胸を大きくするためにひとりでもできる方法とは？

胸を大きくするためにひとりでも取り組めるのはリンパマッサージです

胸を大きくするためにひとりでも取り組めることはたくさんありますが、中でも効果的なのはリンパマッサージです。
リンパマッサージは自宅でも簡単に行えることもあり、胸を大きくするためのケアとしておすすめです。

リンパは全身に張り巡らされていますが、胸を大きくすることを目的とするのであれば二の腕や脇の下のマッサージがよいとされています。
器具なども不要で自分の手を使ってできるので、美意識の高い女性を中心に人気が高いです。

リンパを流すことの意味について知りましょう

「リンパを流す」という表現を目にすることがありますが、リンパが流れるとはどういう仕組みなのでしょうか。
リンパとは身体中に網の目のように張り巡らされたリンパ管と、そのリンパ管を流れるリンパ液、リンパ管を中継ぎするリンパ節の総称になります。

血液が身体中に栄養素を運ぶ役わりをするのに対し、リンパは体内で不要になった老廃物や疲労物質を運び出す働きをします。
リンパ管を流れるのは不要な脂肪やたんぱく質、古くなった細胞を含んだリンパ液です。

リンパ節はこのリンパ液に含まれた有害なものを除外するフィルターの役目をはたしてくれるので、リンパを流すと身体の中が綺麗になります。
つまりリンパとは、身体中を巡る排水管のような存在なのです。

リンパの流れが悪くなる原因は、主に2つあります。
ひとつは皮膚の浅い部分に存在する毛細リンパ管には弁がないので、マッサージを怠ることでリンパの流れが悪くなります。
またリンパ節は足の付け根や脇の下など身体のあらゆるところにありますが、この部分がなんらかの原因によって圧迫されると、リンパの流れが悪くなりやすいです。

胸を大きくするためにリンパマッサージをしましょう

バストアップを目指すのであれば、リンパマッサージは非常に高い効果が期待できます。
マッサージを行う前に、まずはリンパ節の位置について知っておきましょう。

リンパ節は身体のあちこちに存在しており、その数は600～700個とも言われています。
主なリンパ節は次の8個になります。

このうち胸が大きく育つことに関わるリンパ節が腋窩リンパ節と鎖骨リンパです。
胸周りのリンパの流れが滞ると老廃物が蓄積されて代謝が悪くなったり、胸が必要とする栄養素が届きにくくなったりします。
いずれも胸が大きくなることを妨げる原因となるので、念入りにリンパマッサージをしてあげることで流れを良くしてあげましょう。

胸を大きくするためのリンパマッサージは、リンパを脇の下に流すイメージで行います。
まず胸の中心から下の膨らみに沿って手を当てて、脇の下へとリンパを流します。

胸の上部も同様に中心から胸に沿って、脇の下へとリンパを流しましょう。
左右交互にして、それぞれ5回ほど繰り返します。

最後にお腹から鎖骨に向かって、手のひらを上に動かして両手でリンパを流し、これを20回ほど行います。
リンパマッサージは血行が良くなっている入浴中か、入浴直後に行うとより効果的です。

リンパマッサージと一緒にストレッチをすると効果的です

リンパマッサージのほかに胸を大きくするのに効果的な方法としては、タオルを使ったストレッチがあります。
用意する物は長めのタオル1枚で大丈夫です。
こちらも自宅で簡単に取り組めるので、空いた時間を見つけて身体を動かしてみましょう。

まず肩幅に合わせて両手でタオルを持ち、そのまま腕を上げていきます。
その姿勢を維持したまま、タオルを肩の後ろに持っていき、タオルを下げて息をゆっくりと吐きながら30秒間ほど静止しましょう。

この動きを1日3セット繰り返すと大胸筋が鍛えられて、胸が垂れるのを防ぐだけでなく、肩コリや背中のコリも解消する効果があります。
肩や背中のコリも胸を大きくなりにくくしている原因のひとつなので、コリをほぐしてリンパの流れをスムーズにしましょう。

（まとめ）胸を大きくするためにひとりでもできる方法とは？

 

この記事の執筆者

佐藤　由加里 バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。マッサージ、医療脱毛・医療痩身・フェイシャル、総合痩身エステの施術などを習得したバストアップ専門家。プロフィール