- 血液
- 骨
- 皮膚
- 爪 など
牛肉を食べると本当にバストアップするの?
目次
牛肉にはバストアップに必要な栄養素が含まれています
バストアップを望む女性たちの間で「これを食べるとよい」「このサプリメントが効く」などさまざまな情報が共有されているかと思います。「バストアップによい」といわれている食材のひとつは大豆ではないでしょうか?
しかし実は、牛肉もバストアップ効果を高めるという意味では、アミノ酸スコアも高く、大豆に負けていないということをご存知でしょうか?
バストが大きくなるためには、タンパク質だけを摂取すればよいというものではありません。摂取した栄養素が体に行き渡るためには、血流がよいということも必要な条件です。
しかし、近年の女性には貧血気味な方が多いです。貧血になりにくい体を作るためには、食事からしっかりと鉄分を摂取しておくことが大切です。
バストアップを望むなら、ぜひ脂質が少ない牛肉の赤身部分を積極的に食べることをおすすめします!
筋力アップして美しいバストアップを目指しましょう
憧れのバストアップは、ただ大きくなればよいというものではありません。もし、バストアップしてサイズが大きくなったとしても、垂れ下がっていては残念なので、美しくしっかりと上を向いた状態でバストアップしてくれることが理想的です。
女性の胸は、1割が乳腺、残り9割が脂肪でできているため、本来はとても柔らかく、形が崩れやすいものです。その柔らかい脂肪や乳腺を「クーパー靭帯」がしっかりと引き上げることで、上を向いた美しい形を保っています。
そのため美しくバストアップしていくためには、クーパー靭帯をサポートしている「大胸筋」や「小胸筋」の筋力を高めていくことが大切です。胸筋を鍛えるために、ストレッチや適度な運動はもちろん、筋肉を作るために必要な「タンパク質」や「アミノ酸」をしっかりと摂取しましょう。
なお、タンパク質は筋肉だけでなく以下のような部位の材料となる重要な栄養素です。
生命の維持に必要な部分から順番に使用されるため、バストアップを目指すなら意識して多めに摂取することをおすすめします。
筋肉を作るタンパク質はバランスよく摂取しましょう
人間の体が必要とする三大栄養素のひとつである、タンパク質には「動物性」と「植物性」が存在しています。
動物性タンパク質は、どうしても脂質が多く含まれてしまうため、ダイエットを意識する女性からは避けられがちな傾向にあります。しかし実は、動物性タンパク質のほうが植物性タンパク質よりも体の生成に必要な「必須アミノ酸」を多く含み、体への吸収率が高いため、良質なタンパク質だといわれています。
バストアップに効果的として有名なのは、女性ホルモンによく似た働きをすることで有名なイソフラボンを含む「大豆製品」ではないでしょうか?
植物性タンパク質は低カロリーで高タンパクなため、ダイエットにも最適だといわれています。そのため、バストアップを望む女性が意識して摂取すると良いといわれている食品です。
タンパク質は、20種類のアミノ酸によって構成されています。そのうちの9種類は、体内で生成ができないため、食事から摂取する必要があるのです。この9種類を必須アミノ酸と呼びます。
動物性タンパク質の多くには、9種類すべての必須アミノ酸が含まれているのに対し、植物性タンパク質の場合は一部が不足しているケースがほとんどです。そのため、植物性タンパク質ばかりを一生懸命摂取していても、実際には、体に必要な必須アミノ酸が不足してしまっている、といったことが起こることもありえます。
体のことを考えると、どちらかに偏るのではなく、植物性と動物性の両方を摂取するようにしたらよいでしょう。動物性と植物性のタンパク質、それぞれにメリットとデメリットがあります。脂質が少ないからといって植物性ばかりを摂取するのではなく、必須アミノ酸が多く含まれる動物性タンパク質もバランスよく摂取していくことが大切です。
血流がよいと必要な栄養素が行き渡るようになります
人間の体は、必要な栄養素が、血液を通じて運ばれていきます。そのため冷えや筋肉のこわばりなどが原因で血行が悪くなってしまうと、必要な場所へ必要な栄養素が届かないといったことが起こってしまいがちです。
バストアップのために必要な栄養を補おうと、食事の内容に気をつけていたとしても、血行不良が原因で必要な場所へ運ばれていかなかったとしたら意味がなくなってしまいますよね。ですから、必要な栄養素を摂取すると同時に血行を良くしていくことも大切になってきます。
また、体が冷えると自律神経の働きが鈍くなってしまいます。自律神経は体内のさまざまな機能をコントロールしているため、バランスが乱れるとホルモン分泌量が低下してしまう傾向があります。
女性ホルモンの分泌量が減ってしまうと乳腺の発達が妨げられ、バストアップの望みが叶わなくなってしまうので要注意です。女性はとくに、もともと体が冷えやすい傾向があります。冷えは血行不良の一番の原因になります。
なお、貧血の傾向がある人も血流量が不足している可能性が高いので気をつけてください。貧血の対策をするなど、冷え体質から改善していけるように工夫していくとさらにバストアップ効果が期待できます。
牛肉には貧血予防の効果もあります
牛肉は良質な動物性タンパク質なだけでなく、鉄分や亜鉛などのミネラルも多く含まれているのが最大のポイントです。中でも注目したいのが「鉄分」です。
現代人の多くは体内に鉄分が不足しており、とくに月経の頃の女性は鉄分不足が貧血の原因にもなるといわれています。
鉄分は大きく分けると「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2つに分類されます。
- 牛肉
- あさり
- うなぎ
- レバー など
- 大豆
- ほうれん草
- 小松菜 など
なお、血を作るためには「タンパク質・鉄分・ビタミンB16・ビタミンB12・葉酸」なども必要になります。
ヘム鉄が多い動物性タンパク質にはビタミンB16やビタミンB12が、非ヘム鉄が多い植物性タンパク質には葉酸が多く含まれている食べ物が多いので、やはりどちらもバランスよく摂取するように心がけてください。
バストアップを目指すなら貧血を予防して、必要な栄養が胸の成長につながるように血行を良くしておきたいものです。
女性ホルモンの分泌を促すなら亜鉛です
バストアップを目指すなら、乳腺の発達に大きな影響を及ぼす女性ホルモン分泌量のアップを目指す必要があるだろうことは何度かお伝えしていると思います。その女性ホルモンの分泌量アップに必要な栄養素が、「亜鉛」です。
ちなみに体内で亜鉛が不足してしまうと、肌荒れや抜け毛がひどくなってしまうことがあります。また、不足が続くと味覚障害を引き起こすなど体にとって重大なトラブルの原因にもなりかねません。
- 牡蠣
- レバー
- 牛肉
- チーズ
- 卵 など
意識的に摂取していくようにしましょう。
亜鉛はビタミンCを一緒に摂取することで吸収率が高くなることがわかっていますので、ビタミンCも忘れないように気をつけてくださいね。
まとめ
バストアップを望むのなら、タンパク質だけを摂取すればよいというものではありません。摂取した栄養が、しっかりとバストの成長につながるためには血流を良くしていくことも大切です。
牛肉には血液を作る鉄分と、女性ホルモンの分泌促進をする亜鉛が含まれているのでおすすめです。
女性のバストは、乳腺が1割、脂肪が9割で構成されているため、本来は非常に柔らかく形が崩れやすいものです。しっかりときれいな形をキープするために、大胸筋や小胸筋を鍛えていくとよいでしょう。
そのためには、タンパク質やアミノ酸の摂取が必須です。
タンパク質には動物性と植物性が存在していますが、それぞれにメリットとデメリットが存在しています。どちらか一方だけを偏って食べるのではなく、動物性と植物性をバランスよく食べることで筋肉をつけていきましょう。
人間の体は、血液を通じて必要な栄養素が運ばれる仕組みです。そのため血流が悪くなってしまうと、隅々まで行き渡らなくなることがあります。
バストアップをしていくためには、必要な栄養素を摂取するだけでなく、同時に血流をアップして胸までしっかりと栄養が届くようにしてあげましょう。
牛肉は良質なタンパク質はもちろんのこと、女性は不足しがちだといわれている鉄分が多く含まれています。牛肉に多く含まれている鉄分はヘム鉄と呼ばれており、体内への吸収率がよいため効率よく摂取できるのが特徴です。
バストアップを目指すなら、貧血予防にも気をつけていきましょう。
バストアップに重要な女性ホルモンの分泌量をアップさせるには、亜鉛が重要です。亜鉛には精神安定やタンパク質合成・ホルモン合成の活発化を促してくれる働きがあるので、意識的に摂取していきましょう。
牛肉にも多くの亜鉛が含まれています。
この記事の執筆者
佐藤 由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール |