- 10cmの時にはAカップ
- 12.5cm差はBカップ
- 15cm差はCカップ
バストサイズの正しい計算方法とは?
目次
バストトップとアンダーバストの組み合わせでサイズを計算します
バストサイズは、バストトップとアンダーバストの組み合わせでサイズを計算することができます。バストの一番大きい周囲がバストトップで、胸のすぐ下の周囲がアンダーバストです。
正しい測り方があるので、まずは間違ったサイズにならないようにしっかりとサイズを測定しましょう。気になる胸のカップサイズは、バストトップとアンダーバストの数字の差で決まります。正確なバストサイズの計算方法を紹介していきます。
ブラジャーのサイズは正しいサイズから計算されます
バストサイズを計算する時には、アンダーバストのサイズを基準にしてバストトップのサイズとの差でカップを計算します。
バストトップとアンダーバストの差が、
と、トップとアンダーのサイズ差が2.5cm増えるごとにカップが大きくなっていくのです。
この計算方法で計算すると、バストトップが82.5cmでアンダーバストが65cmの時に差は17.5cmとなるので、バストサイズはD65になります。
- アンダー 65cm/トップ 75cm:A65(75-65=10)
- アンダー 65cm/トップ 77.5cm:B65(77.5-65=12.5)
- アンダー 65cm/トップ 80cm:C65(80-65=15)
正しいサイズを計算するためには、正しい測り方でサイズを測っておく必要もあります。バストを測る方法には、上半身裸で測る方法とパッドの入っていないブラジャーをつけたまま測る方法があります。
どちらの方法でも、バストトップが下がった状態ではなく、バストが正しい位置にある状態で測ることが大切です。
美しいバストはゴールデン・トライアングルを作ります
美しいバストは、バランスの良い形をしています。正面から見た時に、鎖骨の中心とバストトップの3ヶ所をつないだ形が正三角形に見える状態が美しいバストの形とされています。
その正三角形はゴールデン・トライアングルといわれているのです。正三角形の形は、さまざまな原因からバストの形が変化すると徐々に変化していきます。
バストはその90%という大部分が脂肪でできています。そしてバスト内の脂肪と乳腺を、クーパー靭帯と皮膚が支えることでバストの形が作られているのです。
そのため、痩せて脂肪が減るとバストのサイズが小さくなってしまいます。一方クーパー靭帯が伸びたり切れてしまったりしてもバストの形が変わるのです。
バストの形は20代の時からすでに崩れ始めると考えられています。他にも、急激なダイエットや激しい運動などで起きた胸の揺れ、皮膚のたるみなどで形が崩れ、サイズが小さくなる可能性があります。
そしてサイズが合わない下着も形が崩れる原因の1つです。サイズの合う下着を正しくつけることが、いつまでも美しい形のバストを保つことにつながるでしょう。
美しいバストを維持するために普段から自分のバストのサイズを把握しておきましょう
バストのサイズは変わりやすいという性質を持っています。体重の変化でサイズが変わることはもちろん、毎月の月経周期で変化する女性ホルモンの増減でも変化するのです。
実は、毎月月経前にはバストが普段より大きくなる方が多いといわれています。月経後にはバストのサイズが元に戻るけれど、月経前には普段の1カップ以上大きくなるという方はブラジャーのサイズをその時々にあわせて使い分けるといいでしょう。
さまざまな原因によって大きくなったり小さくなったり変化する胸のサイズは、2、3ヶ月に1回は計測することをおすすめします。ブラのストラップが肩から落ちてくる、ブラの跡がつくなど、身体に合っていないブラジャーをつけているとバストの形は崩れやすくなるのです。
ゆるいブラジャーではバストを支えられず、反対にきついブラジャーでは血行を妨げるなど、胸のサイズと形に悪い影響を与える状態を作ります。加えて、胸の血行を良くしてハリを保つマッサージでケアを行えば、いつまでも美しいバストをキープできるでしょう。
まとめ
バストサイズは、バストトップとアンダーバストの組み合わせで決まります。バストトップとアンダーバストを正しく測ってからその数字の差を計算するとカップサイズがわかります。
ブラジャーのサイズは胸の位を正しい状態にして測ることが大切です。また、正しい計算方法はバストトップとアンダーバストの差で決まるカップ数に、アンダーバストの数字をつけるとサイズがわかります。
美しいバストは、バストトップと鎖骨の中心をつないだ時にゴールデン・トライアングルと呼ばれる正三角形の形を作ります。サイズの合う下着で長い期間その形に近いバストの形をキープすることが可能といえるでしょう。
バストのサイズは、体重だけでなく女性ホルモンの影響などでも変わってしまう性質があります。さまざまな原因で変わりやすいバストサイズは2、3ヶ月ごとに計測して注意しながらケアも行うとよいでしょう。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |