バストの美しさを決めるアンダーバストとは?
目次
アンダーバストとはバストの下の胴体部分のことで、バストの大きさはアンダーバストによって変わると言われています
アンダーバストとはバスト下の胴体で、ブラジャーのサイズはアンダーバストとトップバストの差で決まります。
アンダーバストは猫背などの生活習慣や、合っていないブラジャーが原因で太くなることがあります。
胸郭を動かすことで、アンダーバストを整えるにも効果的と言われています。
普段の姿勢やブラジャーを見直すとともに、胸郭を動かすエクササイズを習慣化しましょう。
バストサイズはアンダーバストによって変わります
バストの大きさは脂肪や乳腺の大きさによって左右されます。
しかしそれだけでバストの大きさが変わるわけではありません。
バストサイズの決め手になるのが実はアンダーバストです。
アンダーバストとはバストの下あたりの、胴体の周径を言います。
バストの真下から背中を廻って一周した輪をイメージするといいでしょう。
ブラジャーのカップ数はこのアンダーバストと、バストの最も高い位置のトップバストの差で決まります。
たとえばアンダーバストが70センチでトップバストが85センチの場合、その差が15センチなので、カップ数はCカップです。
しかしこれがアンダーバスト75センチになるとどうでしょうか。
トップバストがそのまま85センチだとすると、アンダーバストとトップバストの差は10センチです。
カップ数は2.5センチ刻みで変わるため、これはカップ数でいえば、Aカップに相当します。
アンダーバストだけの違いでブラジャーのカップ数が2つも変わってしまうのです。
逆に言えば、ブラジャーのカップ数を上げることもアンダーバストでできるということでもあります。
ブラジャーのカップ数をあげるにはバストトップを上げるか、もしくはアンダーバストを下げる方法があります。
普段の姿勢やブラジャーのつけ方でアンダーバストが変わることがあります
バストのメリハリが無くなったという人はアンダーバストが太くなっているかもしれません。
アンダーバストが太くなる原因には、骨格が挙げられます。
アンダーバストはバストの下にあるため、肋骨が開くことでアンダーバストが大きくなってしまうことがあります。
とくにデスクワークやスマホの使い過ぎで猫背の人は肋骨が開きやすいと言われています。
普段から猫背で姿勢が悪いという人も注意してください。
血流が滞るため美容にも悪影響なうえ、全体の骨格のゆがみにつながるケースもあるでしょう。
バストの脂肪が背中や脇に流れてしまうことも大きな原因です。
自分の体型にあっていないブラジャーを身につけると、本来バストとなるはずの脂肪が背中などに流れてしまうと考えられています。
こうしてバストから逃げた脂肪がアンダーバストになってしまうことでブラジャーのカップ数が小さくなるのです。
女性の身体は加齢とともに筋力が下がり、ホルモンバランスが変わります。
バストの脂肪が柔らかくなったという人は注意しましょう。
ブラジャーを買うときは必ずフィッティングして、身につけるときもバストの脂肪をカップに入れるようにします。
正しいサイズがわからないという人は、まずプロに計測してもらいましょう。
アンダーバストを細くするエクササイズは美容にもうれしい効果があると言われています
アンダーバストを細くすることで、ボディラインにメリハリがつき見た目にもバランスが良くなります。
以下のエクササイズを行ってみましょう。
- 仰向けになって肩甲骨の下にクッションを置く
- 肋骨に手を当てて鼻から息を吸って深呼吸をし、肺に空気をたっぷり入れてから、ゆっくり肺を萎ませる
- 胸郭が動いているのを確かめながら深呼吸を繰り返す
はじめのうちは、呼吸しにくく苦しいように感じるかもしれません。
しかし続けることで胸郭が緩み動きやすくなります。
このエクササイズを続けることでアンダーバストが細くなると言われており、さらにこのエクササイズで姿勢を正すことで、身体の代謝が活発になると考えられます。
身体のめぐりが良くなるため、疲労回復や身体のコンディションを整えるにも効果的でしょう。
美容と健康に嬉しい効果が期待できるエクササイズです。
リラックスする効果もあるので、寝る前などの習慣にしてもいいでしょう。
一日中美しい姿勢でいるのは難しいかもしれません。
短時間でできるエクササイズで、悪い姿勢を正し身体を整えるようにしましょう。
まとめ
アンダーバストはバスト下の胴体を言います。
アンダーバストが太くなることで、トップバストとの差が小さくなりブラジャーのカップも下がります。
加齢や生活習慣が原因でアンダーバストが太くなることもあるので注意しましょう。
バストのサイズというと、バストトップで測る胸囲がイメージされがちです。
しかし実際にはブラジャーのサイズを決めるのはアンダーバストにとバストトップの差です。
アンダーバストが変わることでブラジャーのサイズが変わることもあります。
猫背が原因で、肋骨が開きアンダーバストが太くなることがあります。
またブラジャーが正しくフィッティングされていないことでバストの脂肪が逃げてしまうこともアンダーバストが太くなる原因です。
どちらも普段の生活から改善していきましょう。
アンダーバストを細くするには胸郭の可動域を広げることが大切です。
仰向けになり肩甲骨の下にクッションを敷いて深呼吸を繰り返しましょう。
筋肉を緩めて胸郭を動きやすくするうえ、身体のめぐりにもよいと言われています。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |