バストアップには寝るときもブラをしていた方がよい?
寝るときのブラはバストアップのために必須です
締めつけられたくないなどの理由で、休むときはブラジャーを外したいという方もいるかもしれませんが、ブラジャーはいつでもなるべく着けたままでいるようにしましょう。
ブラジャーにはバストが泳いでしまわないように固定して、バストを支えるクーパー靱帯が伸びてしまわないようにする役割があります。
クーパー靱帯は一度伸びたり切れたりしてしまうと、元には戻らないと言われています。
もし伸びたり切れたりしてしまうとバストが支えられずに下垂してしまうとされているため、正しくブラを使ってバストをいたわる必要があるでしょう。
ノーブラでいる時間は極力少なくしましょう
バストは9:1の割合の脂肪と乳腺で構成され、それがクーパー靱帯に支えられることで形を保っています。
しかし年齢とともに女性ホルモンが減少する関係で、バストは重さを増すため、クーパー靱帯はバストを支え切れずに伸びてしまったり切れてしまったりします。
一度伸びたり切れたりしてしまったクーパー靱帯は、元には戻らないため、その結果バストの下垂の原因となってしまいます。
バストの下垂を防ぐには、クーパー靱帯を守るためにブラジャーを着用することが重要になってきます。
睡眠時にも、ブラジャーは着けたままでいるようにしましょう。
締めつけられたくないなどの理由から、睡眠時はブラジャーを外したいと思われるかもしれませんが、ノーブラでいると服の下でバストが泳いでしまうため、クーパー靱帯が伸びる原因になります。
バストは重力に従って動いてしまうので、なるべくノーブラでいる時間を少なくするようにしましょう。
カップだけがついているキャミソールや、ブラトップには、バストを固定する効果はないため、クーパー靱帯の伸びを予防する役割は期待できません。
適切なブラジャーを着用しましょう
日頃着用するブラジャーも、適切なものを選んで着用するようにしましょう。
合わないものをムリに着用し続けると、バストサイズのダウンにも繋がります。
小さすぎるブラジャーは血行を悪くするため、バストへの栄養の循環を滞らせます。
大きすぎるブラジャーはバストが支えられずに泳いでしまうため、バストを支える役割を果たせず、クーパー靱帯の伸びに繋がります。
バストのサイズは定期的に測定し、自身のサイズに合ったブラジャーを着用するにようにしましょう。
運動時にバストが動いてしまうと、クーパー靱帯に負荷が掛かり、伸びたり切れたりしてしまう可能性があります。
さらにバストの脂肪は燃焼されやすいため、動いてしまうことで脂肪が消費されてサイズがダウンしてしまうことがあります。
運動時には、バストが動かないように抑えられる、スポーツブラを着用するようにしましょう。
就寝時もブラジャーは外さず、着用したまま休むようにしましょう。
就寝時用のブラジャーは締めつけ感が少なく、寝返ってもバストが流れないように設計されています。
活動時と就寝時とでは、バストへの負荷の掛かり方が異なるといわれているため、ブラジャーも使い分けた方がバストアップには効果的です。
寝るときの体勢も大切です
バストに負担が掛からないように、就寝時の体勢もまた大切です。
たとえばうつ伏せの体勢は、自身の体重でバストを押し潰すことになるので、形を悪くする原因になります。
また呼吸をしやすくするために顔が横に向くため、首がねじれて頚椎に負担が掛かります。
頚椎に負担が掛かるとホルモンバランスの乱れにも繋がってしまうため、極力避けるべきです。
横向きの体勢もまた、バストが流れてしまうことで弛みの原因になることに加えて、左右のバストのバランスが悪くなってしまう可能性があります。
横向きの体勢は肩が内側に入りやすくなるため、血行を悪くし、冷えなどの原因にもなるのでよくありません。
よってバストを保護するのに最適な体勢は、仰向けといえます。
高さの合った硬めの枕を使用することで、頭の位置を固定することができます。
バストの脂肪は、圧迫によって形が変わりやすく、クセがつきやすいという特徴があります。
バストの形を保つために、就寝時の体勢にも気をつけましょう。
まとめ
ブラジャーはいつでも着けたままでいるようにしましょう。
ブラジャーにはクーパー靱帯が伸びてしまわないように固定する役割があり、クーパー靱帯は伸びてしまうとバストが下垂してしまいます。
バストはクーパー靱帯に支えられることで形を保っていますが、重みなどで伸びたり切れてしまったりすると、下垂が起こります。
クーパー靱帯を守ってバストの下垂を防ぐためには、ブラジャーを着用することが大切になってきます。
ブラジャーはサイズや用途に合わせて適切なものを選びましょう。
バストのサイズは定期的に測定してサイズの合ったブラジャーを、また運動時にはスポーツブラ、就寝時には就寝時用のブラジャーを着用しましょう。
バストの脂肪は圧迫によって形が変わりやすいため、就寝時にはなるべくバストに負担が掛からないように仰向けの体勢で休むようにしましょう。
うつ伏せは体重でバストを押し潰してしまい、横向きは皮膚の弛みに繋がる可能性があります。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |