バストのデコルテはどのようなケアをすればよい?
バストのデコルテケアは育乳マッサージなどが効果的だとされています
デコルテの脂肪がげっそり落ちて、骨ばってくるのはバストの下垂や形崩れによるものだと考えられます。デコルテに膨らみをもたらすには、リンパの流れを促し、背中や脇に流れた脂肪をデコルテ方向へ戻す、育乳マッサージが有効だとされています。
またデコルテを美しく見せるにはバストアップが期待できる、ジャストサイズで機能性の高いブラを着用するのもポイントです。デコルテのシミ対策として紫外線や保湿ケアなども取り入れることで、美しいデコルテラインが目指せます。
キレイなバストのデコルテを目指すには育乳マッサージなどのケアがおすすめです
デコルテとは首から胸元、バスト上部にかけての部位のことです。デコルテがげっそりして脂肪が削がれて、骨が浮き出ていると何だか貧相に見えてしまうでしょう。
実はデコルテの脂肪が下へと下がっていく所から、バストの下垂やボリュームダウンが始まるとされています。
削がれてしまったデコルテに膨らみを取り戻すためには、まず下垂気味のバストを押し上げ、背中や脇に流れた脂肪をデコルテへと戻すケアが必要となります。
そのためには、オールハンドの育乳マッサージが効果的なのです。プロのハンドテクニックにより、背中から肩、二の腕にかけてのリンパの詰まりを解消し、血流を促します。
そうすることで、老廃物が排出され、バストへ栄養が運ばれやすくなります。それと同時にバストから外に流れてしまった脂肪をバストやデコルテへと集めて、ボリュームを取り戻してバストやデコルテの形を整えるケアも行います。
セルフマッサージでは、なかなか難しい背中や脇のケアもしっかり行えるので、効率よくバストアップが目指せるのです。
デコルテを美しく見せるブラを選びましょう
デコルテは、ふっくら感があって自然にバストの丸みに通じていると美しく見えます。デコルテをキレイに見せるには、やはりバストラインも重要になってきます。
バストの丸みやボリュームを取り戻すには、ブラ選びもポイントとなります。女性の多くは、実はサイズやバストの形に合っていないブラに気づかないまま着用しているとも言われています。
デコルテケアにもつながるため、自分のバストサイズをきちんと測り直し、ジャストサイズを把握してブラを選びましょう。ブラはカップの形の違いなどによって機能性も異なります。
たとえばフルカップはバスト全体を覆いカバーするので、ボリュームがあるけれど下垂気味がバストに適しているでしょう。
カップが通常の半分の大きさの2分の1カップは、バストを下から持ちあげ、デコルテに膨らみをもたらすのでバストが小さい場合によいと言えます。
自分のバスト形状にあったブラで、かつホールド力やカバー力など機能性が高いものを選ぶようにしましょう。
シミ予防対策も美しいデコルテラインを保つには必要です
デコルテはとくに襟物が開いた露出度の高い服を着る機会が多い夏は、紫外線を浴びてシミになりやすいと傾向にあります。シミが目立つデコルテは、バストラインがキレイでも見た目で気になってしまうものです。
デコルテの肌を美しく保つためには、紫外線ケアをしっかり行う必要があります。肌は紫外線を浴びると、メラニンが生成され、ターンオーバーが遅れると色素沈着を起こし、シミになりやすいので要注意です。
冬でも紫外線放射量年増加しているので、夏はもちろん冬場も、UVカットの日焼け止めをしっかりデコルテラインまでしっかり塗ることが大事です。デコルテラインは汗腺が多く、汗をかきやすいのでこまめに汗を拭いて日焼け止めも塗り直しましょう。
汗をかく部位はニキビもできやすく、悪化すると跡が残ってシミになる可能性もあるので清潔に保つことも大切です。
露出している部分は、外気に触れると水分が蒸発し、乾燥しやすいので秋から春かけては、お風呂上りや外出前は保湿クリームできちんとケアするのも忘れないように意識しましょう。
まとめ
デコルテの脂肪が削がれるのは、バストの下垂などが原因だとされています。
デコルテをふっくらさせるには、バストアップ効果が期待できる育乳マッサージや、機能性の高いブラの着用などがおすすめです。
デコルテが痩せたり、骨が浮き出るのはバストの下垂の始まりだとされています。
ふっくらとしたデコルテラインを取り戻すには、リンパの流れや乳腺の発達を促すオールハンドの育乳マッサージがよいとされています。
ふっくらとしたキレイなデコルテラインを目指すには、ブラ選びも重要になります。まずは自身のバストをきちんと測り、ジャストサイズを把握しましょう。
その上で、しっかりバストを引き上げ、キープしてくれるようなブラを正しく着用しましょう。
デコルテが見えるデザインの服を着ると、紫外線を浴びてシミの元となるメラニンが生成されやすくなります。また外気に触れると肌が乾燥しやすくなります。
冬でもデコルテのUVケアや保湿ケアをきちんと行い、美肌を保ちましょう。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |