ブラジャーで垂れた胸を戻すことができるって本当?
バストの悩みQ&A

ブラジャーで垂れた胸を戻すことができるって本当?

(2020.09.11 追記)
「だんだん胸が垂れてきているような気がする…」と感じていませんか?

昔はボリュームのあったバストなのに、しぼんでしまったり、ブラジャーのサイズが合わなくなってきたりしたら要注意です。もしかしたら、バストが垂れてきてしまっているかもしれません。

では、垂れてしまった胸をブラジャーで元の位置に戻すことはできるのでしょうか?

今回は垂れた胸とブラジャーの関係について詳しくお伝えしていきます。

一度垂れてしまったら元通りにはなりません

一度垂れてしまったら元通りにはなりません

胸が垂れてしまった場合でも、正しくブラジャーを使うことで元の位置に戻せる可能性はあるのでしょうか?
実は、一度垂れた胸の位置を完全に戻すということはできません。もちろん、筋トレやマッサージ、特定の食べ物、サプリメントなどでも同様です。
胸が垂れてしまう原因の一つはなんでしょうか?
下垂の原因のひとつに「クーパー靱帯の伸び」があります。
クーパー靱帯について

クーパー靱帯は、コラーゲンを主成分とした伸縮しない結合組織で、バストと大胸筋をつないで上へ引き上げるために重要な役割を持っています。

クーパー靱帯はずっと休みなくバストの重みを支えているのですが、重みが原因で伸びたり切れたりしてしまうことがあります。しかし、一度伸びたり切れたりすると元に戻ることはありません。

そのため、クーパー靱帯が伸びて下垂している場合、ブラジャーをきちんと使うように気を付けたとしても、胸の位置が元通りになるというわけではないのです。ただし、正しくブラジャーを使うことで、今より下垂しないように予防することは可能です。

本当に私のバストは垂れてしまっているの?

本当に私のバストは垂れてしまっているの?
以前と比べて胸が垂れてしまっているような気がしていても、毎日自分の体を見ているとどこが正しい位置がわからなくなってしまいますよね。そのため、定期的に自分の胸が本当に垂れてしまっているのかどうか、きちんと確認してみることも大切です。

胸の垂れが気になる際の最初のチェックポイントとは?
もしも、バスト上部(デコルテ)のボリュームがなくなりだしているようであれば、放っておくと危険です!
どんどん体の輪郭がゆるんでいき、バストの境界線がわからなくなってしまうほど下垂してしまう可能性だってありえます。

上記のようにバストの下垂が気になりだしたら、できるだけ早く対策をしましょう。一度垂れてしまったバストは自然には戻らないので早期発見・早期ケアを心がけてください。

垂れの判断基準

バストの位置は、いきなり落ちてしまうわけではありません。

胸が垂れていく順番とは?
まず、デコルテ部分のボリュームがなくなります。次に、バスト下部がたわんで乳頭が下を向くようになります。その後、バストの脂肪が外に流れ出て、バスト全体の位置が下がっていきます。

これらの順番は、多くの方が同じ過程をたどるといわれています。そのため、胸が垂れているかどうかの判断基準として、下記のチェックポイントに注意してみてください。

ブラジャーのサイズが合わなくなってきた
バストが柔らかくなった気がする
バストの上部分のボリュームが減った
バストの位置が下がった
乳首が下を向いている
ブラジャーをしていない時、胸が平らになってしまう

これらのポイントが当てはまるようなら、もしかしたら垂れてきているかもしれません。

セルフチェック方法

セルフチェック方法
胸が垂れてしまっているかどうか、鏡を使ってセルフチェックすることができます。

  1. 鏡の前にまっすぐに立つ
  2. 鎖骨の中心と左右のバストトップの位置を確認する
  3. 鎖骨と左右のバストトップ、3点の位置を線でつなぎ合わせてみる

もし、この3点の位置がきれいな正三角形になっているなら正しい胸の位置です。しかし、もしも3点の位置が二等辺三角形になってしまっているなら、残念ながら垂れてしまっている証拠となります。

垂れてしまった胸の形には2つの種類があります。

  • 下に垂れてしまっている「垂れ乳」
  • 脇や背中側へ脂肪などが流れてしまい左右のバストが離れてしまっている「離れ乳」

どちらも下垂になるため、これ以上悪化させないために早急に対策を採りましょう。

なぜ胸は垂れてしまうのか

なぜ胸は垂れてしまうのか
ツンと上を向いた豊かなバストは、女性ならば多くの人が憧れるのでしょう。しかし、いくつになってもきれいなバストの形でいたいのに、なぜか加齢と共に垂れてきてしまうものです。

バストが下垂してしまう一番の原因とは?
年を重ねるにつれてホルモンバランスが変化し、胸そのものの「質」が変わってしまうことです。

それに加え、実は他にもいくつかの原因があります。バストの下垂は、何が原因で引き起こされているのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

加齢によるホルモンバランスの変化

加齢によるホルモンバランスの変化
胸が垂れる一番の原因は加齢です。

胸が大きくなる原理とは?
私たちの胸は「乳腺」と「脂肪」で作られており、乳腺を軸として周囲に脂肪が付くことで、ふっくらとした丸みのある形が作られています。そして、それをクーパー靱帯が引き上げることで、ハリのあるツンと上を向いた形状をキープできるのです。
乳腺が発達しているほど豊かなバストになる傾向がありますが、乳腺を発達させる方法とは?
乳腺の発達には女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が大切です。しかし、エストロゲンの分泌量は20代後半をピークに、次第に減少していくのが普通です。

加齢と共にホルモンバランスが変化すると、バストにも影響が現れ始めます。若い頃はバストの大部分を占めていた乳腺も、30代に入ると、次第にエストロゲンの分泌量が低下し、乳腺が委縮し始めます。そうなると、乳房内部の脂肪の割合が高くなってしまうのです。

脂肪は、筋肉と異なり、柔らかいため、脂肪ばかりでは形を維持することができません。構造の軸や支えを失った乳房はその結果、重力に負けて下垂するバストになってしまいます。

体に合わないブラジャーの使用

体に合わないブラジャーの使用
自分の体にあった正しいサイズのブラジャーを選ぶことができていますか?

ブラジャーのサイズが体に合っていないと、下垂の原因になりかねません。

ブラジャーのサイズが小さい場合

必要以上に体が締め付けられてしまい、血行不良で必要な栄養素が行き渡らなくなる可能性があります。

ブラジャーのサイズが大きい場合

サイズにゆとりがあるとしっかり胸をホールドできないため、ブラジャーの中でバストが揺れてしまってクーパー靱帯に負担をかけてしまう原因になります。日々、クーパー靱帯に負担がかかっていると、伸びたり切れやすくなったりするため要注意です。

古いブラジャーを使い続けている場合

ブラジャーが古くなるとホールド力が低下し、胸を支える力や引き上げる力が不足してしまうので定期的に買い替えるようにしましょう。

下記のチェック項目に当てはまる場合、ブラジャーのサイズが合っていない可能性が高いので気を付けましょう。

前傾姿勢になるとブラジャーとバストの間にすき間ができる
背中や脇にブラジャーが食い込む
肩紐がずり落ちる
走ったりジャンプしたりするとバストが揺れる
腕を上げた時、ブラジャーも一緒に上がってしまう
妊娠・出産や授乳などによるサイズの急激な変化

妊娠・出産や授乳などによるサイズの急激な変化

妊娠や出産でどのくらい胸は大きくなるの?
個人差はありますが妊娠2ヶ月目くらいからバストが変化し始め、出産の頃までに1~2カップほどサイズが上がることも珍しくありません。
なぜそんなに胸が大きくなるの?
妊娠中や授乳中は女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量が増え、乳腺が発達して乳房全体がサイズアップしやすい傾向があるからです。また、授乳中は内部に母乳が蓄えられるため、どうしても重たくなってしまいます。

これらの理由により、妊娠中や授乳期はクーパー靱帯に負荷がかかりやすい傾向があります。

出産後、胸が急激に変わりだす時期とは?
授乳前は母乳が溜まりバストが張り詰めた感じになりますが、授乳後は内部から母乳が失われるため見てわかるほどに胸がしぼんでいきます。授乳の前後でもバストサイズが変わってしまうほど、サイズの変動が激しいのがこの時期です。
さらに、授乳が終わると突然女性ホルモンの分泌量が低下します。その結果、乳腺は委縮し脂肪も減って、元のバストサイズと比べても縮んでしまいがちです。

妊娠してから授乳が終わるまでの短期間に、バストは大きな変化を遂げることになります。バストの形が変わるということは、周囲の皮膚も伸びてしまいます。一度伸びた皮膚はそう簡単には元に戻らないので、サイズダウンした際に皮膚が余り、バストが垂れやすくなってしまいます。

クーパー靱帯の伸び

クーパー靱帯の伸び
日頃からスポーツなどの激しい動きをしている人や、バストが大きめな人は、クーパー靱帯の伸びが気になるところ。クーパー靱帯は揺れなどの衝撃に弱く、一度伸びたり切れたりしてしまうと元に戻すことができません。

激しいスポーツを行っている方

ランニングや縄跳び、ジャンプなど上半身をよく動かすスポーツをしている方は要注意です。上下左右にバストが揺れる動きを定期的に行っている場合、クーパー靱帯に負荷がかかっているかもしれません。特に上下に激しく揺れると、思っているよりも簡単にクーパー靱帯は切れてしまいます。

バストが大きめの方

バストが大きめの方は元々乳房内部の脂肪比率が高いことが多いため、全体的に柔らかく変形しやすい傾向があります。また、バストが大きいということは重さもあり、重力に負けて下垂しやすいといわれています。バストサイズがCカップ以上で、ボリュームがあるタイプの方はクーパー靱帯の伸びに気を付けた方が良いでしょう。

姿勢が悪い

姿勢が悪い
姿勢が悪いと、猫背といわれる背中が丸まった状態になってしまいます。この姿勢は、体の各部にとって正しい位置ではありません。

無理な姿勢を続けていると、背中の筋肉が筋疲労を起こして血行不良になってしまいます。バスト周辺の血流が悪くなると、本来運ばれるはずの栄養や女性ホルモンが届かなくなるため乳腺が委縮してサイズダウンや下垂の原因になります。

また、前傾姿勢を続けているということは、バストを引き上げるために重要な「大胸筋」を使わないということ。大胸筋が衰えると、支える力が弱くなるため下垂しやすくなります。

なお、体が丸く縮こまっていると、呼吸が浅くなるという弊害も起こります。細胞の活性化には新鮮な酸素が重要ですから、猫背による酸素量の低下はバストの下垂だけでなく体全体にとって悪影響を及ぼすでしょう。

ノーブラで寝ている

ノーブラで寝ている
人によって異なりますが理想的な睡眠時間は7~8時間といわれており、1日のうち約1/3は寝ていることになります。就寝中くらいブラジャーの締め付けから解放されたいと感じ、ノーブラで寝ている方も多いようです。

しかし、実は睡眠中も重力の影響を受けるため、横向きで寝たり、寝返りを打ったりするたびにバストは上下左右に移動してしまいます。バストが動くということは、クーパー靱帯に負荷がかかっているということ。

そのため、睡眠中にノーブラで過ごしていると、横向きになったり寝返りを打ったりするたびにクーパー靱帯を痛めてしまう可能性があるのです。

また、立っている時は下垂だけを気にすれば良いですが、睡眠中は下だけでなくさまざまな方向に重力がかかります。脂肪は柔らかいため、寝ている間に脇や背中に流れていってしまいます。

その結果、下垂だけでなく、バストが左右に開いてしまったり、脇肉になってしまったりして形が崩れる原因になるのです。

ブラジャーを正しく使って下垂を防ごう

胸の大部分は脂肪なので柔らかく、一度形が垂れてしまうと自力で元に戻ることはありません。また、ブラジャーで支えたからといって、崩れた形がすぐ元に戻るということも考えにくいです。

そのため、下垂が気になりだしたら、これ以上垂れてしまわないように早めのケアをしていく必要があります。胸の下垂を防ぐために重要なポイント3つです。

自分の体にぴったりのサイズを選ぶ
シーンに合わせてブラジャーを選ぶ
正しい方法できちんと着ける

ブラジャーはついついデザインやラクチンさで選んでしまいがちですが、大切なのは自分の体にフィットしているということです。自分のバストにあっていないブラジャーを使い続けると、確実にバストラインは変化していきます。

加齢と共に柔らかくなってしまうバストをブラジャーで正しい位置にキープし、本来の居場所を記憶させてあげましょう。なお、ブラジャーを正しく使うことで、伸びたり切れたりしやすいクーパー靱帯を損傷から守ることもできます。

日中は自分にあったブラジャーを使う

日中は自分にあったブラジャーを使う
肌ざわり、開放感、ホールド力、安定感、補正力など、ブラジャーに期待する機能は人それぞれです。毎日使うものなので、もちろん自分が快適だと思うものを選ぶようにする必要があります。

ただし、日中は立っている時間が長いため、下垂を防ぐためには下方向の重力に負けないホールド力が重要です。楽だからといって、サイズが大きめのゆるいブラジャーを使っていたり、ノンワイヤーブラ、カップ付きキャミソールなどのホールド力が低いブラジャーを選んでいたりすると下垂を防ぐことは難しいかもしれません。

下垂防止のためにブラジャーを選ぶなら、しっかりと下からバストを持ち上げる力と、幅広のストラップで上から吊り下げる力は重要なポイント。特に大きめバストの人は乳房が重いため、しっかり吊り下げておかないとクーパー靱帯に負担がかかってしまいがちです。

そのため、バストサイズが大きい方やバストが柔らかく崩れやすい方は、カップの面積が広くてしっかりと包み込んでくれるフルカップタイプを選ぶと良いでしょう。

正しいサイズを選ぶようにしましょう

ブラジャーを選ぶ際はサイズが重要です。サイズが自分の体に合っていないと、はみ出した肉が脇や背中に流れ出してしまってバストの形が変わる原因になります。

また、ズレや窮屈さは付け心地が不快になってしまうため、精神的にもよくありません。そのため、まずは現在使っているブラジャーのサイズが自分の体にあっているかを確認してみてください。

ブラジャーが体にあっているか確認するチェック項目

ブラジャーが体にあっているか確認するチェック項目

カップが浮いている
肉が脇からはみ出している
ストラップがずり落ちやすい
ジャンプすると胸が揺れる
手を挙げるとブラジャーがずれる

上記の内容に該当するようであれば、サイズ選びが間違っている可能性があります。

特に気を付けた方が良いのが「体重も体型も変化していないから、ブラジャーも同じものを使い続けている」という方です。バストは加齢、生活習慣、体重などで変化していきます。一見サイズが変わらないように見えても、実は微妙に形が変わってしまっていることもありえるのです。

また、同じサイズでも20代のバストと40代のバストは形が異なるため、サイズだけで選んで購入してしまうと体の形に合わない可能性も出てきます。そのため、定期的にランジェリーショップなどで正しいサイズを測定してもらい、試着した上で購入するのが理想です。

締め付ける=ホールド力ではない

締め付ける=ホールド力ではない
日中のブラジャーは着けている時間が長いため、「快適」であることも大切です。しかし、下垂を防ぐためには十分な「ホールド力」も必要。

ホールド力というと締め付けられて苦しいといった印象が強い方も多いのではないかと思います。必要以上に締め付けることは血流を悪くし、体に負荷がかかります。

そのため、無駄に締めて押さえつけるのではなく、自分の体にフィットする適切なサイズを選ぶと良いでしょう。サイズや形が適切であれば、締め付けなくても適切なホールド力を得ることができます。

「締め付ける=ホールド力」ではありませんので気を付けてください。なお現在では、素材や構造の開発が進んでいるため、付け心地は楽なのにしっかりと支えてくれるブラジャーが数多く存在しています。しっかりと支えるためには、ワイヤー入りがおすすめです。

それでも、どうしてもワイヤーが苦手だと感じる場合は、サイドやバックのベルトが幅広なものを選ぶとホールド力が高まります。

また、仕事などで外に出る時はしっかりホールドしてくれるブラジャーを使い、帰宅してからのリラックス時や休日のくつろぎたい時はノンワイヤータイプを使うなど、TPOに合わせて使い分けるのも良いかもしれません。

睡眠中は、全方向を支えるナイトブラが最適

睡眠中は、全方向を支えるナイトブラが最適
就寝時ぐらいは窮屈さから解放されたいという理由で、ノーブラで寝ているという方も多いようです。しかし、下垂が気になっている人ほどノーブラでの就寝はおすすめしません。

実は寝ている間にも、胸に対して重力がかかっています。しかも、昼間とは異なり、重力が加わる方向が下向きだけではありません。

  • 仰向けで寝ているなら脇や背中の方へ
  • 横向きで寝ているなら体を下に向けている方へ

柔らかな胸の脂肪が流れていってしまうのです。その結果、バストの形が変わったり、寝返りのたびにバストが揺れてクーパー靱帯を痛めてしまったりする可能性があります。

また、寝返りを打つ時にバストが動いて邪魔になり、安眠の妨げになってしまってケースも少なくありません。そのため、就寝中は全方向に対応して胸が揺れ動かないように支えてくれ、締め付けが少ない就寝時専用のナイトブラがおすすめです。

寝ている姿勢に特化した構造になっているため、睡眠中のバストの形崩れを防いでくれます。また、中央に寄せて集めた状態をキープするホールド力が強いため、バストが動かないように固定してくれるので快適に眠ることができるようになります。

スポーツ時は、揺れを防ぐブラジャーを選ぶ

スポーツ時は、揺れを防ぐブラジャーを選ぶ
ランニングのような胸が上下に揺れるスポーツや、激しく体を動かすスポーツをする時は、クーパー靱帯を痛めないように伸縮性がありサポート力の高いブラジャーを使うようにしましょう。

しかし、補正力が高いブラジャーでバストを固定するだけでは意味がありません。いくら揺れを予防できたとしても、動きにくければ運動の妨げになってしまいますよね。

スポーツブラの特徴

運動の際にズレがちなストラップやアンダーバストをしっかりと固定してくれることです。また、運動時のバストの動きをしっかり研究して作られているため、上下左右に揺れてしまうことを防いでくれます。素材も速乾性が高いものが多いので、汗による蒸れなどの不快感も防げます。

なお、スポーツブラにはウォーキングやヨガのような運動の際に使う比較的軽めのタイプから、ランニングやテニスのような激しい動きに対応できるタイプまであります。自分の運動レベルに合わせたスポーツブラを選ぶことで、しっかりとバストの下垂を防ぐようにしてください。

まとめ

1.ブラジャーで、垂れた胸が戻るわけではない
2.ホルモンバランスの変化等で、バストは下垂
3.下垂を防ぐには、安定感やホールド力が大切
4.正しいサイズのブラジャーを使い、今より下垂させないようにしよう
5.就寝時もナイトブラで支えるのがおすすめ

垂れてしまった胸は、正しくブラジャーを使えば元の位置に戻せるというわけではありません。なぜなら、クーパー靱帯の伸びが原因になっている場合、一度伸びたり切れたりしたら元には戻らないからです。

そのため、下垂が気になりだしたら、これ以上悪化させないためにもケアをするように心がけてください。なお、ブラジャーを選ぶ際は、自分の体にあった正しいサイズや、シーンにあったものを選ぶことも重要です。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール