によって硬くなり動きにくくなると、バストの下垂につながることがあります。
そのような場合には、お肉を柔らかくほぐすことで正しい位置や理想的な位置へと流しやすくすることでバストアップを目指すのです。

このようにオールハンド育乳マッサージは、バストアップや形の改善など幅広いバストのお悩みに対応してくれる施術と言えます。

(まとめ)ランニングはバストが揺れないようにした方がいい?

1.ランニングなど運動で激しくバストが揺れるとクーパー靭帯が伸びやすく垂れる原因になります

激しくバストの揺れやすいランニングを行うとクーパー靭帯に負担がかかるため、バストの下垂が起きやすくなります。

そのため運動時はバストの揺れ防止に役立つスポーツ用の下着を着けることがおすすめです。

2.クーパー靭帯は激しい揺れなどによって伸び、戻りにくくなります

バストの形をつくるクーパー靭帯は、大胸筋・乳腺・脂肪をつないでいるコラーゲン繊維です。

しかし激しい運動や年齢を重ねると伸びやすく、バストの下垂を招いてしまいます。
年齢により体内のコラーゲン量が減少することからもたるみやすくなります。

3.体やシーンに合った下着を着けて運動を行いましょう

激しくバストが揺れる可能性のあるランニングなどの運動をする時は、普段のブラジャーではなくスポーツ用の下着を着けましょう。

ソフトカップでノンワイヤー、揺れ防止がうたわれており通気性もよいタイプのブラジャーがおすすめです。

4.バストの下垂が気になる時は育乳マッサージもおすすめです

クーパー靭帯が伸びるなどしてバストが垂れてしまった時には、サロンでオールハンド育乳マッサージを受けてはいかがでしょうか。

バストやその周辺をほぐしてお肉を流し、バストアップやハリ改善に取り組むのでバストの下垂を改善したい時にも役立ちます。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール