うつ伏せで眠ると胸を大きくする効果がある?
バストアップのQ&A

うつ伏せで眠ると胸を大きくする効果がある?

うつ伏せで眠ることに胸を大きくする効果はないと言われています

うつ伏せで眠ることに胸を大きくする効果はないと言われています
うつ伏せで眠ると胸が圧迫されることから、胸を大きくする効果はないと考えられています。

眠る時の姿勢と胸が大きくなることの関連性については、たくさんの説が存在しています。うつ伏せで眠ると胸のツボが刺激されることから、胸が大きくなるという説もありますが、この説に医学的な根拠はありません。

ただし、健康促進の観点から考えると、うつ伏せで眠ることにはリラックス効果など、多くのメリットがあるとも言われています。胸を大きくすることだけに絞って考えると効果はないとされていますが、健康面においてはうつ伏せで眠ることを推奨する意見もあります。

うつ伏せで眠ると胸が大きくならないとされる理由があります

うつ伏せで眠ると胸が大きくならないとされる理由があります
うつぶせ寝による圧迫で胸が大きくならないとされる理由は、いくつかあります。うつ伏せで眠ることが胸に与える影響には次のようなものが考えられるでしょう。

形が崩れる

数時間胸を圧迫されることで、胸の形が崩れてしまう可能性があります。ハリのある綺麗な形の胸をキープするためには、バストが圧迫される状況は好ましくありません。

血液とリンパの流れが悪くなる

圧迫され続けることで胸の血液とリンパの流れが悪くなります。栄養素は血液によって全身に運ばれるため、血行が悪くなると胸にも必要な栄養素が届きません。

血行が悪い状態が続くと胸が栄養不足になり、小さくなってしまうと考えられています。リンパの流れが悪くなると老廃物が溜まりやすくなり、さらなる栄養不足を招きます。

首や肩が疲労する

うつ伏せで眠ると顔を左右のどちらかに傾けなければなりません。このような姿勢は首や肩に負担をかけ、痛めてしまう原因にもなります。

首には胸に栄養素を送る役割があり、胸は肩によって支えられています。首と肩に疲労を与えることはバストに負担をかけ、バストアップの妨げとなってしまうのです。

睡眠と胸を大きくすることには深い関係があります

睡眠と胸を大きくすることには深い関係があります
胸が大きくなるのは「成長ホルモン」と「女性ホルモン」の分泌と大きな関わりがあります。

成長ホルモンと女性ホルモンは睡眠中に分泌されるため、質のよい睡眠を得ることが胸が大きくなることに繋がります。ホルモンの働きによって「乳腺」の発達が促され、胸を大きくする効果が期待できるでしょう。

睡眠には浅い眠りである「レム睡眠」と深い眠りである「ノンレム睡眠」があります。

ノンレム睡眠には、深い眠りとさらに深い眠りがあり、もっとも深い眠りに入った時にホルモンの分泌が活性化します。胸を大きくするのに効果的なよい睡眠とは、ただ長い時間眠ることではなく、どれだけ深く眠れたかが重要です。

そしてレム睡眠とノンレム睡眠をバランス良く繰り返すことも、質のよい睡眠の条件になります。夜更かしや就寝前のスマートフォンの操作は睡眠の質を下げる原因となるので、控えるようにしましょう。

胸を大きくするためのマッサージに取り組みましょう

胸を大きくするためのマッサージに取り組みましょう
睡眠中はうつ伏せのように胸を圧迫することのない「仰向け」の姿勢で眠ることがよいと言われます。

仰向けの姿勢が胸に良い理由とは?
仰向けで眠れば、胸に負担がかかるだけでなく、血液やリンパの流れもスムーズになります。ただ、仰向けで眠る時に多い悩みが胸の脂肪が脇に流れてしまい、胸にボリュームがなくなってしまうことです。仰向けは、胸に負担をかけない姿勢ではありますが、胸が離れて外側に向いてしまうことがあります。

このような胸の形の崩れを防ぐためには、就寝時に「ナイトブラ」を着用するとよいでしょう。ナイトブラを着けることで眠っている間も、形のよい胸をキープしてくれます。

また、ハンドケアで胸を「マッサージ」することもおすすめです。血液やリンパの流れを良くすることを意識し、二の腕から胸にかけてマッサージをすると効果的です。

脇の下のリンパマッサージも、胸を大きくするのによいとされています。やり方はとても簡単で、押してみて気持ちがよいと感じた部分を指で押すだけです。

自宅はもちろん、バストマッサージを専門としたエステサロンなどもあるので、胸を大きくするために利用してみるのもよいでしょう。

まとめ

1.うつ伏せで眠ることに胸を大きくする効果はないと言われています

うつぶせ寝は胸のツボに刺激を与えるので胸を大きくするという説もありますが、胸が圧迫されることから大きくする効果はないと考えられています。

健康面においてはリラックス効果が得られるなど、うつ伏せで眠ることを推奨する意見もあるそうです。

2.うつ伏せで眠ると胸が大きくならないとされる理由があります

うつ伏せで眠ると胸が大きく育たないとされる理由はいくつかあります。

圧迫されることで形が崩れ、血液とリンパの流れも悪くなるので胸に必要な栄養素が届きにくくなります。
胸を支える首や肩にも負担がかかり、バストアップの妨げとなるでしょう。

3.睡眠と胸を大きくすることには深い関係があります

成長ホルモンと女性ホルモンが分泌されることで、胸が大きく育ちやすくなります。

成長ホルモンと女性ホルモンは深い眠りであるノンレム睡眠の時に多く分泌されるため、質のよい睡眠を得ることが胸が大きくなる効果を高めることになります。

4.胸を大きくするためのマッサージに取り組みましょう

仰向けで眠ると胸に負担をかけませんが、胸の脂肪が脇に流れてしまうという悩みも発生するかもしれません。

胸の形をキープするためにもナイトブラの着用や、ハンドマッサージなどでバストのケアをしましょう。
リンパの流れを意識してマッサージをすると効果的です。

 

この記事の執筆者

佐藤 由加里
佐藤 由加里
バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール